毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週は「ハン・ソロ」が、2週連続1位。
1. Solo: A Star Wars Story
2. Deadpool 2
3. Adrift
4. Avengers: Infinity War
5. Book Club
6. Upgrade
7. Life of the Party
8. Breaking In
9. Action Point
10. Overboard
**
11. A Quiet Place
12. Show Dogs
13. RBG
**
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
*
1.Solo: A Star Wars Story (★★★)
2週連続1位。
1/3まで激減の2930万ドル。累計は1億4890万ドルと冴えず。
6/5(12日目)にやっと「ローグワン」の初週末を超えた。
この分では、2億ドルも厳しく、SWシリーズ歴代最低(再リリース除く)となる可能性すらある。
これまでの最低は、僅か18M$の製作費で200M$超を稼いだ「帝国の逆襲」の209M$。
今作の製作費は発表されていないが、最近のSWシリーズからみて100M$は下るまい。
いまのところ、海外分も冴えず、赤字になるかもしれない。
アルデン・エーレンライク、ウディ・ハレルソン、ドナルド・グローバー。
主人公のカナ表記は難しい、オールデン・エアエンライク の表記もあり。
「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」2018/6/29(Disney)
*
2.Deadpool 2 (鑑賞済)
2位キープ。
半分近い2310万ドル。累計2億5450万ドル。
続編。
ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリンなど主要キャスト続投。
ジョシュ・ブローリン、ザジー・ビーツ、忽那汐里
「デッドプール2」2018/6/1、20thFOX
*
3.Adrift (★)
初登場3位。
1160万ドル。
シャイリーン・ウッドリー。
恋人同士でヨットで外洋にでて、無茶苦茶凄い台風に遭遇し、遭難しかけるという実話がベース。
外洋クルーザーでも転覆(沈)はするが、バラストキール(重り)が船底に突き出しているので、
起き上がりこぼしのように、元に戻る。
多少水が入ってもハッチを密閉できれば沈没はしない、
が、予告のようにあそこまで船内に水が入ったら沈む可能性が高い。
沈まずに済んだとしても、シャイリーン・ウッドリーは大急ぎで水を掻い出さないと危ない。
それに、暴風が治まっても波はすぐには収まらない。
これを凪時化(なぎしけ)と言い、ヨットには大敵。
暴風時に落水した彼氏が見つかったのも不思議。
泡立つ波は浮力がないので、巻き込まれたら浮き上がることができず、暴風時の落水は即死亡。
日本公開未定。
*
4.Avengers: Infinity War(鑑賞済)
3位から4位にダウン。
4割減って1050万ドル。累計6億4300万ドル。
海外分は3億ドル超の中国を筆頭に13億ドルを超え、世界計は20億ドル目前。
どこまで伸びるか。
「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」2018/4/27(Disney)
*
5.Book Club (×)
4位から5位にダウン。
3割減って700万ドル。累計4750万ドル。
中年、いや熟年女性4人の読書会で、読んだ本に感化されて変わっていくコメディタッチの物語。
ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、メアリー・スティーブンバージェン。
日本公開未定。
*
6.Upgrade (★★)
初登場6位。
460万ドル。
強盗に遭い、妻を殺され、下半身不随、車いす生活になった男が
自身を「アップグレード」して復讐する。
敵も腕に銃の機能を埋め込んでいたりする。
POV、一人称映画ではないが、「ハードコア・ヘンリー」にどこか雰囲気が似ている。
日本公開未定。
*
7.Life of the Party (★)
5位から7位にダウン。
1/3減って350万ドル。累計4630万ドル。
メリッサ・マッカーシー。
離婚した母親が一念発起、娘の通う大学に入学して巻き起こすトラブル。
日本公開未定。
*
8.Breaking In (★)
6位から8位にダウン。
1/3減って280万ドル。累計4130万ドル。
低予算映画(製作費6M$)で、興行的にはスマッシュヒット。
