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全米週末興行ベスト10  2017/9/1-9/3

2017-09-05 13:06:09 | 映画関連
毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。

今週は、「ヒットマンズ・ボディガード」が3週連続1位。
めぼしい新作なく、軒並み興収を増やす映画や順位を上げる(戻す)映画も続出。

新作かは微妙だが「未知との遭遇 40周年記念特別版」が13位に入るのがやっと。
「チューリップ・フィーバー」は765館で110万ドルの24位にとどまる。

***

1. The Hitman's Bodyguard
2. Annabelle: Creation
3. Wind River
4. Leap!
5. Logan Lucky

6. Dunkirk
7. Spider-Man: Homecoming
8. Despicable Me 3
9. The Emoji Movie
10. Girls Trip

***
15. Birth of the Dragon

***

私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。

1.The Hitman's Bodyguard (★★)

3週連続1位。
わずかに増えて1050万ドル。累計5520万ドル。

ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、サルマ・ハエック
トップクラスのボディガード(ライアン・レイノルズ)が証人の護送を頼まれたが、
その証人はなんと宿敵の極悪人(サミュエル・L・ジャクソン)
果たして裁判に間に合うか。

「ヒットマンズ・ボディガード」2017/8/25(Netflix)オンライン



2.Annabelle: Creation (×)

2位キープ。
わずかに減って750万ドル。累計は8910万ドル。

この種の映画は見ないので、よく知らないが大元は「死霊館」で
その前日譚でスピンオフの「アナベル、死霊館の人形」が作られた。
本作はさらにその前日譚に当たり、邦題は「アナベル 死霊人形の誕生」
「死霊館」の後日談は「死霊館 エンフィールド事件」として作られている。
まだ作られるんでしょうか。

「アナベル 死霊人形の誕生」2017/10/13(WB)



3. Wind River (★★)

さらに公開館拡大し(2095館->2602館)4位から3位にアップ。
興収は1/3増えて620万ドル。累計1860万ドル。

ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン。
いわゆるインディアン居住地で発生した殺人事件。
第1発見者(ジェレミー・レナー)と新米FBI捜査官(エリザベス・オルセン)

日本公開未定。



4.Leap! (★)

3位から4位にダウン。
わずかに増えて480万ドル。累計1130万ドル。

フランス/カナダ合作映画。
多くの国ではタイトルが「Ballerina」(バレリーナ)となっている。
バレリーナを夢見る孤児のフェリシ―が、パリオペラ座を目指す。

「フェリシーと夢のトウシューズ」2017/8/12(キノフィルムズ)



5.Logan Lucky (★★)

5位キープ。
5%ほど増えて440万ドル、累計は2140万ドル。

チャニング・テイタムとアダム・ドライバーがダニエル・クレイグを仲間に引き込んで、
NASCARの裏で現金強奪を試みるクライム・コメディ。

「ローガン・ラッキー」2017/11(SONY)



6.Dunkirk (★★★)

6位キープ。
1割増えて430万ドル。累計は1億7890万ドル。

クリストファー・ノーラン監督。
キリアン・マーフィー、トム・ハーディ、マーク・ライランス、ケネス・ブラナー。
1940年5月下旬から6月にかけて、攻勢をかけるドイツ軍に対し、
英仏連合軍35万人がダンケルクから撤退した「ダンケルクの戦い」あるいは
「ダンケルク大撤退」または「ダイナモ作戦」の映画化。

「ダンケルク」2017/9/9(WB)



7.Spider-Man: Homecoming (鑑賞済)

7位キープ。
3割増えて360万ドル。累計3億2400万ドル。

トム・ホランド、ロバート・ダウニーJr、マリサ・トメイ、マイケル・キートン。
トム・ホランド版スパイダーマンの第1弾。(登場自体は2作目)
この後「インフィニティ・ウォー」(2018)、「スパイダーマン続編」(2019)
での登場が予定されている。
敵役はバルチャー(マイケル・キートン)

「スパイダーマン ホームカミング」2017/8/11(Sony)



8.Despicable Me 3 (鑑賞済)

13位からベスト10に復帰。
4割増えて240万ドル。累計2億5790万ドル。

怪盗グルーに双子の弟、ドルーがいた。
敵は悪ガキのキャラで子役時代に活躍したイーブル・ブラット。
ミニオンは大脱走はするが、サブエピの一つに過ぎない。東宝東和の作戦大成功。

「怪盗グルーのミニオン大脱走」2017/7/21(東宝東和)



9.The Emoji Movie (×)

10位から9位にアップ。
わずかに減って240万ドル。累計8030万ドル。

スマホの絵文字をキャラ化したアニメ。

日本公開未定。



10.Girls Trip (×)

11位からベスト10復帰。
わずかに減って230万ドル。累計1億1150万ドル。

これだけ稼ぐと「続編を・・」なんて話が出るんじゃないかと気になります。
見ませんけど。
クィーン・ラティファ、ジェイダ・ピンケット・スミス、レッジーナ・ホール。
ジェイダ・ピッンケット・スミスはウィル・スミスの奥さん。
学生時代からの親友4人が音楽祭に旅行する珍道中を描くエロチック・コメディ。
「ハング・オーバー」女性版といった感じ?

日本公開未定。

*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***

15.Birth of the Dragon(★)

8位から15位にダウン。
1/3減って170万ドル。累計530万ドル。

この場合の「ドラゴン」は「燃えよドラゴン」(Enter The Dragon)のドラゴン。
ブルース・リーの物語。

日本公開未定。

*****

このほかにも、「ワンダーウーマン」「カーズ3」「チェイサー」「ベイビー・ドライバー」
「ビッグ・シック」「猿の惑星:聖戦記」など、興収を増やす映画多数。

「カーズ3」に至っては、公開が214館まで減っていたのに、2445館まで増やし、
興収も10倍以上となっている。

1000館を超える新作がないことも旧作が盛り返す原因。 

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