ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

一酸化炭素中毒で死ぬのはものすごく苦しい、らしい

2005-03-02 11:42:49 | Weblog
少女らネットで連絡 練炭で集団自殺の3人 (共同通信) - goo ニュース

死んだことがないので、はっきりとは判らないが、一酸化炭素中毒で死ぬのはものすごく苦しい、らしい。

次の話は防災の講演で聞いたことだ。

ある人が実験室にこもって徹夜で実験をしていたときのことだ。

石油ストーブで暖を取っていたところ、不完全燃焼で一酸化炭素が発生したらしく、
頭痛、吐き気に襲われた。

何かまずいことが起こった、これはいけないと思い、部屋から出ようとしたが、
体が思うように動かない。
歩くことどころか、イスから立ち上がることも出来ない。

意識ははっきりしていて、新鮮な空気を、とは思ったが、どうしようもない。
何とか体を動かそうとしたが、倒れてしまった。

「このままでは死ぬ。」と思ったが、全身に力が入らない。

力を振り絞って、床を転がり(はいずることも出来なかった)
何とかドアの近くまで行くことが出来た。

しかし、立ち上がれないので、当然ながらドアノブに届かない。
どうにかして顔をドア側に向け、ドアの下の隙間に顔を押し付け、
そのわずかな隙間から外の空気を吸った。

しかし、力は回復せず、そのまま外の空気を吸い続けることしかできなかった。
翌朝、同僚が出勤してきて、ドアに顔を押し付けて転がっている彼を発見。
直ちに救急車を呼んで病院へ搬送。何とか助かった、と言うことだ。

ドアが内開きだったら助からなかったかもしれない。

自殺しようとする人は、一酸化炭素中毒なら、「きれいに楽に死ねる」と
思っているのかもしれないが、実際はものすごく苦しくつらい(らしい)

頭痛、吐き気、眩暈に襲われ、意識はかなりハッキリしたまま、苦しんで死ぬのだ。
こんなに苦しいなら、死にたくない、と思ってももう後の祭り。
体が動かず、そこから脱出できない。

苦しんでいるが体が動かないので、外観からは苦しんでいたのかどうか判らない。
決して「楽には」死ねないのだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 癒しロボット? | トップ | 親王飾り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事