今朝も朝から暑かった。
今日は田舎に帰る予定だったので娘にメールをした。
「田舎に帰るけどおコメ送ろうか?」
「送料が高いのでいい。9月~10月運動会に来るでしょ」
「了解、じゃその頃に」
我が家の田んぼは親戚の人が作ってくれて私たちは年間のお米を貰う。
田舎で作ったおコメは美味しい。それに、いつも家の管理や草刈などお世話になるので娘達の分も年に3俵買わせてもらっている。
大抵はお正月、春休み、夏休みに行ったり来たりした時に持って行ったり持って帰ったりする。
食べ盛りの子供達がいると助かると言うけどそう言えば私達も田舎でお米を貰っては助けて貰った。
この先いつまで作ってもらえるのか不安だがおコメがタダで食べられるのは本当に助かる。
田んぼを残してくれた親に感謝しなくては。
娘に比べ息子達は子供もいないしおコメもあまり食べないみたいだ。
嫁に色々聞いたら一度虫がついて大変だったとか。
二人とも食が細くて大丈夫かな~と思うが意外と元気そうなのでまずは安心している。
帰って家中の戸を開け放つとすずしい風が流れひと時椅子に腰掛けて休んだ。
今年は殆んど掃除しなかったので埃まみれだが夫は「水が冷たいよ~」と言いつつ雑巾がけをしてくれた。
カーテンも古くなって網戸もグラグラするので住むとなったらかなりの修復が必要かもしれない。
でも、この水の冷たさ、爽やかな風は捨てがたい。
義母が亡くなって9年。人の住まない家は急速に傷み始める。
さて、来年はどうしようと言いつつ岐路に着いた。