MLB、9/2の結果

ＮＰＢは、特にセ・リーグの首位争いが熾烈ですが、
ＭＬＢも地区によっては首位争いが激烈です。

日本人選手のいるのは、そんな喧騒からは遠く離れたチームばかりですが、
９/２はわずか６試合でした。

アメリカン・リーグ

○　ＮＹＹ　５－０　ＯＡＫ　●
ヤンキースは東地区１位で２位のレイズと競っています。
残り３０試合を切って、その差は１．５ゲーム。
ともに勝率６割を超え、ヤンキースとレイズで
地区優勝とワイルドカードを分け合うことになりそうです。

アスレチックスは、西地区の２位ですが、１位とは１０ゲーム差。
何せ西地区は５割超えがレンジャーズだけですから、
優勝どころかワイルドカードも遠い状況です。

●　ＭＩＮ　９－１０　ＤＥＴ　○
ツインズは今日は負けましたが、依然として中地区の首位で、
２位のホワイトソックスには３．５ゲーム差をつけています。
残り試合からいってツインズの地区優勝の可能性が高いです。

タイガースは同じ中地区で３位のトップとは１１ゲーム差。

●　ＢＡＬ　４－６　ＢＯＳ　○
ともに東地区で、オリオールズはダントツの最下位ですからポストシーズンは問題外。
レッドソックスは３位でトップまで８ゲーム差なので、こちらもポストシーズン望み薄。

今日は松坂大輔が先発。
５回までは無失点だったのに、６回に突如乱れ、４安打１四球で４失点。
１点差となって降板しましたが、アッチソンが後続を断ち、８回途中まで無失点。
８回２死からは岡島秀樹がワンポイント成功。
９回はパペルボンがいきなり２本ヒットを連打されるも無失点に抑え、
松坂大輔に９勝目が入りました。
これでＭＬＢ通算４６勝となり、日本人としては野茂（１２３勝）大家（５１勝）に次ぐ
単独第３位となりました。長谷川滋利（４５勝）は４位に後退。
９４球、５回２/３、打者２４人、被安打６、与四球１、奪三振６、失点/自責点４。

岡島秀樹は６球で０回１/３、打者一人、無安打無失点でした。

上原浩治は登板せず。
負け試合にはでないようです。


●　ＳＥＡ　３－６　ＣＬＥ　○
マリナーズは西地区ダントツの最下位で、勝敗はオリオールズと大差なし。
インディアンズは中地区の最下位で、こちらは一つ上のロイヤルズと一応小差ですが、
いずれにしてもポストシーズン関係なし。

イチローは１番ライトで４打数２安打１得点２三振１盗塁死。
（１回）ショート内野安打。盗塁失敗。
（３回）右中間を破る２塁打。ヒットで３進、犠牲フライで生還。
（４回）空振り三振。
（７回）空振り三振。
これで今季通算は１７３安打。２００本まで残り２８試合で２７本となった。

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ナショナル・リーグ

●　ＡＴＬ　２－４　ＮＹＭ　○
ブレーブスは東地区１位でフィリーズと競っています。
その差は２ゲームで逆転の可能性はありますが、それでもワイルドカードには残れそうで、
プレーオフ進出はまず間違いないでしょう。

メッツは東地区４位で首位とは遠く離れてプレーオフはない状況です。

高橋尚成が９回裏に登板し、先頭打者にヒット、後は抑えて３セーブ目。
１回を１１球、打者４人、被安打１、奪三振１、無失点でした。

川上憲伸、斉藤隆の登板はなし。
川上は後半戦の出番が回ってきません。
斉藤隆は中継ぎかクローザーでの登板で、基本負け試合には出ません。

五十嵐亮太の登板はなし。
高橋尚成は後半戦はクローザーで負け試合やセーブのつかない状況で投げることもありますが、
基本はリードしている時に出てきます。
五十嵐亮太は負け試合の後始末が多いでしょうか。

●　ＣＯＬ　１１－１２　ＰＨＩ　○
ロッキーズは西地区の３位。勝率は５割以上ですが、首位には程遠い。
西地区の首位はパドレスで、２位ジャイアンツに３差をつけています。

フィリーズは前述のように東地区の２位でブレーブスと競っています。
地区優勝できなくてもワイルドカードで残る可能性が高いですが、
ワイルドカード争いでは、ジャイアンツもいい線行っており、まだわかりません。

なお、松井秀喜のいるエンゼルスは、ア・リーグ西地区の２位争いですが、
首位とははるかに遠く、プレーオフ進出はないでしょう。

福留孝介のいるカブスはナ・リーグ中地区の５位でプレーオフはなし。（断言）

黒田博樹のいるドジャーズはナ・リーグ西地区の４位で３位とは競っていますが、
プレーオフは無理でしょう。