デジカメ。
デジタルカメラ。
最初に買ったのは30万画素程度のものでした。
一応VGA(640×480)相当ではありますが、
解像度と言うか見栄えは到底フィルムカメラに及ばないものでした。
今や1000万画素でも粗い部類で、2000万画素を超えるコンデジが
4、5万で買える時代です。
俗に2000万画素程度でフィルムカメラに匹敵するという説もあります。
(もう少し粗いと言う意見もあれば、もっと精緻だと言う意見もある)
ただ、いくらコンパクトでもデジカメはスマホカメラの利便性には勝てません。
何しろスマホはほぼ常時持ち歩いているわけですから。
デジカメではコンデジですら「カメラを持って行こう」と思わなければ
持ってないことが普通でしょう。
さらにデジイチともなれば、いかにも「撮影するぞ」と宣言しつつ歩いているようなものです。
「何を撮っているんですか」と聞かれることもあるかもしれません。
あらぬ疑いを掛けられないためにも何かしら「わざわざデジイチで撮る必要がある」
シチュエーションが必要かもしれません。
画質は画素数だけでは決まらず、撮像素子の種類やサイズ、レンズのサイズや組み合わせ、
それに取り込んだ画像の(カメラ側での)処理などに大きく左右されます。
それでも、スマホの画像はSNSにあげる程度なら十分でしょう。
私がデジカメを多用しているのは、なんといっても画像を加工するからにほかなりません。
スマホだって加工できるとは思いますが、画像処理ソフトには敵いません。
いつも上げている東京スカイツリーの画像は1080×360にしていますが、
元は4320×3240の画像をトリミングし、リサイズしたものです。
明るさやコントラスト、色合いなども見て感じたものに近づくよう調整しています。
ただ、撮像素子のサイズ、光学倍率などにはまだ不満が残り新しいものが欲しいな、
と思っているところです。
また経済的に許せば、コンデジではなくデジイチが欲しいところです。
性能がレンズの口径、明るさ、撮像素子のサイズなど、物理的要因に起因するものがあるからです。
*
さて、話はフィルムカメラに戻ります。
先日、アメリカ合衆国大統領が来日した際に「ファーストレディの追っかけ」と言うと失礼かな、
メラニア夫人を京橋築地小で撮影しようとしておられる女性が、TVで取り上げられ、
立派な一眼レフを持っておられました。
当然のようにデジイチだと思ったらフィルムカメラでした。
フィルムカメラにはフィルムカメラの良さがあるとは思いますが、
良くフィルムが売ってたな(あったな)と思うのと同時に、
シチュエーション的にそぐわないと思ったのも確かです。
と言うのも、フィルムカメラは現像するまでどう映っているかわからないからです。
今回の様に一瞬一秒を争う撮影の場合はその場で結果のわかるデジカメの方が便利です。
もちろん、デジカメだってその一瞬が撮れる保証はありませんが、結果はすぐにわかります。
また写っていたとしても、そのままではよく見えないこともあります。
例えば、拡大しコントラストをいじって初めて見える場合もあり、
自分でDPEされる方ならともかく、現像を頼む方には難しいでしょう。
(ついでに言うと、最近DPEしてくれるところはついぞ見ませんがあるんでしょうね)
もう一つ気になるのがフィルム代。
このシチュエーションで撮れるかどうかわからない一瞬をカメラに収めるには、
枚数を撮ること、すなわち連写が必要と思います。
もちろんフィルムカメラだって高速連写ができますし、デジカメが有利だなんて
言うつもりはありませんが、撮れば撮るだけフィルム代がかさみます。
35mmネガフィルム(カラー)でASA100 36枚撮り だと
業務用の10本パックでも3500円程度、つまり1枚当たり10円弱。
カシャカシャカシャと10枚連写すれば100円近い。
うーん、私にはちょっと無理。
*
もう一つ。
やはりフィルムカメラの一眼レフで、確か横浜の山下埠頭だったかな、再開発で
取り壊しになる部分があるとのことで、撮影し続けている方が紹介されてました。
何年、何十年にわたって撮り溜めた写真が6000枚とか。
6千枚!
