毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週は 「スーサイド・スクワッド」が、3週連続1位。
1. Suicide Squad
2. Sausage Party
3. War Dogs
4. Kubo and the Two Strings
5. Pete's Dragon
6. Ben-Hur
7. Jason Bourne
8. Bad Moms
9. The Secret Life of Pets
10. Florence Foster Jenkins
***
11. Star Trek Beyond
**
13. Lights Out
14. Nine Lives
**
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
**
1.Suicide Squad (★)
半分以下の2080万ドルながら、際立った新作なく3週連続1位。
累計は2億6240万ドル。
ウィル・スミス、マーゴット・ロビー、ジャレッド・レト。
スクワッドは軍隊用語でいえば「分隊」、チーム、仲間などの意味もある。
直訳すれば「自殺分隊」
「スーサイド・スクワッド」2016/9/10(WB)
*
2.Sausage Party (★★)
2位キープ。
半分以下の1540万ドル。累計6540万ドル。
製作費は3DCGアニメにしては安い19M$。
スーパーの棚に並んでいる食品たちは、みんな買われて家に行くことを望んでいる。
でも、台所でその真実を知ることになる。
食べられる運命にあると知った食品たちが脱走するというアニメ。
日本公開未定
*
3.War Dogs (★★)
初登場3位。
1460万ドル。
ジョナ・ヒル、マイルズ・テラー。
実話に基づく。アフガンに大量に武器を輸出することで一攫千金を狙う若者。
マイルズ・テラーはリブート版「F4」のミスター・ファンタスティック。
「セッション」(Whiplash)は高評価だが、JKシモンズに注目が集まりすぎて、
マイルズ・テラーはやや影が薄い。
「ワー・ドッグ」(邦題/公開時期未定)(WB)
*
4.Kubo and the Two Strings (★★)
初登場4位。
1260万ドル。
ストップモーションアニメ。
製作は、「コラライン」「パラノーマン」「ボックストロールズ」などの
ライカ・エンターテインメント。
父の死の謎を追う少年「クボ」とカブトムシの精霊と猿。
シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、レイフ・ファインズなど
錚々たるメンバーが声を担当。
日本公開未定。
*
5.Pete's Dragon (★)
3位から5位にダウン。
半分近い1130万ドル。累計4290万ドル。
1977年版「ピートとドラゴン」のリメイク版。
オリジナルのドラゴンはアニメだが、こちらはCG。
ブライス・ダラス・ハワード、ロバート・レッドフォード、カール・アーバン。
ピート役はオークス・フェグリー。
「ピートとドラゴン」2016/冬(Disney)
*
6.Ben-Hur(★★)
初登場6位。
1120万ドルと赤字必至の低調スタート。
1959年、チャールトン・ヘストン主演で大ヒットした
「ベン・ハー」のリメイク。
ベン・ハー自体の映画化は、1907年、1925年にも行われ、
今回が4度目となる。
どの程度、1959年版に近いかは不明だが、もし同じ展開だとすると、
「ローマ時代のスペクタクル活劇」+「イエスキリストの受難と奇跡」の物語だ。
「ベン・ハー」2017年公開予定(東和ピクチャーズ)
*
7.Jason Bourne (★★★)
4位から7位にダウン。
4割減の800万ドル。累計は1億4090万ドル。
およそ10年ぶりのマット・デーモンのジェイソン・ボーン。
「全て思い出したからって、全て知っていることにはならない」
「ジェイソン・ボーン」2016/10/7(東宝東和)
*
8.Bad Moms (×)
5位から8位にダウン。
3割減って790万ドル。7位とは7万ドルほどの僅差。
累計8560万ドル。
ミラ・クーニス、クリステン・ベル、ジェイダ・ピンケット・スミス。
PTAの古参と新参ママの争い。
日本公開未定。
*
9.The Secret Life of Pets (★)
6位から9位にダウン。
1/3減って580万ドル、累計は3億4680万ドル。
「ズートピア」を抜いて、アニメ歴代9位。
飼い主が留守の間にペットたちがやりたい放題。
「ペット」2016/8/11(東宝東和)
*
10.Florence Foster Jenkins (★)
8位から10位にダウン。
