草さん、別の評価

「ＳＭＡＰ」草なぎさん、今夜おわび会見(読売新聞) - goo ニュース

ＳＭＡＰの草なぎ剛容疑者を釈放…東京区検(読売新聞) - goo ニュース

この読売の記事を高く評価する。

それはこの朝日の記事と対比してだ。

ＳＭＡＰ草なぎ剛容疑者、釈放される(朝日新聞) - goo ニュース

草剛は処分保留のまま釈放された。

まだ、不起訴にも起訴猶予になったわけではないし、今後厳重注意程度で済むのか、
公然わいせつ罪で起訴されるのかは定かではない。
この時点では被疑者、あるいは容疑者と呼ばれても法的な齟齬はないと考える。

しかし、何らかの判断があってあえてそうしたのかどうかはわからないが、
朝日も読売も釈放後は容疑者と言う表現を取っていない。

私が気になるのは、朝日にも書いてある「草なぎメンバー」
稲垣吾郎の事件の時も「稲垣メンバー」と言う表現が使われた。

最近の例では「小室プロデューサー」ちょっと前には「三浦元社長」と言うのもあった。

何が気になっているかおわかりだろうか。

ズバリ、肩書き。

何で肩書きがいるの？

呼び捨てか「さん」付けでいいではないか、あるいは「氏」でもいいじゃないか。

「容疑者」を勾留されている間に限定しているのかどうかは知らないし、
それは大した問題ではない。

起訴されたあと「被告」と呼ぶのも問題はないと考えるし、
よくあるように「○○死刑囚」なんて言い方も、
しょうがないというか、事実であればいいんではないかと思う。

現役の社長や議員や大臣などがその肩書きの権限において発言、行動した場合に、
○○社長、○○議員、○○大臣などと呼ぶのは適切だと思うし、
その後、その権限等に関連して、任を解かれたような場合に、
元社長などという言い方も適当と言うかわかりやすい。

たとえば、朦朧会見をした○○元大臣とか、背任でＸＸされた元社長とか。

もっとも、議員などの場合は、直近ではなく過去の経歴でもっとも高い職位を
「元」付きの肩書きにすることも多いようだ。

話がそれた。

言いたいのは、何で肩書きが必要なの？ということ。

適当な肩書が見つからないから「メンバー」と呼ぶのはその典型。
その点、よみうりは「さん」付けで、これでいいと思う。

間接的にまったく関係がないとは言い切れないかもしれないが、
酔っぱらって裸になったこととＳＭＡＰの芸能活動とは直接関係ないだろう。

その意味で何で「草なぎメンバー」と呼ばなければならないのか分からない。
「肩書き」が必要な場合ももちろんあるけれども、無理やりつける必要はない。