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愛煙家と言う言葉自体が欺瞞

2005-11-03 17:12:17 | Weblog
フランスでも愛煙家に逆風=禁煙法案が浮上 (時事通信) - goo ニュース

タバコを吸う人に対していろいろな感情を持っていたが、
最近は彼らも被害者だと思うようになってきた。

吸うようになったきっかけはいろいろあろうが、
止められないのは嗜好でも、個人の自由でもなく、
中毒なっているから。

かつて、オキシフル(過酸化水素水)で漂白したうどんが問題になったことがある。
テレチャンの大食い選手権で軽く優勝できる量の何倍ものうどんを何年も食べ続けると、
癌になる可能性があるからだったと記憶する。

そんなことはありえないと思えるほどの量だったが、使われなくなった。

高圧送電線の下では白血病が多いとか、携帯電話の電波で脳腫瘍になるとか、
まことしやかに叫ぶ人がいるのに、

ダイオキシンやアスベストよりも癌になるかもしれない毒性が強いタバコ。
一酸化炭素を多く含み、血管を収縮させる。
妊婦にとっては、胎児の首をジワリと絞めるようなもの。

それでも吸うのは自分の意思だと思ってしまう。
「病気になろうが癌になろうが俺の勝手、放っておいてくれ」
ではなく、
あなたがタバコが止められなくなったのは、
国が税収のためにあなたを罠に嵌めたから。

愛煙家と言う言葉は、タバコの害を隠蔽し、
あたかもタバコを吸うのは(きっかけは別として)
あなた個人の意思ですよ、私のせいではないですよ。
タバコは嗜好品で、病気も癌も個人の責任ですよ~。

と言っているように聞こえるのは私だけでしょうか。
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