一見すごいようですが、考えようによってはわずか6千枚。
1日10枚撮ったとしても600日分。
50枚だと120日分にしかなりません。
もちろん、ただ単に6000枚撮ったと言うことではなく、その日の至極の1枚など
厳選された写真が6千枚だろうとは思いますが、それでも少ないかな。
ダメだと言っているわけではないです。
厳選して、これぞ、と言う写真が6千枚。
その陰には、これはどうも、こちらはいまいち、と没写真がそれこそ死屍累々。
数限りなくあるのかもしれません。
仮に10年としても(実際にはもっと長いらしいけど)年600枚。
納得できる、残しておきたい写真は日に1枚か2枚、そんなものかもしれない。
その10倍20倍の没写真があるとすると、やはりフィルム代が・・・・
いやいや、とにかく撮りゃいいやってわけじゃない。
同じような写真を何枚も撮ってもしょうがない。
これぞ、と言う写真を撮ってこそ意味がある、といわれるのかもしれません。
デジカメと一緒にするな、と叱られるかもしれませんが、
デジカメを使っていると、同じ写真を2枚撮ることはよくあります。
今撮ったものが気に入らなければ取り直すと言うか、もう1枚、と言うのもごく普通。
自分だけかもしれませんが、とりあえずもう1枚撮っておこう、角度を変えてもう1枚、とか、
引きと寄りで1枚ずつとか、無駄な撮影を良くします。
後で要らないものは捨てればいいって感じですかね。
お手軽と言えばお手軽、テキトーと言えばテキトー。
テキトーさに慣れてしまうと、この一瞬、この1枚に懸ける気持ちが薄れます。
それが良さでもあり欠点でもあります。
でも、性に合っていると言うか、気楽です。
デジタルカメラ。
最初に買ったのは30万画素程度のものでした。
一応VGA(640×480)相当ではありますが、
解像度と言うか見栄えは到底フィルムカメラに及ばないものでした。
今や1000万画素でも粗い部類で、2000万画素を超えるコンデジが
4、5万で買える時代です。
俗に2000万画素程度でフィルムカメラに匹敵するという説もあります。
(もう少し粗いと言う意見もあれば、もっと精緻だと言う意見もある)
ただ、いくらコンパクトでもデジカメはスマホカメラの利便性には勝てません。
何しろスマホはほぼ常時持ち歩いているわけですから。
デジカメではコンデジですら「カメラを持って行こう」と思わなければ
持ってないことが普通でしょう。
さらにデジイチともなれば、いかにも「撮影するぞ」と宣言しつつ歩いているようなものです。
「何を撮っているんですか」と聞かれることもあるかもしれません。
あらぬ疑いを掛けられないためにも何かしら「わざわざデジイチで撮る必要がある」
シチュエーションが必要かもしれません。
画質は画素数だけでは決まらず、撮像素子の種類やサイズ、レンズのサイズや組み合わせ、
それに取り込んだ画像の(カメラ側での)処理などに大きく左右されます。
それでも、スマホの画像はSNSにあげる程度なら十分でしょう。
私がデジカメを多用しているのは、なんといっても画像を加工するからにほかなりません。
スマホだって加工できるとは思いますが、画像処理ソフトには敵いません。
いつも上げている東京スカイツリーの画像は1080×360にしていますが、
元は4320×3240の画像をトリミングし、リサイズしたものです。
明るさやコントラスト、色合いなども見て感じたものに近づくよう調整しています。
ただ、撮像素子のサイズ、光学倍率などにはまだ不満が残り新しいものが欲しいな、
と思っているところです。
また経済的に許せば、コンデジではなくデジイチが欲しいところです。
性能がレンズの口径、明るさ、撮像素子のサイズなど、物理的要因に起因するものがあるからです。
*
さて、話はフィルムカメラに戻ります。
