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2012/6/21、東宝東和試写室。
ここは2009年以来。
前回は「ワルキューレ」だったかな。(「チェンジリング」でした)
開始直前まで映画のタイトルは明かされていなかったが、
上映時間などから「デンジャラス・ラン」と予想していた。
スニーク・プレビューには何回か呼んでいただいたが、
ブログなどを使って大いに宣伝してくれ、というケースと
映画公開まで内容については触れないでくれというケース、
映画の内容はもちろん、タイトルも公開しないでというケースもある。
今回は大いに宣伝して結構ということだったので安心。
***
デンゼル・ワシントン、ライアン・レイノルズ、
ベラ・ファーミガ、ブレンダン・グリーソン。
**
マット・ウェストン(ライアン・レイノルズ)は、南アフリカ、ケープタウンにある
CIAの隠れ家(SAFE HOUSE)の管理人で何もない電話番だけの毎日が1年もく。
トビン・フロスト(デンセル・ワシントン)は、元CIAの凄腕エージェント。
裏切り行為で各国から手配されているが、MI6のウェイドから、
極秘情報ファイルを受け取った後、何者かに襲われ、アメリカ総領事館に逃げ込む。
トビン・フロストは直ちに逮捕され、捜査が開始される。
マットの隠れ家にダニエル・キーファー(ロバート・パトリック)以下のチームが
フロストを連行するが、敵襲を受けてキーファー以下全員が射殺され、
やむなくマットはフロストを連れて隠れ家を脱出する。
フロストは極秘のはずの隠れ家がばれたのはCIAにいる裏切り者のせいだと言い、
マットは動揺、疑心暗鬼となる。
CIA本部はマットの上司、デビッド・バーロー(ブレンダン・グリーソン)、
キーファーらの上司、キャサリン・リンクレイター(ベラ・ファーミガ)に捜査を指示、
マットとフロストの捜索が開始される。
次から次へと危機が迫り、敵の正体もわからず逃走する。
味方の中の裏切り者に手の内を明かしているかもしれない疑念を持ちながらの逃亡劇。
果たして結末は。
**
スピード感はあった。
実年齢で22歳離れているデンセル・ワシントンとライアン・レイノルズの対比もよかった。
敵が味方で味方が敵で、裏切りと謀略のCIAの中にあって
愛国心、正義感を持ち続けることは可能なのか、と言ったところだろうか。
最初に細かい説明をせず「デンゼル・ワシントンは悪」と決めつけてから
展開する点はわかりやすい。
新米エージェントがヘタレぶりを発揮しつつもだんだんと強くなっていく物語は
よくある話で、CIA内部の裏切りに翻弄されるのもお馴染みで新鮮味はない。
予告から想像されたほどの緊迫感はないし、犯人探しが単純で意外感はない。
とはいえ、デンゼル・ワシントンの冷静沈着振りと、
ライアン・レイノルズのアマちゃんぶりの対比は面白く、
追いつ追われつのスピード感が落としどころに向かって進んでいくのはなかなか。
ただ、「グリーン・ゾーン」でもそう思ったが、ラストはいただけない。
現実には「大いなる陰謀」や「消されたヘッドライン」のようにメディアは権力に迎合する。
事態はうやむやになるだけだ。
**
ベラ・ファーミガは「ミッション:8ミニッツ」の制服組、
「エスター」ではおかあさん。
ブレンダン・グリーソンは「グリーン・ゾーン」でもCIAエージェント。
「ハリポタ」シリーズではマッドアイ。
ここは2009年以来。
前回は「ワルキューレ」だったかな。(「チェンジリング」でした)
開始直前まで映画のタイトルは明かされていなかったが、
上映時間などから「デンジャラス・ラン」と予想していた。
スニーク・プレビューには何回か呼んでいただいたが、
ブログなどを使って大いに宣伝してくれ、というケースと
映画公開まで内容については触れないでくれというケース、
映画の内容はもちろん、タイトルも公開しないでというケースもある。
今回は大いに宣伝して結構ということだったので安心。
***
デンゼル・ワシントン、ライアン・レイノルズ、
ベラ・ファーミガ、ブレンダン・グリーソン。
**
マット・ウェストン(ライアン・レイノルズ)は、南アフリカ、ケープタウンにある
CIAの隠れ家(SAFE HOUSE)の管理人で何もない電話番だけの毎日が1年もく。
トビン・フロスト(デンセル・ワシントン)は、元CIAの凄腕エージェント。
