１０９シネマズのポイント有効期限再延長

緊急事態宣言が、５／３１まで延長されたときに、１０９シネマズ木場では、
「2020年2月～2021年5月末有効期限のシネマポイント」は「2021年6月末まで」
有効期限が自動延長されるとアナウンスされていた。

この通りであれば、６月中に映画を見に行かなければコツコツと貯めたポイントが
雲散霧消、水の泡となってしまうところだが、昨今のワクチン接種状況を考えると
映画館では観客に感染者が出ていない（どうやって把握しているのかは不明）
とはいえ、６月中の鑑賞はきついかなとは思っていた。

今回、緊急事態宣言が６／２０まで延長されることがほぼ決まり、映画館に対する
都知事の冷たい対応も大きい変化があると思えないので、映画館の休業、休館が
続くんだろうなとは薄々思っている。

とすると、１０９シネマズのポイントも延長されるんだろうとは思っていたものの、
実際にどうなるかは明日以降の政府や都知事の判断待ちかな、とも思っていた。

ところが、１０９シネマズのＨＰを見ると、
現在の「社会情勢を鑑みまして、シネマポイントの有効期限について、
下記の通り一律延長させていただきます。」とあり、

【対象】2020年2月～2021年7月末有効期限のシネマポイント
【延長期間】2021年8月末まで

となっていた。一安心。
１０９シネマズの会員資格そのものは期限なしだが、ポイントの有効期限が最後の鑑賞から
６か月が有効期限（有効期限内に１回でも完勝すればそこから６か月自動延長）になっている。
また「※マイページ等には旧有効期限が表示されますが、2021年8月末まで失効いたしません
と記載があるものの、会員資格のページでは古い有効期限のままなのがちょっと怖い。

また、ユナイテッドシネマでも
「2021年4月24日（土）時点で有効期限内、もしくは更新猶予期間だった会員のお客様
【有効期限】従来の期限日より２か月間延長いたしました」
となっている。

ユナイテッドシネマでは鑑賞によるポイントとＣＬＵＢ　ＳＰＩＣＥの会員資格は別物で、
会員資格は１年毎の更新で更新料がかかる。
会員資格が切れるとポイントが消滅する仕組みなのでこちらも延長はありがたい。
こちらの会員ページでは既に延長された期限に書き換わっていた。

＊

アメリカではＬＡやＮＹで条件付きながら映画館が再開されている。
今もアメリカの映画産業は惨憺たる状況ではあるが、ＬＡやＮＹがやっていないときに比べると
格段の伸びを見せている。

ドル箱である００７映画（ＢＯＮＤ２５）の度重なる公開延期などで名門ＭＧＭが経営苦境に陥り、
ついにはＡｍａｚｏｎに買収されようとしているし、２０世紀ＦＯＸもディズニー傘下に入り、
２０世紀スタジオに名前を変えさせられてしまったし、どんどん寡占が進んでいる。

翻って日本では、東京と大阪の映画館で全興収の３５％を稼ぎ出しているというから、大変だ。
ましてやシネコンにおいては、大都市集中型のビジネスモデルなので業界の苦悩は推して知るべし。

さあ、果たして都の緊急事態宣言延長に伴う緊急事態措置の都知事の判断は、どうなるのでしょうか。