巨人戦より高校野球、視聴率連日10%超え (日刊スポーツ) - goo ニュース
TVの評価指標で視聴率より定量的で明確なものはないことは認める。
これはこれで非常に問題で、番組の質の低下を招いているとは思うが、
今のところ視聴率に代わるものがないことも事実のようだ。
ところで、高校野球にけちを付ける気は毛頭無いし、
プロ野球と違って全国大会は甲子園と決まっているから、
近くに来たときに見ようということも出来ない。
地元の学校の晴れ姿をTV観戦で応戦しようというのは至極当たり前に思う。
ただ、これとプロ野球の視聴率を比較してプロ野球人気落ち目というのはどうなのか。
TVでは読売戦の視聴率が落ちている。
高い中継料を払って1割にも満たない視聴率じゃペイしないだろうが、
それはTVでの世界。
確かに読売ジャイアンツの人気が以前ほどではないのはわかる。
札幌や福岡、仙台、千葉などの地元チームの人気が高まって
相対的に読売の人気は落ちているだろうし、
野球以外のスポーツに足をひっばられているということもありえる。
野球というスポーツの人気の度合いを測るのには、
観客動員数の方がTV視聴率よりも良いと思う。
年間シートも含めて金を出して席を買ってくれた人の数の方が、
より球団をひいきしていると思うからだ。
実は今まで各球団が発表していた入場者数はかなり水増しされていて、
東京ドームなどでは消防法による定員より多い入場者数が発表されることがあって、
問題視されていたこともある。(昨年から実数発表に変わっている)
まあ、それでも傾向としては正しいと思うので、
2004年度までの数字で見てみたい。
これによると、セ・リーグ全体の観客動員数は
1992年をピークに頭打ちの状態にあるが、
読売を見るとじりじりと増えており、最近は頭打ちとはいえ、
ピーク2002年に対し、2004年はわずか1%減ったにすぎない。
一方、昨年読売を抜いて観客動員トップになっている阪神は変動幅が大きく、
リーグ優勝した1985年には260万人と初めて2百万人を突破したものの、
1989年から1991年の3年は2百万人を切り、
1992年は280万人と大幅増加している。
その後また、1996年1998年には2百万人を切り、
1995年、2001年も2百万ぎりぎりで、
優勝した2003年からは3百万人を超えるという
出入りの激しい数字になっている。
こうしてみると、東京での読売人気はずっと安定的に推移しており、
読売本社がどう思おうが、読売の「地域球団」としての定着振りがよく判る。
ここはTVの放映権料といった黙って座っていれば儲かる金づるではなく、
球団の努力で金を儲ける構図を考える必要があるわけで、
読売が強ければプロ野球が栄えるなどの甘っちょろい考えではなく、
いかにファンとの結びつきを強くするのかを真剣に考えないといけない。
ただ、どうあがいても東京ドームは45600人しかはいらないのだから、
楽天やソフトバンクのように、あるいはMBSと連携している阪神のように、
TVによらない「有料ファン」囲い込みが必要だ。
(注:実数発表前は東京ドームの満員といえば5万5千人だった。
地方も含め主催73試合をすべて45600人としても333万人にしかならない。
読売の発表した観客動員数は1988年以来333万人を超えており、
実はもっと以前から阪神に観客数を抜かれていたのかもしれない)
45600人を書ける
TVの評価指標で視聴率より定量的で明確なものはないことは認める。
これはこれで非常に問題で、番組の質の低下を招いているとは思うが、
今のところ視聴率に代わるものがないことも事実のようだ。
ところで、高校野球にけちを付ける気は毛頭無いし、
プロ野球と違って全国大会は甲子園と決まっているから、
近くに来たときに見ようということも出来ない。
地元の学校の晴れ姿をTV観戦で応戦しようというのは至極当たり前に思う。
ただ、これとプロ野球の視聴率を比較してプロ野球人気落ち目というのはどうなのか。
TVでは読売戦の視聴率が落ちている。
高い中継料を払って1割にも満たない視聴率じゃペイしないだろうが、
それはTVでの世界。
確かに読売ジャイアンツの人気が以前ほどではないのはわかる。
札幌や福岡、仙台、千葉などの地元チームの人気が高まって
相対的に読売の人気は落ちているだろうし、
野球以外のスポーツに足をひっばられているということもありえる。
野球というスポーツの人気の度合いを測るのには、
観客動員数の方がTV視聴率よりも良いと思う。
年間シートも含めて金を出して席を買ってくれた人の数の方が、
より球団をひいきしていると思うからだ。
実は今まで各球団が発表していた入場者数はかなり水増しされていて、
東京ドームなどでは消防法による定員より多い入場者数が発表されることがあって、
問題視されていたこともある。(昨年から実数発表に変わっている)
まあ、それでも傾向としては正しいと思うので、
2004年度までの数字で見てみたい。
これによると、セ・リーグ全体の観客動員数は
1992年をピークに頭打ちの状態にあるが、
読売を見るとじりじりと増えており、最近は頭打ちとはいえ、
ピーク2002年に対し、2004年はわずか1%減ったにすぎない。
一方、昨年読売を抜いて観客動員トップになっている阪神は変動幅が大きく、
リーグ優勝した1985年には260万人と初めて2百万人を突破したものの、
1989年から1991年の3年は2百万人を切り、
1992年は280万人と大幅増加している。
その後また、1996年1998年には2百万人を切り、
1995年、2001年も2百万ぎりぎりで、
優勝した2003年からは3百万人を超えるという
出入りの激しい数字になっている。
こうしてみると、東京での読売人気はずっと安定的に推移しており、
読売本社がどう思おうが、読売の「地域球団」としての定着振りがよく判る。
ここはTVの放映権料といった黙って座っていれば儲かる金づるではなく、
球団の努力で金を儲ける構図を考える必要があるわけで、
読売が強ければプロ野球が栄えるなどの甘っちょろい考えではなく、
いかにファンとの結びつきを強くするのかを真剣に考えないといけない。
ただ、どうあがいても東京ドームは45600人しかはいらないのだから、
楽天やソフトバンクのように、あるいはMBSと連携している阪神のように、
TVによらない「有料ファン」囲い込みが必要だ。
(注:実数発表前は東京ドームの満員といえば5万5千人だった。
地方も含め主催73試合をすべて45600人としても333万人にしかならない。
読売の発表した観客動員数は1988年以来333万人を超えており、
実はもっと以前から阪神に観客数を抜かれていたのかもしれない)
45600人を書ける
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