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フィッシングメール(一部修正)

2018-07-23 17:04:31 | IT
このところ新手のフィッシング・メールが増えているようだ。

手を変え品を変え、どういうものが引っ掛かりやすいか考えておられるようで、
その発想の多彩さには閉口するを通り越して感心すらする。

最近よく来ていたのは、
・あなたのアカウントがロックされている
・あなたのIDで第三者がログインしようとした
などの警告メールで、修正するためにはリンクをクリックしてください、
というもの。

こういうのとか、


こういうのとか、


やっているSNSからその種のメールが来るとつい心配になってリンクをクリックしてしまいそうだ。

ただ、この種のメールの残念なことには、メールアドレスは合っていても、
(メールが届いているのだから当然だが)そういうIDを持っているかどうか関係なく
送られているので、該当しないケースもしばしば。

例えばmixiはやってないのに、マイミク申請が来てるよ、とか。


まあ、数打ちゃ当たる作戦だろうからほとんどの人には効果なくても、
何%かの人が引っ掛かれば御の字なんでしょう。

送信元のアドレスやリンク先がAppleやSNSと全く関係ないURLだったり、
よくよく見るとAppleがAppIe(小文字のlが大文字のI)になってたり、
名前がでたらめだったり、日本語が変だったり注意してみればおかしいとわかるものもある。
ただ、日本語は言い回しが変、カタカナの「ソ」と「ン」を取り違えるなどの初歩的ミスが減り、
かなりましになって、より危険になった。

ここ1ヶ月ほどで新たに来たのが、
Appleのサービスに申し込んだけど、無償期間が終わると自動的に定期購入になるから、
いやならキャンセルしろ、ってやつ。


そして、ついここ何日かで来たのがよくわからないやつ。

誰かがあなたのメールアカウントに不正アクセスしようとした、チェックしろ、なんだけど、
なんでそんなところからそういう警告が来るの、みたいなの。


もう一つは、検索されましたよって連絡。
あなたのIDが今週6人(6人ってのも微妙だけど)に検索された、
誰が検索したかはこちら、みたいな。

こちらもメールの送信元に心当たりがない。

そもそも検索されたからってどうよって開き直っちゃったりして。
誰かがあんたの個人情報を狙って探ってますよって、教えてもらってもどうすりゃいいの。
探ってる人の情報を知ってもどうにもならん。
逆にいろいろ気にして対策をとろうとする人のほうが狙いなのかな。

でもそういう人ってあっさりリンクをクリックしないで、メールヘッダーの詳細をチェックしたり、
リンク先や送付元のドメインの登録状況を調べたりすると思うんですが、どうなんでしょう。

最後に、最初はメールだと思っていたけど、実は怪しいサイトが勝手に開くやつ。
Googleからなんか当たったとの連絡。


OKをクリックするとどうなるかは調べてません。
怪しいサイトに誘導されるか、怪しいソフトがインストールされるか、あるいはその両方。


「タダでもらえる」しかも早くしないと誰かに権利が・・・と焦ると大変なことに。
結構いろんな人に来てるらしい。

IEに比べてedgeは設定の自由度(つまり、ユーザーが設定できる項目の多さ)がかなり減った。
もともとIEでもアドオンは通常の「設定」では有効/無効しか選べず、削除ができなかったが、
edgeには設定に出てきすらしない。
ブラウザでも広告などはユーザの属性や履歴などに合わせて可変に表示されるし、
勝手にサブウィンドウは開くし、うざいことこの上ない。

設計側の自由度が増すのはいいが、ユーザ側には迷惑になるものもある。

ま、いずれにしてもフィッシングには気を付けましょう。


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