毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週は、赤ちゃんが活躍する「ボス・ベビー」が初登場1位。
*
1. The Boss Baby
2. Beauty and the Beast
3. Ghost in the Shell
4. Power Rangers
5. Kong: Skull Island
6. Logan
7. Get Out
8. Life
9. CHiPs
10. The Zookeeper's Wife
***
11. The Shack
12. The LEGO Batman Movie
13. The Belko Experiment
*
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
1.The Boss Baby (★)
初登場1位。
5010万ドル。
弟が生まれて喜んでいる兄。
ところがその弟はとんでもない奴(スパイ、エージェント)で
赤ん坊のふりをしているだけ。
アレック・ボールドウィン、マイルズ・クリストファー・バクシ。
マイルズ・バクシは、アニメ作家のラルフ・バクシの孫。
日本公開未定。
*
2.Beauty and the Beast (★)
1位空に2位にダウン。
興収はほぼ半減も4540万ドルで、累計は3億9330万ドル。
海外分とあわせ、8億7千万ドルを突破。
エマ・ワトソン、ダン・スティーブンス。
ダン・スティーブンスは「ナイト・ミュージアム エジプト王の秘密」で鼻が溶けて曲がるランスロット卿だった。
「美女と野獣」2017/4/21(Disney)
3.Ghost in the Shell (★★★)
初登場3位。
意外や意外、1860万ドルといまいちの出足。
あのシリコン・スーツはいまいちかも。
スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし。
ゴースト・イン・ザ・シェル2017/4/7(東和ピクチャーズ)
4.Power Rangers (×)
2位から4位にダウン。
1/3に減って1420万ドル。累計6470万ドル。
もともとは日本の戦隊ものをアメリカでTVドラマ化したものの映画化。
「戦隊もの」自体、結構人気があったようで、格闘シーンのみ日本のTVの映像をそのまま使い、
ドラマ部分はアメリカ人キャストが演じる、なんてものあった。
5人でそれぞれが別の色、変身、フルフェイスマスクのコスチューム、巨大化、等々
お約束の設定はまさしく戦隊もの。
「パワーレンジャー」2017/7/15(東映)
5.Kong: Skull Island (★★)
3位から5位にダウン。
4割減って850万ドル。累計1億4760万ドル。
トム・ビドルストン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・グッドマン。
今までのキングコングよりはるかにでかい、他にも巨大危険生物満載。
「キングコング 髑髏島の巨神」2017/3/25(WB)
6.Logan (★★★)
5位から6位にダウン。
4割減って610万ドル。累計2億1170万ドル。
ウルバリン3作中、最も稼いでいる。
X-MENの独演ものとしては「デッドプール」に次ぐ。
ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュアート。
治癒能力を失いつつあるウルバリンにチャールズ・エグゼビアが託した使命とは。
「LOGAN ローガン」2017/6/1(20thFOX)
7.Get Out(×)
6位から7位にダウン。
1/3減って、560万ドル。累計1億5670万ドル。
製作費5億円ほどなので大儲け。
黒人男性が白人の彼女の家に行く。
暖かく迎え入れられて喜んでいたが、次々と不思議な事件が起こる。
日本公開未定。
8.Life (★★)
4位から8位にダウン。
半分以下の550万ドル。累計2220万ドルと惨敗。
ベン・スティラーの「LIFE!」(ライフ)とは全く関係のないSF。
ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、真田広之、レベッカ・ファーガソン。
国際宇宙ステーション。
帰還した火星探査機の回収に成功、中に単細胞生物様の生命体を発見。
喜びに沸くもやがてそれは急激に成長し、クルーを攻撃するようになる。
「ライフ」2017/7/8(SONY)
9.CHiPs(★)
7位から9位にダウン。
半分の390万ドル。累計1420万ドル。
人気だったTVシリーズ「白バイ野郎 ジョン&パンチ」の映画化。
ダックス・シェパード(ジョン)、マイケル・ペーニャ(パンチ)
「パンチ」は実際には「Poncherello」の愛称で「PONCH」
CHiPsはCHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)隊員の愛称。
邦題未定、公開日未定(WB)
The LEGO Batman Movie (×)
9位から12位にダウン。
1/3まで減って75万ドル。累計1億7260万ドル。
バットマンとロビンが活躍。敵役はジョーカー。
