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映画「ミステリと言う勿れ」@ユナイテッドシネマ豊洲(2023/9/15)

2023-09-16 13:49:52 | 映画感想
2023/9/15、ユナイテッドシネマ豊洲、10番スクリーン。

このところ見たい映画がなかったが、ここへきてみたい映画が目白押し。

9/15公開の映画で見ようと思っていたのは、本作のほか、
ケネス・プラナー、監督主演のシリーズ第3弾、「名探偵ポワロ ベネチアの亡霊」
ニール・プロムガンプ監督でオーランド・ブルーム出演(主役ではない)の「グランツーリスモ」

9/22は
キアヌ・リーブス主演、シリーズ第4弾「ジョン・ウィック:コンセクエンス」
ケイト・ブランシェット主演「バーナデット ママは行方不明」

9/29は
大沢たかお主演の「沈黙の艦隊」
などなど。

9/15公開の3本をどれから見るか考えたが、上映時間を考慮して本作を選んだ。
事前予想通り、豊洲では最もキャパの大きい10番スクリーン。
初日、初回上映ながら、ざっと見ただけでも4、50人は入っていた。

**

菅田将暉、原菜乃華、松下洸平、町田啓太、萩原利久、柴咲コウ、鈴木保奈美、松坂慶子、松嶋菜々子



印象派展を見るために広島に来ていた久能整(菅田将暉)は、狩集汐路(原菜乃華)に呼び止められる。
犬堂我路(永山瑛太)に紹介されたという汐路に連れられて、狩集家の遺言公開の場に連れていかれる。

広大な敷地を持つ狩集家。
先代当主の遺言。
汐路の親たち4兄弟が自動車事故で全員死亡し、汐路たち兄弟4人に遺産相続の権利が回ってきた。
遺言では、4人にそれぞれ一つずつ蔵を預け、「あるべきものをあるべき所へ、過不足なくせよ」と
お題が出され、その結果をもって、狩集家の会計士と弁護士が判断するという。

過去にも遺産争いで多くの人がなくなっている狩集家。
汐路は殺しあう一族だと言う。
久能は汐路と組んで、謎解きに挑むが、一旦は汐路の妄想だと切り捨てる。
しかし、古いアルバムを見せてもらっているうちにあることに気づく。
果たしてそれは・・・・

**



コミックでは単行本の2巻から4巻に至る長い物語。
映画では2時間ちょいにまとめなくてはならず、原作を知らない人にもわかるようにしなくてはいけない。
本筋に関係のないちょっとしたエピソードは省き、人物の相関がわかるシーンは挟む。
脚本、大変だったろうな、と思ってしまった。

例えば、久能が汐路と遭遇するシーンは、汐路の策略は省かれ、我路と汐路が直接会うシーンで置き換えられている。
婚約者云々の下りはなく、「超絶美形の」セリフもない。
しかし、久能の本領である語りでは、「セメント」「女の幸せ」などはしっかり描かれていて、久能らしさがにじみ出る。

ラストでは、TVシリーズファンに対するサービスかなにか知らないが、青砥、池本、風呂光の登場シーンもあった。



原作コミックと映画は別物である、とは思っているものの、思い入れがあるとどうしても原作から受けるイメージを
キャストに求めてしまう。
原作の主要登場人物は、いずれも長身、痩身でミステリアスなイメージを抱えており、渋い、憂いのある、
とらえどころのない、不思議な人物の感がある。
TVシリーズ当初から、イメージが違う、このキャスティングはない、XXXがよかった、等々言われるのは
それだけ注目されているということだろう。
私も思うところはあるが・・・・



永山瑛太。
一時期、「瑛太」と名乗っていたが、現在は「永山瑛太」のはず。
映画の公式ページや映画情報サイトでもそうなっている。
エンド・クレジットで「瑛太」になっていたと思ったのは、私の見間違いだったのだろうか。


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