ガブリエル・ユニオン。
疎遠だった富豪の父が死に、子供二人と遺産の豪邸に引っ越すが、
屋敷に隠された現金目当ての強盗が押し入ってくる。
タイトルは日本流にいえば押し込み強盗。
日本公開未定。
*
9.Action Point (★)
初登場9位。
230万ドル。
ジョニー・ノックスビル。
「くそジジイの珍道中」をかなり「ジャッカス」寄りにした感じ。
つぶれかけの遊園地をジョニー・ノックスビルが思いっきり過激に改装。
日本公開未定。
*
10.Overboard (★)
8位から10位にダウン。
4割減って190万ドル。累計4540万ドル。
アンナ・フィリス、ユウヘニオ・デルベス。
1987年の「潮風のいたずら」(原題はOVERBOARD)のリメイク。
オリジナルは家具職人が記憶喪失になった富豪の女性から家具代金を取り戻そうとする話。
本作は男女を逆にして、シングルマザーの清掃員が、富豪男性から代金を取り返そうとする話。
日本公開未定。
*** 今週のベスト10陥落 ***
11.A Quiet Place (×)
9位から11位にダウン。
3割減って170万ドル。累計は1億8350万ドル。
エミリー・ブラント。
音を立てると何か(外来生物か昆虫型生命体か何か)に襲われるので、静かにひっそり暮らす家族。
人為的でない音もあるし、全くの無音はあり得ない。どういうレベルの設定なのか気になる。
邦題未定、秋ごろ公開(東和ピクチャーズ)
*
12.Show Dogs (×)
7位から12位にダウン。
半分以下の150万ドル。累計1460万ドル。
警察犬が動物の密輸業者の捜査でラスベガスのドッグショウに潜入する。
日本公開未定。
*
13.RBG(×)
10位から13位にダウン。
2割減って100万ドル。累計780万ドル。
アメリカ最高裁女性判事、ルース・ベイダー・ギンズバーグ(=RBG)のドキュメンタリー。
なお、RBGは歴代2番目のアメリカの女性最高裁判事で、現在は女性が3人。
日本公開未定。
今週は「ハン・ソロ」が、2週連続1位。
1. Solo: A Star Wars Story
2. Deadpool 2
3. Adrift
4. Avengers: Infinity War
5. Book Club
6. Upgrade
7. Life of the Party
8. Breaking In
9. Action Point
10. Overboard
**
11. A Quiet Place
12. Show Dogs
13. RBG
**
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
*
1.Solo: A Star Wars Story (★★★)
2週連続1位。
1/3まで激減の2930万ドル。累計は1億4890万ドルと冴えず。
6/5(12日目)にやっと「ローグワン」の初週末を超えた。
この分では、2億ドルも厳しく、SWシリーズ歴代最低(再リリース除く)となる可能性すらある。
これまでの最低は、僅か18M$の製作費で200M$超を稼いだ「帝国の逆襲」の209M$。
今作の製作費は発表されていないが、最近のSWシリーズからみて100M$は下るまい。
いまのところ、海外分も冴えず、赤字になるかもしれない。
アルデン・エーレンライク、ウディ・ハレルソン、ドナルド・グローバー。
主人公のカナ表記は難しい、オールデン・エアエンライク の表記もあり。
「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」2018/6/29(Disney)
*
2.Deadpool 2 (鑑賞済)
2位キープ。
半分近い2310万ドル。累計2億5450万ドル。
続編。
ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリンなど主要キャスト続投。
ジョシュ・ブローリン、ザジー・ビーツ、忽那汐里
「デッドプール2」2018/6/1、20thFOX
*
3.Adrift (★)
初登場3位。
1160万ドル。
シャイリーン・ウッドリー。
恋人同士でヨットで外洋にでて、無茶苦茶凄い台風に遭遇し、遭難しかけるという実話がベース。
外洋クルーザーでも転覆(沈)はするが、バラストキール(重り)が船底に突き出しているので、
起き上がりこぼしのように、元に戻る。
多少水が入ってもハッチを密閉できれば沈没はしない、
が、予告のようにあそこまで船内に水が入ったら沈む可能性が高い。
沈まずに済んだとしても、シャイリーン・ウッドリーは大急ぎで水を掻い出さないと危ない。
それに、暴風が治まっても波はすぐには収まらない。
これを凪時化(なぎしけ)と言い、ヨットには大敵。