「レゴバットマン・ザ・ムービー」2017/4/1(WB)
10.The Zookeeper's Wife (★)
初登場10位。
320万ドル。
ジェシカ・チャステイン。
ポーランドの動物園の園長の妻が多くのユダヤ人をかくまって逃がしたお話。
アントニーナ・ザビンスキーが役名でノンフィクション小説に基づいている。
第1次大戦時にポーランドからシベリアに抑留され、日本の尽力で救い出されたポーランド人の少女に
アントニーナ・リロという女性がいる。
彼女はその後ポーランドに帰還し、第2次大戦時には多くのユダヤ人を救った功績でイスラエルから表彰されたそうだ。
「自分は日本に助けられたので、その恩返しのつもりでユダヤ人を救った」と言っていたらしい。
彼女は2006年に90歳で亡くなったそうです。
同じアントニーナではありますが、ザビンスキーとの関係は不明。
この映画のアントニーナ・ザビンスキーも1968年にイスラエルから表彰されている。
日本公開未定。
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
11.The Shack (★)
8位から11位にダウン。
ほぼ半減の200万ドル。累計5290万ドル。
サム・ワーシントン、オクタビア・スペンサー、ラダ・ミッチェル、すみれ。
キャンプで幼い娘が行方不明になり、生きがいを失う夫婦の精神復活物。
すみれは精霊らしいが格好は普通。(すみれは見たい)
シャックは小屋(掘建て小屋)
アマチュア無線では、無線設備のある場所をシャックと呼ぶので、無線を宗教に利用しないで・・・
とも思ったが、ハム(アマチュア無線家)とは無関係のようだ。
日本公開未定。
*
12.John Wick: Chapter Two (★★★)
9位から14位にダウン。
6割減って45万ドル、累計9080万ドルで前作の倍以上になった。
キアヌ・メリープス、イアン・マクシェーン。
続編。
「ジョン・ウィック:チャプター2」2017/7/7(ポニーキャニオン)
*
13.The Belko Experiment (×)
10位から13位にダウン。
7割減って52万ドル。累計890万ドル。
製作費が500万ドルなので大きく損したわけではない。
会社版「バトル・ロワイヤル」
予告でも「バトル・ロワイヤル」と「事務所」(オフィス)の組み合わせ、とある。
日本公開未定。
今週は、赤ちゃんが活躍する「ボス・ベビー」が初登場1位。
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1. The Boss Baby
2. Beauty and the Beast
3. Ghost in the Shell
4. Power Rangers
5. Kong: Skull Island
6. Logan
7. Get Out
8. Life
9. CHiPs
10. The Zookeeper's Wife
***
11. The Shack
12. The LEGO Batman Movie
13. The Belko Experiment
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私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
1.The Boss Baby (★)
初登場1位。
5010万ドル。
弟が生まれて喜んでいる兄。
ところがその弟はとんでもない奴(スパイ、エージェント)で
赤ん坊のふりをしているだけ。
アレック・ボールドウィン、マイルズ・クリストファー・バクシ。
マイルズ・バクシは、アニメ作家のラルフ・バクシの孫。
日本公開未定。
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2.Beauty and the Beast (★)
1位空に2位にダウン。
興収はほぼ半減も4540万ドルで、累計は3億9330万ドル。
海外分とあわせ、8億7千万ドルを突破。
エマ・ワトソン、ダン・スティーブンス。
ダン・スティーブンスは「ナイト・ミュージアム エジプト王の秘密」で鼻が溶けて曲がるランスロット卿だった。
「美女と野獣」2017/4/21(Disney)
3.Ghost in the Shell (★★★)
初登場3位。
意外や意外、1860万ドルといまいちの出足。
あのシリコン・スーツはいまいちかも。
スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし。
ゴースト・イン・ザ・シェル2017/4/7(東和ピクチャーズ)
4.Power Rangers (×)
2位から4位にダウン。
1/3に減って1420万ドル。累計6470万ドル。
もともとは日本の戦隊ものをアメリカでTVドラマ化したものの映画化。
「戦隊もの」自体、結構人気があったようで、格闘シーンのみ日本のTVの映像をそのまま使い、
ドラマ部分はアメリカ人キャストが演じる、なんてものあった。
5人でそれぞれが別の色、変身、フルフェイスマスクのコスチューム、巨大化、等々
お約束の設定はまさしく戦隊もの。
「パワーレンジャー」2017/7/15(東映)
