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試写会「天使の処刑人 バイオレット&デイジー」@なかのZERO

2013-10-10 17:42:56 | 映画感想
2013/10/8、なかのZERO小ホール。
大ホールは何度も来たことがあるが、隣接する小ホールは初めて。

中央はすでに満席で、右側の傾斜が始まる列に座った。
後で中央が空いていることに気づいたが、そこを取る人がいたから分かったので、
文字通り後の祭りだった。

***

シアーシャ・ローナン、アレクシス・ブレデル、ジェームズ・ガンドルフィーニ、ダニー・トレホ。



バイオレット(アレクシス・ブレデル)とデイジー(シアーシャ・ローナン)は二人組の殺し屋。
殺し屋とはいえ、二人はまだ19歳。
アイドルのバービー・サンデーのコンサート中止を嘆き、新作ドレスに興味津々。
ドレス欲しさにボスのラスのオファーを受ける。

ボスのラス(ダニー・トレホ)は、簡単で割のいい依頼だと告げる。
ターゲットはトラックを襲い、積み荷と金を奪って、何を思ったか連絡をよこしてきた男。
一人暮らしでアパート住まい、アパートの管理人とも話がついていると言う。

バイオレットとデイジーは工事業者に化け、男のアパートに出向く。
部屋で銃を構えて男の帰りを待っているうちに、間抜けなことに二人とも寝てしまう。

やがて帰ってた来た男(ジェームズ・ガンドルフィーニ)は二人に毛布を掛け、
逃げるでもなく、椅子に座って新聞を読みだす始末。

目が覚めた二人は意外な展開に戸惑う。

男は早く始末してほしい、さもないと別の殺し屋がやってくる、と言う。

手持ちの銃弾を撃ち尽くしていたため、バイオレットが銃弾を買いに行くことになった。

果たしてこの仕事はうまくいくのか、男は何故死にたがっていたのか。

**

女子高生が作ったような脚本で、かなり残念な作品。
笑えないだけのコメディなのか。シアーシャ・ローナンのファンなら満足か。

プロの殺し屋(だと自分らで言っていたが)にしては、殺しのシーンはお粗末。
冒頭の事件はデイジーの行動に対する「伏線」になっているにしても撃ちまくりすぎ。

鑑識の話も適当すぎるし、それで説得されてしまうのも変。



仕事に失敗して撃たれて死んでいたバイオレットの前のパートナーはローズ。
バイオレット、デイジー、アイリス、すべて花の名。

ラスの配下はデイジーまでで9人、衣装に番号が振ってある。
デイジーはナンバー9、バイオレットはナンバー8。
ラストではバイオレットはナンバー7になっていた、何か意味があるのか。

ナンバー1の存在も結末もある意味不可解。



シアーシャは Saoirse とつづる、知らないと到底読めない。
アレクシス・ブレデルは「プライドと偏見」、シアーシャ・ローナンは「つぐない」で
キーラ・ナイトレイつながり。

ラス(ダニー・トレホ)は、マチェーテ。
ジェームズ・ガンドルフィーニは「ジャッキー・コーガン」では使えない殺し屋。

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