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英斤(えいきん)

2013-02-27 11:12:43 | 趣味
英斤とは、重さの単位である。

英斤の「英」は、英国を示す。

「斤」はもともと尺貫法による重さの単位で、
160匁、すなわち600gを意味する。

これに対し、元々ヤードポンド法を取っていた欧米では
1ポンド(約454g)を単位としたものが多く、
パン(食パン)なども1ポンドを1単位していた。

そこで、この454gに近い120匁、つまり450gを
英斤(イギリスの斤)と呼んだそうだ。

英斤は言いにくかったのか、いつしか、斤と呼ぶようになり、
未だに食パン一斤などと呼ぶこともある。

さて、尺貫法からメートル法への切り替えで、
「斤」という単位そのものが使われなくなって久しい。

重さはg、kgで表すところを一部例外が認められている。
食パンもその一つで「斤」と呼んでいいことになっている。

じゃ、食パンの1斤は450gかというとそうではなく、
340g以上、ということになっている。

1ポンドでは大きすぎたのか、食パンも時代とともに徐々に小さくなり
現在では業界が1斤を340g以上とするように決めているそうだ。


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