毎週金土日の興行収入ランキングです。
今週はアジア人が主人公のラブコメ「クレイジー・リッチ」が、なんと3週連続1位。
2位3位、6位7位辺りは微変動で、逆に大きく順位を上げたり下げた作品もある。
今週は9/3のレイバー・デイが祝日ということもあって、4日間の集計もされている。
それによれば、9/2までの3日間とは4位と5位、8位と9位が逆転している。
*
1. Crazy Rich Asians
2. The Meg
3. Mission: Impossible - Fallout
4. Searching
5. Operation Finale
6. Disney's Christopher Robin
7. Alpha
8. The Happytime Murders
9. BlacKkKlansman
10. Mile 22
***
14. Slender Man
**
19. A.X.L.
*
個人的な見たい度を×、★、★★、★★★の4段階で示します。
*
1.Crazy Rich Asians (★)
なんと、3週連続1位。
1割減って2190万ドル。累計は1億160万ドル。
コンスタンス・ウー、オークワフィナ、ミシェル・ヨー。
典型的、オーソドックスなラブコメ。
アメリカで暮らすレイチェルは、恋人のニックの親友の結婚式にシンガポールに行くことに。
ついでに僕の両親にも会ってほしいし、みたいな。
ところが、ニックは地元の超有名な大金持ちで厳格な母にもにらまれて・・・
「オーシャンズ8」のオークワフィナが出てる。
ホワイト・ウォッシュへの反発がヒットの要因ともいわれているが、果たして本当にそうなのか。
題材自体はそう目新しくもなく、アジアだからどうこうと言う気はしない。
展開は異なるが、サンドラ・ブロックとライアン・レイノルズの「あなたは私の婿になる」を思い出した。
「クレイジー・リッチ」2018/9/28(WB)
*
2.The Meg (×)
2位キープ。
2割弱減って1050万ドル。累計1億2050万ドル。
ジェイソン・ステイサム、リー・ピンピン。
古代の巨大鮫「メガロドン」が深海に生きていた。
深海探査船の影響で海面近くまで上がってきた巨大鮫の巻き起こすパニック。
「MEG ザ・モンスター」2018/9/7(WB)
*
3.Mission: Impossible - Fallout (観賞済)
4位から3位にアップ。
1割ちょっと減って700万ドル。累計は2億430万ドル。
シリーズ最高(215.4M$越え)もあるかも。
監督は前作に続いてクリスストファー・マッカリー。
ヒロインにこれまた前作に続いて、レベッカ・ファーガソン。
敵役のショーン・ハリスも前作に続いての出演。
ストーリーも「ローグ・ネーション」に直接つながるもの、と異例づくめ。
ビン・ロームス、サイモン・ペグ、ジェレミー・レナー、ミシェル・モナハンに
前作でIMF長官になったアレック・ボールドウィン。
代わってCIA長官にアンジェラ・バセット、CIAエージェントにヘンリー・カビル。
「ミッションインポッシブル:フォールアウト」2018/8/3(東宝東和)
*
4.Searching
9館から1207館への拡大公開で22位から一気に4位にジャンプアップ。
興収も15倍以上の600万ドル。累計650万ドル。
ジョン・チョー、サラ・ソーン、ミシェル・リュー。
行方不明の娘を探す父(ジョン・チョー)手がかりは彼女のPC。
PCの画面を通して展開する物語。異例だが初物ではない。
イライジャ・ウッドの「ブラック・ハッカー」(Open Windows)を思い出した。
「search サーチ」2018/10/26(Sony)
*
5.Operation Finale (★★)
初登場5位。
600万ドル。累計770万ドル。
オスカー・アイザック、ベン・キングスレー。
アルゼンチンでモサドのピーター・マルキンに確保された元ナチ・ゲシュタポのアドルフ・アイヒマン。
アイヒマンはアウシュビッツへのユダヤ人移送責任者で後にイスラエルで絞首刑となった。
モサドはそもそもナチの逃亡戦犯を探し出して確保することが目的で作られたが、
すでに戦後70有余年、ナチ戦犯もおそらく死に絶えていると思われる。
現在のモサドは世界最強の諜報機関と言われ、反イスエラル勢力に対する諜報活動を行っているとされる。
日本公開未定。
*
6.Disney's Christopher Robin (×)
6位キープ。
15%ほど減って520万ドル。累計8560万ドル。
大人になったクリストファー・ロビンとクマのプーさんの物語。
ユアン・マグレガー、ヘイレイ・アトウェル。
個人的にクマのプーさんには何の思い入れもない。
「ブーと大人になった僕」2018/9/14(Disney)
*
7.Alpha(★★)
7位キープ。
1/4減って450万ドル。累計2740万ドルと製作費の半分ちょいの大苦戦。
有史以前の物語で、仲間とはぐれた少年が傷ついたオオカミのリーダーを助け、徐々に絆を築いていく話。
「アルファ」は1番を指す言い回し。星座で一番明るい星を「アルファ星」と呼ぶのも同じ用法。
コディ・スミット・マクフィー。
「ザ・ロード」「モールス」、「猿の惑星:新世紀」。最近では「X-メン」のナイトクローラー。
エイサ・バターフィールドに酷似。
日本公開未定。
*
8.The Happytime Murders (★)
3位から8位にダウン。
半分以下の430万ドルで累計1690万ドルと製作費(40M$)を考えると完全に失敗の様相。
メリッサ・マッカーシーの刑事ものだが、人間とマペットが共存している世界で、マペット連続殺人事件が起こる。
R指定でエロシーンをマペットにやらせることが大不評の原因らしい。
日本公開未定。
*
9.BlacKkKlansman (★)
8位から9位にダウン。
2割弱減って420万ドル。累計3830万ドル。
ジョン・デビッド・ワシントン、アダム・ドライバー。
監督はスパイク・リー。
白人至上主義者のKKKへの潜入捜査を試みた黒人警察官の実話コメディ。
実際に潜入するのは黒人ではなく、ユダヤ系の刑事だけど。
ジョン・デビッド・ワシントンはデンゼル・ワシントンの息子(但し、似てない)
日本公開未定。
*
10.Mile 22(★★)
5位から10位にダウン。
4割減って370万ドル。累計は3190万ドルと製作費の6割程度。
マーク・ウォルバーグ、ジョン・マルコビッチ、イコ・ウワイス。
機密情報を握る警察官をインドネシアに国外退去させるため、CIAが空港までの
22マイルを護送するが、武装した敵に襲われる。
これもブルース・ウィリスの「16ブロック」を思い出した。
日本公開未定。
*** 今週のベスト10陥落 ***
14.Slender Man (×)
9位から14位にダウン。
1/3減って180万ドル。累計2810万ドル。
直訳すれば「痩せた男」だが、ネットの創作から広まった都市伝説の人物。
異様に痩せていて、背が高く、手足が長い。
人々、とりわけ子供の失踪に何らかの関与をしているとされる。
映画では、そんなのはネットの噂であり、実在しないことを証明する、と
考えた若者の一行がスレンダーマンに遭遇する。
日本公開未定。
*
19.A.X.L. (★★)
10位から19位にダウン。
半分の130万ドル。累計510万ドルと
軍が開発した犬型支援ロボット。
故障していたのを発見した青年とリンクして青年を防護するようになる。
もとは「Miles」という7分の短編。
モトクロスの青年と犬型軍用ロボットという組み合わせ、主人公がマイルズで彼女がサラなのは短編通りだが、
短編の方は中途半端な終わり方で「先が見たい」というほどでもない。。
A.X.L.はAttack(攻撃)、Exploration(探査)、
Logistics(兵站、輸送)の頭文字。
日本公開未定。
今週はアジア人が主人公のラブコメ「クレイジー・リッチ」が、なんと3週連続1位。
2位3位、6位7位辺りは微変動で、逆に大きく順位を上げたり下げた作品もある。
今週は9/3のレイバー・デイが祝日ということもあって、4日間の集計もされている。
それによれば、9/2までの3日間とは4位と5位、8位と9位が逆転している。
*
1. Crazy Rich Asians
2. The Meg
3. Mission: Impossible - Fallout
4. Searching
5. Operation Finale
6. Disney's Christopher Robin
7. Alpha
8. The Happytime Murders
9. BlacKkKlansman
10. Mile 22
***
14. Slender Man
**
19. A.X.L.
*
個人的な見たい度を×、★、★★、★★★の4段階で示します。
*
1.Crazy Rich Asians (★)
なんと、3週連続1位。
1割減って2190万ドル。累計は1億160万ドル。
コンスタンス・ウー、オークワフィナ、ミシェル・ヨー。
典型的、オーソドックスなラブコメ。
アメリカで暮らすレイチェルは、恋人のニックの親友の結婚式にシンガポールに行くことに。
ついでに僕の両親にも会ってほしいし、みたいな。
ところが、ニックは地元の超有名な大金持ちで厳格な母にもにらまれて・・・
「オーシャンズ8」のオークワフィナが出てる。
ホワイト・ウォッシュへの反発がヒットの要因ともいわれているが、果たして本当にそうなのか。
題材自体はそう目新しくもなく、アジアだからどうこうと言う気はしない。
展開は異なるが、サンドラ・ブロックとライアン・レイノルズの「あなたは私の婿になる」を思い出した。
「クレイジー・リッチ」2018/9/28(WB)
*
2.The Meg (×)
2位キープ。
2割弱減って1050万ドル。累計1億2050万ドル。
ジェイソン・ステイサム、リー・ピンピン。
古代の巨大鮫「メガロドン」が深海に生きていた。
深海探査船の影響で海面近くまで上がってきた巨大鮫の巻き起こすパニック。
「MEG ザ・モンスター」2018/9/7(WB)
*
3.Mission: Impossible - Fallout (観賞済)
4位から3位にアップ。
1割ちょっと減って700万ドル。累計は2億430万ドル。
シリーズ最高(215.4M$越え)もあるかも。
監督は前作に続いてクリスストファー・マッカリー。
ヒロインにこれまた前作に続いて、レベッカ・ファーガソン。
敵役のショーン・ハリスも前作に続いての出演。
ストーリーも「ローグ・ネーション」に直接つながるもの、と異例づくめ。
ビン・ロームス、サイモン・ペグ、ジェレミー・レナー、ミシェル・モナハンに
前作でIMF長官になったアレック・ボールドウィン。
代わってCIA長官にアンジェラ・バセット、CIAエージェントにヘンリー・カビル。
「ミッションインポッシブル:フォールアウト」2018/8/3(東宝東和)
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4.Searching
9館から1207館への拡大公開で22位から一気に4位にジャンプアップ。
