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XpanD 3D

2009-12-19 23:22:33 | 映画関連
今、日本の劇場で採用されている3D方式の一つ。

分光方式(Dolby 3D)シャッター方式(XpanD 3D)偏光方式(RealD 3D)が主流。

Dolby3Dのページによると、
特別なシルバースクリーン(RealD)や
重い複雑な構造(XpanD)のメガネを必要としない、とある。

左右の目の映像の波長をずらし、それをメガネのフィルターで分割、
変換を加えて元の色調に戻すらしいが、よくわからない。
メガネに特殊なフィルターが50層もあるらしい。

メガネは繰り返し使えて高くはない、ともあるが、
記事によっては、Dolbyのメガネが一番重く複雑で高いとあるものもあり、
通り一遍の記事では真偽のほどは定かではない。

今のところ、Dolby3D方式の3Dは見たことがないので、何とも言えない。

Dolby3Dの説明記事では、
RealDのメガネは使い捨てでもったいない的に書いているが、
安いから毎回配っているだけで、使い捨てというわけではない。

事実、ユナイテッドシネマズでは、メガネ持参で100円割引となっている。
(つまり、ユナイテッド・シネマズはRealD方式だということ)

円偏光で偏光の回転方向が逆の映像をメガネの偏光フィルターで分離して見る。
つまり、メガネのレンズに偏光フィルターを貼るだけなので、
メカは何もなく、価格も安いし、なにより軽い。
実際のメガネはおもちゃのサングラスといった風情(レンズは黒くない)

ただし、反射率の高いシルバースクリーンにするなど、
劇場側の対応は金がかかるようでもある。

一方のXpanDとDolby3Dは、めがねの価格が高く、
とても毎回配れないし、持ち帰られても困るので、その場で渡し、終われば回収。

XpanDなどでググれば、メガネの画像はすぐ見つかる。

109シネマズやTOHOシネマズはこの方式。

返す前に実物を撮影しようと思ったが、うす暗い中ではこれが精一杯だった。



赤いフレームが特徴。
つるの部分に見える黒い文字は「XpanD」と書いてあるはず。

シャッター方式で、メガネが映像と連動して、左目用、右目用の映像の時には、
反対側の映像が閉じられている。
そのためのメカがメガネに組み込まれているので多少重い。

これも少し暗くなるはずだが、スクリーンは普通のものでいいらしい。

ディスニーの場合、ディズニー3Dと表記することがあるが、
上記3つの方式と別の方式をいうのではなく、それぞれの劇場の3D方式に合わせている。

3Dの欠点として、字幕版は目が疲れるらしい。
したがって、3D版は吹き替えが多くなるだろうというのが通説のようだ。

なお、3D上映の鑑賞料金は、特別料金となっている。

109シネマズとTOHOシネマズでは、
一般が2000円(通常は1800円)だ。

ただし、各種割引料金も適用になり、割引料金の場合は+300円で見れる。
例えば、ファーストデーなら1300円、前売りは前売り券+300円。

ユナイテッドシネマズでは、今のところ、割引料金の適用はない。
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