初ちゃんの「ボチボチ生きようぜ!」

毎日の生活で出会った事をボツボツ綴っていきます。

不思議な人

2007-02-12 | 未分類

今朝はいつもどうり起きていつもどうり朝ドラを見てテレビを見つつパソコン。

洗濯物を干して又座り込んでパソコン。

9時半になると夫が「もう~出かけるよ」と、痺れを切らして言う。

毎週土日はこの繰り返し。私は「どこへ行くの?」と、一応聞いて見る。
答えは「わからん」いつもの事である。

「へぇ~い」と、お化粧をして支度をする。本人は着替えは早いので私はカメラと携帯をチェックして玄関で待つ。

それにしても、今日はどこへ行こうと言うのだろう。ニヤニヤして待っていると、買い物袋やコーヒーの残りをポットに入れて出てきた。「今日はどちら方面?」
「言わん」

車に乗って右か左か推測するが右かと思えば左に出た。

動物園を超え、近道を通る。田舎へ帰るのかな?と、思ったら高速道に乗った。

う~ん、こりゃ湯田温泉かな?いやいや左へ曲がった。

じゃ、芸北のスキー場?あったかいしねえ。

・・・しばらく走ると安芸高田市が見えた。ここで下車。

ここは、ニュージーランド村があるけど寒いのに歩くのかなあ。と思うと通り過ぎた。

あ~今度は温泉だ。

そういえば、肩凝ったって言ってたもんねえ。

あれ?左折しない。ははあ、湧永庭園に行って例の喫茶でコーヒー飲むか?

ここも左折しない。川沿いの道をひたすら走る。

私もぼちぼち痺れを切らして「もう何も無いけどどこへ行くつもり?」

「うん、このあたりにわらぶき屋根があったような気がしてね。探してくれる?」

「わらぶき屋根があったらどうするの?」
「うん、写真撮ろうかな,と思ってね」
「はぁ~?」

言葉が無くて黙っていたら54号線に出た。

今度は三次に向かって走り始めた。

「お腹空いたけど、どこで食べるの?」

「・・・」

「じゃ、布野の道の駅に行こうか」と言う事でやっと私のペースになった。

布野の道の駅は満員、待っていたら「おい、ここはバイキングじゃ。俺は嫌だ」と、逃げてしまった。

「だめ」と、お金を払って座ったら観念して食べた。

地元の食材を使って野菜たっぷり。

ご飯はお寿司、炊き込み、白米、から揚げや天ぷらは揚げたてで美味しい。

中にはから揚げを皿いっぱいに取って食べてるおじいさんもいてびっくりしたが身体には優しい。

田舎なのでデザートはないが野菜が美味しい。

以外に「おいしかったね」と満足顔。

このあと、島根へ行きぐるっと回って実家へより、風を入れて夕方早く帰った。

今日も無事に帰れてよかった。

結婚以来、この「出かける」という癖は直らない。

毎週同じ事の繰り返しだがいまだに慣れない。

不思議な人である。

「来週はドリームガールを見に行くよ」来週は予告があって良かった。