裏切り行為で各国から手配されているが、MI6のウェイドから、
極秘情報ファイルを受け取った後、何者かに襲われ、アメリカ総領事館に逃げ込む。
トビン・フロストは直ちに逮捕され、捜査が開始される。
マットの隠れ家にダニエル・キーファー(ロバート・パトリック)以下のチームが
フロストを連行するが、敵襲を受けてキーファー以下全員が射殺され、
やむなくマットはフロストを連れて隠れ家を脱出する。
フロストは極秘のはずの隠れ家がばれたのはCIAにいる裏切り者のせいだと言い、
マットは動揺、疑心暗鬼となる。
CIA本部はマットの上司、デビッド・バーロー(ブレンダン・グリーソン)、
キーファーらの上司、キャサリン・リンクレイター(ベラ・ファーミガ)に捜査を指示、
マットとフロストの捜索が開始される。
次から次へと危機が迫り、敵の正体もわからず逃走する。
味方の中の裏切り者に手の内を明かしているかもしれない疑念を持ちながらの逃亡劇。
果たして結末は。
**
スピード感はあった。
実年齢で22歳離れているデンセル・ワシントンとライアン・レイノルズの対比もよかった。
敵が味方で味方が敵で、裏切りと謀略のCIAの中にあって
愛国心、正義感を持ち続けることは可能なのか、と言ったところだろうか。
最初に細かい説明をせず「デンゼル・ワシントンは悪」と決めつけてから
展開する点はわかりやすい。
新米エージェントがヘタレぶりを発揮しつつもだんだんと強くなっていく物語は
よくある話で、CIA内部の裏切りに翻弄されるのもお馴染みで新鮮味はない。
予告から想像されたほどの緊迫感はないし、犯人探しが単純で意外感はない。
とはいえ、デンゼル・ワシントンの冷静沈着振りと、
ライアン・レイノルズのアマちゃんぶりの対比は面白く、
追いつ追われつのスピード感が落としどころに向かって進んでいくのはなかなか。
ただ、「グリーン・ゾーン」でもそう思ったが、ラストはいただけない。
現実には「大いなる陰謀」や「消されたヘッドライン」のようにメディアは権力に迎合する。
事態はうやむやになるだけだ。
**
ベラ・ファーミガは「ミッション:8ミニッツ」の制服組、
「エスター」ではおかあさん。
ブレンダン・グリーソンは「グリーン・ゾーン」でもCIAエージェント。
「ハリポタ」シリーズではマッドアイ。
私は金曜でしたけどいらしたんですね。
なんかありがちな内容でいまさらこれ、、、みたいな感じでした。
ライアンレイノルズもなんだかパッとしないし。ってデンゼルとは22歳も離れてるんだ~親子ですね 笑
ライアン・レイノルズの泣きのシーンはトム・クルーズ+ミシェル・モナハンを思い出しました。
面白かったけど新鮮味はなかったですし、構図が単純すぎました。
緊迫の逃亡劇をタイトルで表したかったんでしょうが、「セーフ・ハウス」と「デンジャラス・ラン」じゃ真逆ですし。
TB&コメントをありがとうございます。
それにしても、クマネズミより3ヶ月も前にご覧になるとはうらやましい限りです(スニーク・プレビューとは初めて耳にしました)!
本作は、種々問題はあるものの、おしゃるように「デンゼル・ワシントンの冷静沈着振りと、ライアン・レイノルズのアマちゃんぶりの対比は面白」く、まずまずの仕上がりではないかと思いました。
この映画の良さは主役二人に負うところが大きく、物語の設定は単純でした。
皆さん思うことは同じ様ですね。
どこぞで観た様な話だなぁと終始思っていたのですが、それが何の映画なのかまでには辿り着かず今でも頭悩ませています。
敢えて構図的に言うとこれをコメディにしたら「ミッドナイト・ラン」になるのかなぁと思ってみたり。
デンゼルの存在感は抜群でした。
役者としての上手さを凄く感じましたねぇ。
追う者と追われる者が一緒に逃げるという点では類似しています。
ダメ男の成長物語だけでなく、その点でもよくある話を感じさせるのかもしれません。
ライアンの薄めの顔立ちが新米を強調していて
バランスが良かったように思います
凄腕でも、油断すると撃たれるというところは
リアルかなあとも思いました
ラストは世界中を敵に回した主人公ですが…
MI4とかぶるラストでしたね
物語の既視感満載、ありきたり感を二人がカバーしているような作品でした。
マスコミリークは安易すぎですよね。
余程信頼できるジャーナリストで且つ大マスコミの組織の中で浮いていない人物でないと
せっかくのリークデータもごみ箱行きです。