コーヒーはレギュラーコーヒーを淹れている。
ポットがガラス製なので割れてしまい、買い替えようとして反対され、
一時期マニュアルで淹れていたが、やはり面倒なのでコーヒーメーカーを買いなおした。
コーヒーをよく飲むとはいえ、こだわりは全くなく、豆の違いなどはよくわからない。
ずっとPBの安い製品を買っていたが、いつだったか、パッケージデザインが一新された。
この大手スーパーの常套手段として値上げの際に、パッケージを一新することが多いので、
確認したら、価格が25%ほど上がって、量が8割に減っていた。
つまり、1.25×1.25=1.5625
実に5割を超える値上げ。
これには堪らず、より安い製品に変更したが、最近それも30%ほど値上げしてしまった。
これとは別の製品でMJBのアーミーグリーンという製品がある。
昔は缶が2ポンド、つまり907gで、千円台前半と安かったので買っていたこともある。
この製品に限らず、缶入りコーヒー豆は手が出ない価格になったので
袋入りを買うこともあるが、以前は900g入りだったと思うが、昨日スーパーで見たら、
以前と同等の価格だったので「値上がりしてない」と思い手に取ると、600gだった。
帰宅してみたらうちにあった袋(中身は別のもの)は700gとなっていた。
つの間にか少しずつ減っていた。
コーヒー豆の一大産地であるブラジルを初め、世界各地の主要生産地で
コーヒーの不作が続いているようで、NYの先物市場で最高値と伝えられるなど、
まだまだ値上がりしそうな雰囲気だ。
同じものをより高い価格で売るよりはパッケージデザインを変えた方が、
消費者に何かあったと伝えやすいのは事実だろうが、今までは、何らかの付加価値がついて
価格も上がることが多かったのに、最近はデグレと値上げが同時に起こっている。
例えば事例に上げたコーヒー豆は内容量の削減だったが、トレペやボックスティッシュは、
お徳用商品の質が下がった。
トレペは、1.5倍巻きとか2倍巻きとか、一見増量だが、実は紙質が薄くなって、
幅も微妙に狭くなっている。
ボックスティッシュも紙質が粗くなり、幅が少し減った。
取り出し口のビニールがなくなったり、紙になったり。
なくなったのはもちろん口の形状に工夫はされているが、取り出しがスムーズにいかない。
紙のものは箱に「丁寧に取り出してください」とあったが、今までと同じ使い方だと
取り出し口の紙は容易に破れる。
メディアでは生鮮野菜の高騰を取り上げることが多いが、生鮮野菜は元々価格変動が大きく、
1日違えば倍半分なんてことはざら。
お店によっても大きく違うし、メディアの数値は参考程度。
1リットルペットボトル入りの調味料や飲料はいつの間にか900mLが増えたし、
バターやマーガリンもかつては450gだったものが、420、400、360、320と
どんどん減り、いまや300g以下のものも多い。
食料品の値上げは深刻で、家計を圧迫していることは間違いないが、その他の物品の値上げも痛い。
なにせ、値上がり幅のレベルが違う。
労働者の待遇改善、労働環境の改善が必要なことはわかるし、円安の影響もわかる。
ある程度の値上げは仕方ないと思うけど、どうにかならんもんですかね。
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