5.Kong: Skull Island (★★)
3位から5位にダウン。
4割減って850万ドル。累計1億4760万ドル。
トム・ビドルストン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・グッドマン。
今までのキングコングよりはるかにでかい、他にも巨大危険生物満載。
「キングコング 髑髏島の巨神」2017/3/25(WB)
6.Logan (★★★)
5位から6位にダウン。
4割減って610万ドル。累計2億1170万ドル。
ウルバリン3作中、最も稼いでいる。
X-MENの独演ものとしては「デッドプール」に次ぐ。
ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュアート。
治癒能力を失いつつあるウルバリンにチャールズ・エグゼビアが託した使命とは。
「LOGAN ローガン」2017/6/1(20thFOX)
7.Get Out(×)
6位から7位にダウン。
1/3減って、560万ドル。累計1億5670万ドル。
製作費5億円ほどなので大儲け。
黒人男性が白人の彼女の家に行く。
暖かく迎え入れられて喜んでいたが、次々と不思議な事件が起こる。
日本公開未定。
8.Life (★★)
4位から8位にダウン。
半分以下の550万ドル。累計2220万ドルと惨敗。
ベン・スティラーの「LIFE!」(ライフ)とは全く関係のないSF。
ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、真田広之、レベッカ・ファーガソン。
国際宇宙ステーション。
帰還した火星探査機の回収に成功、中に単細胞生物様の生命体を発見。
喜びに沸くもやがてそれは急激に成長し、クルーを攻撃するようになる。
「ライフ」2017/7/8(SONY)
9.CHiPs(★)
7位から9位にダウン。
半分の390万ドル。累計1420万ドル。
人気だったTVシリーズ「白バイ野郎 ジョン&パンチ」の映画化。
ダックス・シェパード(ジョン)、マイケル・ペーニャ(パンチ)
「パンチ」は実際には「Poncherello」の愛称で「PONCH」
CHiPsはCHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)隊員の愛称。
邦題未定、公開日未定(WB)
The LEGO Batman Movie (×)
9位から12位にダウン。
1/3まで減って75万ドル。累計1億7260万ドル。
バットマンとロビンが活躍。敵役はジョーカー。
「レゴバットマン・ザ・ムービー」2017/4/1(WB)
10.The Zookeeper's Wife (★)
初登場10位。
320万ドル。
ジェシカ・チャステイン。
ポーランドの動物園の園長の妻が多くのユダヤ人をかくまって逃がしたお話。
アントニーナ・ザビンスキーが役名でノンフィクション小説に基づいている。
第1次大戦時にポーランドからシベリアに抑留され、日本の尽力で救い出されたポーランド人の少女に
アントニーナ・リロという女性がいる。
彼女はその後ポーランドに帰還し、第2次大戦時には多くのユダヤ人を救った功績でイスラエルから表彰されたそうだ。
「自分は日本に助けられたので、その恩返しのつもりでユダヤ人を救った」と言っていたらしい。
彼女は2006年に90歳で亡くなったそうです。
同じアントニーナではありますが、ザビンスキーとの関係は不明。
この映画のアントニーナ・ザビンスキーも1968年にイスラエルから表彰されている。
日本公開未定。
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
11.The Shack (★)
8位から11位にダウン。
ほぼ半減の200万ドル。累計5290万ドル。
サム・ワーシントン、オクタビア・スペンサー、ラダ・ミッチェル、すみれ。
キャンプで幼い娘が行方不明になり、生きがいを失う夫婦の精神復活物。
すみれは精霊らしいが格好は普通。(すみれは見たい)
シャックは小屋(掘建て小屋)
アマチュア無線では、無線設備のある場所をシャックと呼ぶので、無線を宗教に利用しないで・・・
とも思ったが、ハム(アマチュア無線家)とは無関係のようだ。
日本公開未定。
*
12.John Wick: Chapter Two (★★★)
9位から14位にダウン。
6割減って45万ドル、累計9080万ドルで前作の倍以上になった。
キアヌ・メリープス、イアン・マクシェーン。
続編。
「ジョン・ウィック:チャプター2」2017/7/7(ポニーキャニオン)
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13.The Belko Experiment (×)
10位から13位にダウン。
7割減って52万ドル。累計890万ドル。
製作費が500万ドルなので大きく損したわけではない。
会社版「バトル・ロワイヤル」
予告でも「バトル・ロワイヤル」と「事務所」(オフィス)の組み合わせ、とある。
日本公開未定。
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