ネット上では,最近ポケモンGOの話が溢れていますね。
それ何?状態だった私も、
あれこれと読んで何となく判って来たと思います。
つまりはこう云う事でしょうか。
私の家の前で誰かがこのゲームを始めると、
スマホのカメラを通して家の周囲の地図が出る訳です。
これが衛生を通しているのでかなり正確な現実の地形と同じなのです。
で、我が家の裏にある桃の木の下にモンスターが映り込んでいるのよね。
画面上ではね。
そのモンスターをつかまえるのがゲームなんですね。
どうやって捕まえるかと云えば画面上でボールを当てるのです。
そのボールを当てるためには有る程度の距離まで近づかなければなりません。
だから発見したらもうその近くに行きたい訳です。
それで夢中になって私に黙って裏の桃の木まで突き進んじゃうのです。
これが不法侵入として話題になっている事でしょうか?
たぶん。。
現実の動物は自分がむやみに近づくとたいていの場合逃げて行ってしまうのです。
がゲームの中のっモンスターはこちらが近づいて行っても逃げないのですか?
その辺りの細かい点は解明していません。
それにモンスターがいっぱい出そうな場所とかに
ゲーマーが集まって来るのだそうです。
普段は人の居ない公園に
スマホの画面を見つめる人たちがイッパイ立ちすくんでいる光景は
まるでSF小説の世界です。
星新一とかが三十年も前に書いて見せた世界の一つの様に感じます。
麻生元首相は
『精神科医にも出来なかった,引きこもりを外に出すという事をゲームがやってくれたんだから凄いね」
みたいなコメントを出したと云うニュースを読みましたが、
精神科医は現実の世界で行きて行く力を育てる治療を目指しているのに比べ、
このゲームは
ゲームの世界に生きている人を動かすゲームなのです。
外には出ているけれど
意識はゲームの中です。
ですから車がそばを走っている事さえ忘れて事故にあってしまう事も有るのでしょう。
公園の景色がすっかり変わってしまうのはイヤですね。
今までは自然と現実に住む人間だけでした。
ところが、今や、
公園に行くとまるで存在しないかの様に立ちすくみ、
時には妙な格好で身体を動かしたり,わけの判らない事をつぶやいたり、
身も心もあっちの世界に行っちゃってる人の姿があちこちに有るのです。
想像すると気味が悪い。
もうすでにそんな感じの写真を見ましたが、
奇妙です。
歩道の生け垣の前に一メートルくらいずつ間隔を置いて
何人もの人がスマホを身ながらただ立っていました。
もしも今より昔に、
将来こんなゲームが出来て街の中がこんな風になるよって
現在のままを書いた小説を読んだとしたら、
凄く後味悪い思いをして、絶対にこんな世の中になって欲しくないって思った事でしょう。
私はイヤだな
こういうゲームにみんなが夢中になっている世の中は。。。。。。
ゲームの開発者は
このゲームに参加したくない人の意向を無視して
勝手に始めてしまったので否が応でも私たちはゲームの影響を受けなければならないのです。
大げさに云えば人権侵害ものです。
願わくば、
人々が早くこのゲームのバカバカしさや危険性に気がついて
ゲームのモンスターを見つけるよりも
現実世界で美しい蝶と出会える事の方がずっと愉しいと現実回帰するようになって欲しいですね。
テレビは見ないので判りませんが、
ネットの世界では
ポケモンGOのニュースばかりで、
その間に沖縄の基地問題で何が起きているのかとか、
あまりおおっぴらに報道してません。
福島の原発問題にしても然り、
ポケモンの人気がそれ程みんなの興味の有る事なのでしょうか?
有りませんよ、そんなの。
どうでも好いですよ。
ただ、あまり話題になるから一体何事かと思って、
数回クリックすると、
私はすっかりポケモンファンのようにpCに思われてしまうのが癪に障ります。
政府が警鐘を鳴らさなければならない様なものが
商品として認定される過程もおかしなものだと思います。
何処かの誰かさんが莫大な富を産むために、
何の興味も無い人の日常風景を勝手に変えてしまったのです。
金持ちは金を産むために何でもしていいって、
資本主義の究極じゃないですか。
ここまで来ると
資本主義の終焉を告げるファンファーレが鳴りだしたのかと
思わざるをえませんわ。😂
と、
散々ポケモンに反対するような事を書き連ねて来ましたが、
書いているうちに、
ふと、
そう云えば、確か家にもピカチュウが居たな、
ハタとそう思い出しました。
確か以前近所に住んで居た人の子供が持って来たものです。
何となく可愛いのでピアノの上にしばらく乗せて置きました。
ところがそれからの記憶が有りません。
思い出したら急に気になって
家の中をざっと見回してみました。
PCを離れて歩いてみて来たのです。
でも何処にも見当たりません。
何処かの箱の中に紛れ込んでいるのかもしれません。
ほんの一時ですが、
気がついたら私は家の中をポケモンを探してウロウロしているのです。
あらやだ、
現実世界でポケモンゴーじゃないですか。
面白ー。
もしかしたら捨ててしまったのかもしれませんが、
家の中に有るかもしれないピカチュウを探してみたくなりました。
もうすでに長い事触らずに居たバスケット、
鉛筆やペンナイフや、私の耳かきやカッターナイフと
何でも長いものは突っ込んで有ったものです。
もしかしたらここにポケモンがと思ったら、
いきなりそのごちゃごちゃを全部お菓子の箱にぶちまけていたのです。
あら、あら、すっかりゲームにハマっちゃってるわ、トホホ。
でもそのおかげで籠の中のものを把握と同時に
整理しながら片付ける事になりました。
そうこうしている内に、
こうなりゃポケモンが隠れていそうな場所を全部きれいにしながら探して行くのも好いんじゃない?
と、私にしては壮大な考えが小さな脳に浮かんだのです。
どうです、素晴らしいでしょ。
このアイデアに一人でワクワクしている私です。
絶対この家の何処かにいるはずなんですよ、黄色のピカチュウが。
捨てた記憶はないのですが、
記憶に無い事が多々有るのでそうだった可能性も有り有りです。
しかしどうも居るような気がしてならないのです。
ポケモンでGO、
案外好い影響与えてますね。
結局は表裏一体、清濁併せ呑むって事かしらん?
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