1/3減って430万ドル。
メリル・ストリープ、ヒュー・グラント。
金持ち夫人で、人前で歌うのが大好き、だけど決定的な音痴。
誰も指摘ができず、ついに本格的なコンサートを開くことに。
ん、どかで聞いたようなプロット。
そうそう「偉大なるマルゴリット」そっくり。
フランス映画のハリウッドリメイクかと思いきや、
あちらが「フローレンス・フォスター・ジェンキンス」をモチーフにした創作。
フローレンス・フォスター・ジェンキンスこそ実在する歌唱力が決定的に無く、
かつその公演は大人気を博し、最後にはカーネギーホールでの公演を行った
伝説の歌手なのだ。
「フローレンス・フォスター・ジェンキンス」2016/12(GAGA)
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
11.Star Trek Beyond (★★★)
7位から11位にダウン。
4割減って390万ドル。累計は1億4680万ドルといまだ製作費にも届かず。
新シリーズ3作中、2億ドルを軽々と超えた前2作に比べ、2億ドルは到底無理。
このままでは1億5千万ドル前後と、最も興行的にうまくいっていない。
アントン・イェルチンも死んでしまったし、はたして次はどうなるのでしょうか。
「スター・トレック BEYOND」2016/10/21(東宝東和)
**
13.Lights Out (×)
10位から13位にダウン。
半分の160万ドル。累計6420万ドル。製作費5M$の低予算映画。
電気が消えると出てくるお化けに対峙する
「ライト/オフ」2016/8/27(WB)
**
14.Nine Lives (×)
9位から14位にダウン。
6割減って140万ドル。累計1700万ドル。
ケビン・スペイシー、ジェニファー・ガーナー。
ナイン・ライブス(九つの命)といえば、猫の物語かな、と思いきや、
家庭を顧みない大富豪が猫にされてしまうコメディでした。
(邦題未定)年内公開予定(Asmik)
今週は 「スーサイド・スクワッド」が、3週連続1位。
1. Suicide Squad
2. Sausage Party
3. War Dogs
4. Kubo and the Two Strings
5. Pete's Dragon
6. Ben-Hur
7. Jason Bourne
8. Bad Moms
9. The Secret Life of Pets
10. Florence Foster Jenkins
***
11. Star Trek Beyond
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13. Lights Out
14. Nine Lives
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私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
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1.Suicide Squad (★)
半分以下の2080万ドルながら、際立った新作なく3週連続1位。
累計は2億6240万ドル。
ウィル・スミス、マーゴット・ロビー、ジャレッド・レト。
スクワッドは軍隊用語でいえば「分隊」、チーム、仲間などの意味もある。
直訳すれば「自殺分隊」
「スーサイド・スクワッド」2016/9/10(WB)
*
2.Sausage Party (★★)
2位キープ。
半分以下の1540万ドル。累計6540万ドル。
製作費は3DCGアニメにしては安い19M$。
スーパーの棚に並んでいる食品たちは、みんな買われて家に行くことを望んでいる。
でも、台所でその真実を知ることになる。
食べられる運命にあると知った食品たちが脱走するというアニメ。
日本公開未定
*
3.War Dogs (★★)
初登場3位。
1460万ドル。
ジョナ・ヒル、マイルズ・テラー。
実話に基づく。アフガンに大量に武器を輸出することで一攫千金を狙う若者。
マイルズ・テラーはリブート版「F4」のミスター・ファンタスティック。
「セッション」(Whiplash)は高評価だが、JKシモンズに注目が集まりすぎて、
マイルズ・テラーはやや影が薄い。
「ワー・ドッグ」(邦題/公開時期未定)(WB)
*
4.Kubo and the Two Strings (★★)
初登場4位。
1260万ドル。
ストップモーションアニメ。
製作は、「コラライン」「パラノーマン」「ボックストロールズ」などの
ライカ・エンターテインメント。
父の死の謎を追う少年「クボ」とカブトムシの精霊と猿。
シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、レイフ・ファインズなど
錚々たるメンバーが声を担当。
日本公開未定。
*
5.Pete's Dragon (★)
3位から5位にダウン。
半分近い1130万ドル。累計4290万ドル。
1977年版「ピートとドラゴン」のリメイク版。
オリジナルのドラゴンはアニメだが、こちらはCG。
ブライス・ダラス・ハワード、ロバート・レッドフォード、カール・アーバン。
ピート役はオークス・フェグリー。
「ピートとドラゴン」2016/冬(Disney)
*
6.Ben-Hur(★★)
初登場6位。
1120万ドルと赤字必至の低調スタート。
1959年、チャールトン・ヘストン主演で大ヒットした
「ベン・ハー」のリメイク。
ベン・ハー自体の映画化は、1907年、1925年にも行われ、
今回が4度目となる。
どの程度、1959年版に近いかは不明だが、もし同じ展開だとすると、
「ローマ時代のスペクタクル活劇」+「イエスキリストの受難と奇跡」の物語だ。
「ベン・ハー」2017年公開予定(東和ピクチャーズ)
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7.Jason Bourne (★★★)
4位から7位にダウン。
4割減の800万ドル。累計は1億4090万ドル。
およそ10年ぶりのマット・デーモンのジェイソン・ボーン。
「全て思い出したからって、全て知っていることにはならない」
「ジェイソン・ボーン」2016/10/7(東宝東和)
*
8.Bad Moms (×)
5位から8位にダウン。
3割減って790万ドル。7位とは7万ドルほどの僅差。
累計8560万ドル。
ミラ・クーニス、クリステン・ベル、ジェイダ・ピンケット・スミス。
PTAの古参と新参ママの争い。
日本公開未定。
*
9.The Secret Life of Pets (★)
6位から9位にダウン。
1/3減って580万ドル、累計は3億4680万ドル。
「ズートピア」を抜いて、アニメ歴代9位。
飼い主が留守の間にペットたちがやりたい放題。
「ペット」2016/8/11(東宝東和)
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10.Florence Foster Jenkins (★)
8位から10位にダウン。
1/3減って430万ドル。
メリル・ストリープ、ヒュー・グラント。
金持ち夫人で、人前で歌うのが大好き、だけど決定的な音痴。
誰も指摘ができず、ついに本格的なコンサートを開くことに。
ん、どかで聞いたようなプロット。
そうそう「偉大なるマルゴリット」そっくり。
フランス映画のハリウッドリメイクかと思いきや、
あちらが「フローレンス・フォスター・ジェンキンス」をモチーフにした創作。
フローレンス・フォスター・ジェンキンスこそ実在する歌唱力が決定的に無く、
かつその公演は大人気を博し、最後にはカーネギーホールでの公演を行った
伝説の歌手なのだ。
「フローレンス・フォスター・ジェンキンス」2016/12(GAGA)
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
11.Star Trek Beyond (★★★)
7位から11位にダウン。
4割減って390万ドル。累計は1億4680万ドルといまだ製作費にも届かず。
新シリーズ3作中、2億ドルを軽々と超えた前2作に比べ、2億ドルは到底無理。
このままでは1億5千万ドル前後と、最も興行的にうまくいっていない。
アントン・イェルチンも死んでしまったし、はたして次はどうなるのでしょうか。
「スター・トレック BEYOND」2016/10/21(東宝東和)
**
13.Lights Out (×)
10位から13位にダウン。
半分の160万ドル。累計6420万ドル。製作費5M$の低予算映画。
電気が消えると出てくるお化けに対峙する
「ライト/オフ」2016/8/27(WB)
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14.Nine Lives (×)
9位から14位にダウン。
6割減って140万ドル。累計1700万ドル。
ケビン・スペイシー、ジェニファー・ガーナー。
ナイン・ライブス(九つの命)といえば、猫の物語かな、と思いきや、
家庭を顧みない大富豪が猫にされてしまうコメディでした。
(邦題未定)年内公開予定(Asmik)
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