
2011/4/22。内幸町のワーナー映画試写室。
葉書には、内幸町A4出口、と書いてあったが、
自分のHPの劇場/映画館には、A8(エレベーター)すぐ、とあった。
そういえば前回も帰りはエレベータで使ったんだよな、と思いつつ、会場に向かう。
12席×5列の試写室は、最前列は半分、2列目以降は満席。
映画は約2時間(113分)終盤にどんでん返しが待っている。
*
リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー、ジャニアリー・ジョーンズ、
フランク・ランジェラ。
*
マーチン・ハリスと妻エリザベス(リズ)は空路、ベルリンに入る。
入国審査を通過し、雪の中、タクシーを拾ってホテルに向かうが、
ブリーフケースを一つ積み忘れる。
ホテルに着いて妻がチェックインしている間に、
カバンを忘れたことに気付いたマーチンは、
慌てて空港に戻ろうと、タクシーを拾う。
ところが、途中、前のトラックが荷物(冷蔵庫?)を路上に落下させ、
それを避けようとして運転を誤り、
車は橋の欄干を突き破って極寒の川に転落する。
ドライバー(ダイアン・クルーガー)は、脱出しマーチンを引き上げて消える。
マーチンは心肺停止となり、病院に運ばれる。
*
彼が病院のベッドの上で気が付いた時、
医師から4日間昏睡していたと伝えられる。
身元を証明するものは何もないが、妻が心配しているだろうと、
無理やり退院してホテルに向かう。
ホテルではパーティが開かれていた。
マーチンは、警備主任に事情を説明し、妻、リズに会いに行く。
ところが、彼女の言葉は意外なものだった。
「どちら様ですか(Do I know you?)」
彼女が連絡しなかったことを怒っていると思ったマーチンは謝り、
夫だよと言うが、彼女は、別の男、マーチン・ハリス博士を呼んだのだ。
「マーチン・ハリス博士ですか」警備主任の言葉に、
男は「そうだ」と答える。
警備員室に連れて行かれたマーチン。
監視カメラの記録には、リズの姿は映っていたが、自身の姿はない。
(外で荷物を確認していたから当然)
危うく逮捕されそうになり、事故で記憶が混乱していたので
病院に戻ると言い逃れる。
一旦はタクシーに乗ったが途中で降り、
町をうろついていると何者かに追われる気がした。
(本当に追ってきたのかどうかは不明、電車に急いだだけかもしれない)
マーチンは自分が自分であることを証明してもらうため、
同じ研究者のブレスラー教授の研究室を訪ねるが、
そこには、既に例のもう一人の「マーチン・ハリス」がいた。
自分が本物であることを示そうとするマーチン・ハリス。
しかし、もう一人のマーチン・ハリスも自分と同じ記憶を持っていた。
そして、ついに相手が示したものは、
マーチン・ハリスの免許証と妻リズとの2ショット写真だった。
混乱するマーチンは昏倒し、再び病院に運ばれる。
自分はいったい何者なのか、事故の影響で混乱しているだけなのか。
このあと、物語は急展開を見せ、マーチン・ハリスの事件の真相に迫っていく。
**
途中までは謎の連続。
いろいろ憶測/推測をさせるが、そのトリックは、なるほど、そう来たか、
って感じでした。
自分だけがおかしいんじゃないか、と思い込む映画は多々ありますが、
最初の頃はリーアム・ニーソンが気の毒になるくらいでした。
結末を知ってしまうと、途端に色あせる映画と、
もう一度見なおしてみたくなる映画がありますが、
この場合はどっちともいえません。
未見の方にはトリックは伏せておいた方がいいし、
見た人はあそこがああだったんだ、ともう一度確認したくなる映画です。
**
予告は、ストーリがわからないようにはなってますが、
そのシーンまでやるかって感じもします。
また予告の字幕がいい加減(わざと?)なのもミスリードの要因です。
もしかしたら展開を予想させないためかもしれませんが。
「お前こそ誰なんだ」=>「ほんとに何も覚えてないんだな」
「どう証明するんだ」=>「何故彼らがあなたの立場になりたがるのかだ。」
「思い出したぞ」=>「全部忘れたわけじゃない。」
葉書には、内幸町A4出口、と書いてあったが、
自分のHPの劇場/映画館には、A8(エレベーター)すぐ、とあった。
そういえば前回も帰りはエレベータで使ったんだよな、と思いつつ、会場に向かう。
12席×5列の試写室は、最前列は半分、2列目以降は満席。
映画は約2時間(113分)終盤にどんでん返しが待っている。
*
リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー、ジャニアリー・ジョーンズ、
フランク・ランジェラ。
*
マーチン・ハリスと妻エリザベス(リズ)は空路、ベルリンに入る。
入国審査を通過し、雪の中、タクシーを拾ってホテルに向かうが、
ブリーフケースを一つ積み忘れる。
ホテルに着いて妻がチェックインしている間に、
カバンを忘れたことに気付いたマーチンは、
慌てて空港に戻ろうと、タクシーを拾う。
ところが、途中、前のトラックが荷物(冷蔵庫?)を路上に落下させ、
それを避けようとして運転を誤り、
車は橋の欄干を突き破って極寒の川に転落する。
ドライバー(ダイアン・クルーガー)は、脱出しマーチンを引き上げて消える。
マーチンは心肺停止となり、病院に運ばれる。
*
彼が病院のベッドの上で気が付いた時、
医師から4日間昏睡していたと伝えられる。
身元を証明するものは何もないが、妻が心配しているだろうと、
無理やり退院してホテルに向かう。
ホテルではパーティが開かれていた。
マーチンは、警備主任に事情を説明し、妻、リズに会いに行く。
ところが、彼女の言葉は意外なものだった。
「どちら様ですか(Do I know you?)」
彼女が連絡しなかったことを怒っていると思ったマーチンは謝り、
夫だよと言うが、彼女は、別の男、マーチン・ハリス博士を呼んだのだ。
「マーチン・ハリス博士ですか」警備主任の言葉に、
男は「そうだ」と答える。
警備員室に連れて行かれたマーチン。
監視カメラの記録には、リズの姿は映っていたが、自身の姿はない。
(外で荷物を確認していたから当然)
危うく逮捕されそうになり、事故で記憶が混乱していたので
病院に戻ると言い逃れる。
一旦はタクシーに乗ったが途中で降り、
町をうろついていると何者かに追われる気がした。
(本当に追ってきたのかどうかは不明、電車に急いだだけかもしれない)
マーチンは自分が自分であることを証明してもらうため、
同じ研究者のブレスラー教授の研究室を訪ねるが、
そこには、既に例のもう一人の「マーチン・ハリス」がいた。
自分が本物であることを示そうとするマーチン・ハリス。
しかし、もう一人のマーチン・ハリスも自分と同じ記憶を持っていた。
そして、ついに相手が示したものは、
マーチン・ハリスの免許証と妻リズとの2ショット写真だった。
混乱するマーチンは昏倒し、再び病院に運ばれる。
自分はいったい何者なのか、事故の影響で混乱しているだけなのか。
このあと、物語は急展開を見せ、マーチン・ハリスの事件の真相に迫っていく。
**
途中までは謎の連続。
いろいろ憶測/推測をさせるが、そのトリックは、なるほど、そう来たか、
って感じでした。
自分だけがおかしいんじゃないか、と思い込む映画は多々ありますが、
最初の頃はリーアム・ニーソンが気の毒になるくらいでした。
結末を知ってしまうと、途端に色あせる映画と、
もう一度見なおしてみたくなる映画がありますが、
この場合はどっちともいえません。
未見の方にはトリックは伏せておいた方がいいし、
見た人はあそこがああだったんだ、ともう一度確認したくなる映画です。
**
予告は、ストーリがわからないようにはなってますが、
そのシーンまでやるかって感じもします。
また予告の字幕がいい加減(わざと?)なのもミスリードの要因です。
もしかしたら展開を予想させないためかもしれませんが。
「お前こそ誰なんだ」=>「ほんとに何も覚えてないんだな」
「どう証明するんだ」=>「何故彼らがあなたの立場になりたがるのかだ。」
「思い出したぞ」=>「全部忘れたわけじゃない。」
とても見応えのある上質なサスペンスものでした。
記憶が戻るにつれて、奥さんとの幸せな瞬間がフラッシュバックされる。本当は同じ仲間だったのに。実際夫婦でも愛し合っている仲でもなかった。
ダイアンとの絡みが無かったのが残念、愛が芽生えてもおかしくないのに。
脇役のブルーノ・ガンツとフランク・ランジェラの対決のシーンは緊張感が走る見事な出来栄えでした。
主人公のリーアムの活躍も良かったが、やはり華を添える女優さんのキャスティングが良かったですね。
キャスティングよかったですね。
演技、演出もよかったですが、やはりストーリー展開、脚本が良かったと思います。
どなたか忘れましたが、ある監督が映画の出来の6割は脚本で決まるといっておられました。
逆に言えば4割は演出と演技の出来によるということですが、