興収も15倍以上の600万ドル。累計650万ドル。
ジョン・チョー、サラ・ソーン、ミシェル・リュー。
行方不明の娘を探す父(ジョン・チョー)手がかりは彼女のPC。
PCの画面を通して展開する物語。異例だが初物ではない。
イライジャ・ウッドの「ブラック・ハッカー」(Open Windows)を思い出した。
「search サーチ」2018/10/26(Sony)
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5.Operation Finale (★★)
初登場5位。
600万ドル。累計770万ドル。
オスカー・アイザック、ベン・キングスレー。
アルゼンチンでモサドのピーター・マルキンに確保された元ナチ・ゲシュタポのアドルフ・アイヒマン。
アイヒマンはアウシュビッツへのユダヤ人移送責任者で後にイスラエルで絞首刑となった。
モサドはそもそもナチの逃亡戦犯を探し出して確保することが目的で作られたが、
すでに戦後70有余年、ナチ戦犯もおそらく死に絶えていると思われる。
現在のモサドは世界最強の諜報機関と言われ、反イスエラル勢力に対する諜報活動を行っているとされる。
日本公開未定。
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6.Disney's Christopher Robin (×)
6位キープ。
15%ほど減って520万ドル。累計8560万ドル。
大人になったクリストファー・ロビンとクマのプーさんの物語。
ユアン・マグレガー、ヘイレイ・アトウェル。
個人的にクマのプーさんには何の思い入れもない。
「ブーと大人になった僕」2018/9/14(Disney)
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7.Alpha(★★)
7位キープ。
1/4減って450万ドル。累計2740万ドルと製作費の半分ちょいの大苦戦。
有史以前の物語で、仲間とはぐれた少年が傷ついたオオカミのリーダーを助け、徐々に絆を築いていく話。
「アルファ」は1番を指す言い回し。星座で一番明るい星を「アルファ星」と呼ぶのも同じ用法。
コディ・スミット・マクフィー。
「ザ・ロード」「モールス」、「猿の惑星:新世紀」。最近では「X-メン」のナイトクローラー。
エイサ・バターフィールドに酷似。
日本公開未定。
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8.The Happytime Murders (★)
3位から8位にダウン。
半分以下の430万ドルで累計1690万ドルと製作費(40M$)を考えると完全に失敗の様相。
メリッサ・マッカーシーの刑事ものだが、人間とマペットが共存している世界で、マペット連続殺人事件が起こる。
R指定でエロシーンをマペットにやらせることが大不評の原因らしい。
日本公開未定。
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9.BlacKkKlansman (★)
8位から9位にダウン。
2割弱減って420万ドル。累計3830万ドル。
ジョン・デビッド・ワシントン、アダム・ドライバー。
監督はスパイク・リー。
白人至上主義者のKKKへの潜入捜査を試みた黒人警察官の実話コメディ。
実際に潜入するのは黒人ではなく、ユダヤ系の刑事だけど。
ジョン・デビッド・ワシントンはデンゼル・ワシントンの息子(但し、似てない)
日本公開未定。
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10.Mile 22(★★)
5位から10位にダウン。
4割減って370万ドル。累計は3190万ドルと製作費の6割程度。
マーク・ウォルバーグ、ジョン・マルコビッチ、イコ・ウワイス。
機密情報を握る警察官をインドネシアに国外退去させるため、CIAが空港までの
22マイルを護送するが、武装した敵に襲われる。
これもブルース・ウィリスの「16ブロック」を思い出した。
日本公開未定。
*** 今週のベスト10陥落 ***
14.Slender Man (×)
9位から14位にダウン。
1/3減って180万ドル。累計2810万ドル。
直訳すれば「痩せた男」だが、ネットの創作から広まった都市伝説の人物。
異様に痩せていて、背が高く、手足が長い。
人々、とりわけ子供の失踪に何らかの関与をしているとされる。
映画では、そんなのはネットの噂であり、実在しないことを証明する、と
考えた若者の一行がスレンダーマンに遭遇する。
日本公開未定。
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19.A.X.L. (★★)
10位から19位にダウン。
半分の130万ドル。累計510万ドルと
軍が開発した犬型支援ロボット。
故障していたのを発見した青年とリンクして青年を防護するようになる。
もとは「Miles」という7分の短編。
モトクロスの青年と犬型軍用ロボットという組み合わせ、主人公がマイルズで彼女がサラなのは短編通りだが、
短編の方は中途半端な終わり方で「先が見たい」というほどでもない。。
A.X.L.はAttack(攻撃)、Exploration(探査)、
Logistics(兵站、輸送)の頭文字。
日本公開未定。
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