先日、アメリカ合衆国大統領が来日した際に「ファーストレディの追っかけ」と言うと失礼かな、
メラニア夫人を京橋築地小で撮影しようとしておられる女性が、TVで取り上げられ、
立派な一眼レフを持っておられました。
当然のようにデジイチだと思ったらフィルムカメラでした。
フィルムカメラにはフィルムカメラの良さがあるとは思いますが、
良くフィルムが売ってたな(あったな)と思うのと同時に、
シチュエーション的にそぐわないと思ったのも確かです。
と言うのも、フィルムカメラは現像するまでどう映っているかわからないからです。
今回の様に一瞬一秒を争う撮影の場合はその場で結果のわかるデジカメの方が便利です。
もちろん、デジカメだってその一瞬が撮れる保証はありませんが、結果はすぐにわかります。
また写っていたとしても、そのままではよく見えないこともあります。
例えば、拡大しコントラストをいじって初めて見える場合もあり、
自分でDPEされる方ならともかく、現像を頼む方には難しいでしょう。
(ついでに言うと、最近DPEしてくれるところはついぞ見ませんがあるんでしょうね)
もう一つ気になるのがフィルム代。
このシチュエーションで撮れるかどうかわからない一瞬をカメラに収めるには、
枚数を撮ること、すなわち連写が必要と思います。
もちろんフィルムカメラだって高速連写ができますし、デジカメが有利だなんて
言うつもりはありませんが、撮れば撮るだけフィルム代がかさみます。
35mmネガフィルム(カラー)でASA100 36枚撮り だと
業務用の10本パックでも3500円程度、つまり1枚当たり10円弱。
カシャカシャカシャと10枚連写すれば100円近い。
うーん、私にはちょっと無理。
*
もう一つ。
やはりフィルムカメラの一眼レフで、確か横浜の山下埠頭だったかな、再開発で
取り壊しになる部分があるとのことで、撮影し続けている方が紹介されてました。
何年、何十年にわたって撮り溜めた写真が6000枚とか。
6千枚!
一見すごいようですが、考えようによってはわずか6千枚。
1日10枚撮ったとしても600日分。
50枚だと120日分にしかなりません。
もちろん、ただ単に6000枚撮ったと言うことではなく、その日の至極の1枚など
厳選された写真が6千枚だろうとは思いますが、それでも少ないかな。
ダメだと言っているわけではないです。
厳選して、これぞ、と言う写真が6千枚。
その陰には、これはどうも、こちらはいまいち、と没写真がそれこそ死屍累々。
数限りなくあるのかもしれません。
仮に10年としても(実際にはもっと長いらしいけど)年600枚。
納得できる、残しておきたい写真は日に1枚か2枚、そんなものかもしれない。
その10倍20倍の没写真があるとすると、やはりフィルム代が・・・・
いやいや、とにかく撮りゃいいやってわけじゃない。
同じような写真を何枚も撮ってもしょうがない。
これぞ、と言う写真を撮ってこそ意味がある、といわれるのかもしれません。
デジカメと一緒にするな、と叱られるかもしれませんが、
デジカメを使っていると、同じ写真を2枚撮ることはよくあります。
今撮ったものが気に入らなければ取り直すと言うか、もう1枚、と言うのもごく普通。
自分だけかもしれませんが、とりあえずもう1枚撮っておこう、角度を変えてもう1枚、とか、
引きと寄りで1枚ずつとか、無駄な撮影を良くします。
後で要らないものは捨てればいいって感じですかね。
お手軽と言えばお手軽、テキトーと言えばテキトー。
テキトーさに慣れてしまうと、この一瞬、この1枚に懸ける気持ちが薄れます。
それが良さでもあり欠点でもあります。
でも、性に合っていると言うか、気楽です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます