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映画「スノーホワイト/氷の王国」@109シネマズ木場

2016-06-05 22:30:40 | 映画感想
2016/6/1、109シネマズ木場。
1番スクリーン、いい席のH列。

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シャーリーズ・セロン、エミリー・ブラント、
クリス・ヘムズワース、ジェシカ・チャステイン。

**

前作の物語のずっと前。
ラベンナ(シャーリーズ・セロン)の妹、フレイヤ(エミリー・ブラント)は
まだ魔力に目覚めずにいた。

フレイヤはやがてブラックウッド卿(コリン・モーガン)と恋仲になり、
女児を生むが、あろうことか、夫のブラックウッド卿が赤ん坊を焼き殺す。

怒りはフレイヤの魔力を開眼させ、一瞬にして夫を氷結し粉砕してしまう。
しかし、フレイヤの心の傷は癒えず、ラベンナの城を出て北の国へ移った。

そこでフレイヤは村々を襲い子供たちを誘拐、兵士に仕立て上げ、
さらにその兵力を使って勢力の拡大を進めていった。

そんな子供たちの中にやがて恋仲になった、
エリック(クリス・ヘムズワース)とサラ(ジェシカ・チャステイン)がいた。

二人は、将来を約束し逃亡を決めるが、フレイヤにばれてしまう。

二人は氷壁で分断されサラはエリックの見る前で刺されて死ぬ。
エリックもボコボコにされて川に捨てられるが生き延びる。

やがて、ラベンナが白雪姫に滅ぼされ、白雪姫は魔法の鏡を聖域に移すことになった。
ラベンナの死はフレイヤにも届き、フレイヤは兵士を出して魔法の鏡を強奪する。

こうしてその後の物語が始まる。

いかにして、ラベンナが復活するのか。
エリックとサラの物語はあれで終わりなのか。

エリックはフレイヤとどう対決するのか。

**

ラストの私も愛と子供がほしかったのセリフはぶち壊し。

前作の後からつじつま合わせのように作った脚本は違和感満載。
前日譚の部分は端折って、もっと後からの謎解きのようにしたほうがよかった。

戦いよりも移動のエピが多い。
よくよく考えると、前作も白雪姫とエリックの逃避行あたりはそれに近いか。
大人の事情かなんか知らんけど、白雪姫の登場は回想シーンとセリフだけ。

鏡の魔力で病気になった設定は良いとして、そこでなぜ壊さん。
もちろん壊してしまってれば、お話自体が成り立たず、身もふたもないですが。

ちょっと雰囲気違うなと思った監督はフランス人男性でした。
アカデミー視覚効果賞ノミネートの前作では、VFX監督を担当。
VFXでは有名らしいが長編の監督は初。



製作費2/3で興収は1/3以下(30%)。
そこまでひどいとは思わないが、数字からは失敗作。
全米で5千万ドル近く稼いでいるし、全世界計では1億5千万ドル超だが、
1億ドル超の製作費を考えると、赤字は必至。
何がいけなかったんでしょうね。

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