暴風時に落水した彼氏が見つかったのも不思議。
泡立つ波は浮力がないので、巻き込まれたら浮き上がることができず、暴風時の落水は即死亡。
日本公開未定。
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4.Avengers: Infinity War(鑑賞済)
3位から4位にダウン。
4割減って1050万ドル。累計6億4300万ドル。
海外分は3億ドル超の中国を筆頭に13億ドルを超え、世界計は20億ドル目前。
どこまで伸びるか。
「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」2018/4/27(Disney)
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5.Book Club (×)
4位から5位にダウン。
3割減って700万ドル。累計4750万ドル。
中年、いや熟年女性4人の読書会で、読んだ本に感化されて変わっていくコメディタッチの物語。
ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、メアリー・スティーブンバージェン。
日本公開未定。
*
6.Upgrade (★★)
初登場6位。
460万ドル。
強盗に遭い、妻を殺され、下半身不随、車いす生活になった男が
自身を「アップグレード」して復讐する。
敵も腕に銃の機能を埋め込んでいたりする。
POV、一人称映画ではないが、「ハードコア・ヘンリー」にどこか雰囲気が似ている。
日本公開未定。
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7.Life of the Party (★)
5位から7位にダウン。
1/3減って350万ドル。累計4630万ドル。
メリッサ・マッカーシー。
離婚した母親が一念発起、娘の通う大学に入学して巻き起こすトラブル。
日本公開未定。
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8.Breaking In (★)
6位から8位にダウン。
1/3減って280万ドル。累計4130万ドル。
低予算映画(製作費6M$)で、興行的にはスマッシュヒット。
ガブリエル・ユニオン。
疎遠だった富豪の父が死に、子供二人と遺産の豪邸に引っ越すが、
屋敷に隠された現金目当ての強盗が押し入ってくる。
タイトルは日本流にいえば押し込み強盗。
日本公開未定。
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9.Action Point (★)
初登場9位。
230万ドル。
ジョニー・ノックスビル。
「くそジジイの珍道中」をかなり「ジャッカス」寄りにした感じ。
つぶれかけの遊園地をジョニー・ノックスビルが思いっきり過激に改装。
日本公開未定。
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10.Overboard (★)
8位から10位にダウン。
4割減って190万ドル。累計4540万ドル。
アンナ・フィリス、ユウヘニオ・デルベス。
1987年の「潮風のいたずら」(原題はOVERBOARD)のリメイク。
オリジナルは家具職人が記憶喪失になった富豪の女性から家具代金を取り戻そうとする話。
本作は男女を逆にして、シングルマザーの清掃員が、富豪男性から代金を取り返そうとする話。
日本公開未定。
*** 今週のベスト10陥落 ***
11.A Quiet Place (×)
9位から11位にダウン。
3割減って170万ドル。累計は1億8350万ドル。
エミリー・ブラント。
音を立てると何か(外来生物か昆虫型生命体か何か)に襲われるので、静かにひっそり暮らす家族。
人為的でない音もあるし、全くの無音はあり得ない。どういうレベルの設定なのか気になる。
邦題未定、秋ごろ公開(東和ピクチャーズ)
*
12.Show Dogs (×)
7位から12位にダウン。
半分以下の150万ドル。累計1460万ドル。
警察犬が動物の密輸業者の捜査でラスベガスのドッグショウに潜入する。
日本公開未定。
*
13.RBG(×)
10位から13位にダウン。
2割減って100万ドル。累計780万ドル。
アメリカ最高裁女性判事、ルース・ベイダー・ギンズバーグ(=RBG)のドキュメンタリー。
なお、RBGは歴代2番目のアメリカの女性最高裁判事で、現在は女性が3人。
日本公開未定。
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