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全米週末興行ベスト10  2014/1/3-1/5

2014-01-07 16:41:07 | 映画関連
毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。

今週は「アナと雪の女王」が7週目にして首位奪還。
2位に「パラノーマル・アクティビティ」の5作目が登場。

***

1. Frozen
2. Paranormal Activity: The Marked Ones
3. The Hobbit: The Desolation of Smaug
4. The Wolf of Wall Street
5. American Hustle

6. Anchorman 2: The Legend Continues
7. Saving Mr. Banks
8. The Secret Life of Walter Mitty
9. The Hunger Games: Catching Fire
10. Grudge Match

**

11. 47 Ronin
12. Walking with Dinosaurs

**

私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。

1.Frozen (★★★)

2位から首位奪還。
第1週は1館だけの限定公開なので除外したとしても、2週目から

2位、1位、2位、3位、2位、1位、と6週連続でトップ3に入っている。
興収は3割減って1950万ドル。累計は2億9660万ドルと3億ドルにあと一息。

「アナと雪の女王」2014/3/14公開(Disney)



2.Paranormal Activity: The Marked Ones (×)

初登場2位。1830万ドル。

第5作(トーキョーナイトを除く)にして初めて数字のつかないタイトルとなった。
シリーズ最低の出足でもういい加減にせいよ、と思うが、
製作費5M$で1週で早くも18M$稼ぐとあっては止められないのかも。

「パラノーマル・アクティビティ 呪いの印」2014/4/11公開(Paramount)



3.The Hobbit: The Desolation of Smaug (★★★)

1位から3位にダウン。

興収はほぼ半減の1560万ドル。累計は2億2900万ドル。
アメリカ以外分は5億ドルを超えたが、トータル10億ドルの前作に届くかは微妙。

邦題は「スマウグの荒らし場」から「竜に奪われた王国」に変更。
日本公開日も延期。

「ホビット 竜に奪われた王国」2014/2/28公開(WB)



4.The Wolf of Wall Street (★★★)

興収は1/4ほど減ったがランキングは5位から4位にアップ。

週末は1320万ドル。累計は6310万ドルと製作費を考えると苦しい。

マーチン・スコセッシ+レオナルド・ディカプリオ。実在の株屋のお話。

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」2014/1/31公開(Paramount)



5.American Hustle (★★)

4位から5位にダウン。
1/3減って1240万ドル。累計8790万ドル。

ブラッドリー・クーパー、クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー。
詐欺師が見逃してもらう代わりにFBIと組んで、政治家に対しておとり捜査をする。
AFIが選ぶ「2013年の優れた映画10本」のうちの1本

「アメリカン・ハッスル」2014/1/31(ファントム・フィルム)



6.Anchorman 2: The Legend Continues (★)

3位から6位にダウン。
半分近くまで減り、1060万ドル。累計は1億870万ドルと大台越え。

ウィル・フェレル、スティーブ・カレル、ポール・ラッド。

アンカーマン「俺たちニュースキャスター」の続編。

日本公開未定、前作はDVDスルー。



7.Saving Mr. Banks (★★)

6位から7位にダウン。
興収は1/3減の860万ドルで累計5890万ドル。

エマ・トンプソン、トム・ハンクス、他にコリン・ファレル、ポール・ジアマッティら。
「メリー・ポピンズ」映画化に当たっての感動秘話。

AFIが選ぶ「2013年の優れた映画10本」のうちの1本

「ウォルト・ディズニーの約束」2014/3/21(Disney)



8.The Secret Life of Walter Mitty (★★)

7位から8位にダウン。
4割減って800万ドル。累計は4540万ドル。

LIFE社で写真の管理をしているリストラ寸前のウォルター・ミティ。
デジタル化を前に最後のLIFE誌の表紙を飾る写真が紛失。
ウォルター自身がネガを探しに写真家の後を追って冒険の旅に。
監督主演ベン・スティラー、他にクリステイ・ウィーグ、ショーン・ペンら。

「LIFE!」2014/3/19公開(20thFOX)



9.The Hunger Games: Catching Fire (★★)

8位から9位にダウン。
3割減って700万ドル、累計4億710万ドル。
前作(408M$)超えが見えた。

海外分は4億ドルを突破。世界合計は8億ドルを突破した。

ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、ウディ・ハレルソン、
リーアム・ヘムズワース、スタンリー・トゥッチ、ドナルド・サザーランドなどが続演。
フィリップ・シーモア・ホフマンが参加。
邦題は原題を全く無視し、あっさり。

「ハンガー・ゲーム2」2013/12/27公開(角川)



10.Grudge Match (★)

興収は1/4減ったが、順位は11位から10位にアップ。
530万ドル、累計2480万ドル。

シルベスター・スタローン、ロバート・デ・ニーロ。
1勝1敗のまま引退したライバルと30年ぶりに決着をつける。
原題の意味は「遺恨試合」

「リベンジ・マッチ」2014/4/4公開(WB)


**** 今週ベスト10圏外に落ちた作品

11.47 Ronin (★)

9位から11位にダウン。
半減の500万ドル、累計3260万ドル。

製作費は175M$で前評判通りの大惨敗。
「忠臣蔵ではない」ことを前提にしても酷評相次ぎ、日本でも惨敗。

「47Ronin」2013/12/6(東宝東和)



12.Walking with Dinosaurs (★)

先週は12位ではなく10位だったので、
今週ベスト10陥落で12位にダウン。

ほぼ半分の370万ドル、累計3130万ドルとこれも惨敗。
BBC EARTHフィルムズのドキュメント風恐竜の物語。
日本では「ディープブルー」「アース」「ライフ」などを並べて宣伝しているが、
いずれもTVスペシャルの総集編に留まり、上っ面を撫でるだけ。

今作は一応ちゃんとしたストーリーがあるようだが、擬人化が過ぎて子供だまし。

「ウォーキングwithダイナソー」2013/12/20(FOX)



13.Tyler Perry's A Madea Christmas (×)

先週ベスト10陥落。先週は10位ではなく、12位だったそうだ。

今週は290万ドル。
累計は5020万ドルとまだマデアおばさんシリーズ最低だが、
1作目5060万ドルは抜きそうだ。

全米では一定の需要があるようだが、日本ではまず公開されないジャンル。
タイラー・ペリー作品は、未公開且つDVD/BDも未発売。

日本公開悲観的。

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