ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

完成披露試写会「あなたへ」@東京国際フォーラムA

2012-08-22 20:13:26 | 映画感想
2012/8/21、東京国際フォーラム、ホールA。
キャパ5千人の大会場。
記事によれば3千人の入りだそうだが、それでも2階席はスカスカに見えた。

メディア関係者大勢。
ホール入口には各メディア専用のブースが設けられていた。
一般客は手荷物検査の上、カメラは一時預かりとなっていたようだ。

舞台挨拶の模様は別記事で。

***
  
高倉健、田中裕子、長塚京三、原田美枝子、ビートたけし、
草剛、佐藤浩市、余貴美子、綾瀬はるか、三浦貴大、大滝秀治。



倉島英二(高倉健)は、富山刑務所の元刑務官で、現在は嘱託の作業技官。
療養中だった妻洋子(田中裕子)をつい最近がんで亡くした。

刑務所にNPOが来訪、遺言だと言う洋子からの2通の封筒を示す。
1通は倉島に直接手渡し、もう1通は長崎県平戸市の郵便局局留め。

受け取りの期限は着後10日。

受け取った封筒の中には自筆の絵ハガキに
「故郷の海に散骨してください」とあった。

倉島は車内を改造しキャンピングカーにしたミニバンで車で長崎に向かう。

洋子は童謡歌手として長い間刑務所に慰問に来てくれていた。
倉島はその後、何度かの出会いを経て洋子と結婚、15年間の結婚生活だった。

倉島はけじめをつける、として刑務所には退職届けを出すが、
総務部長の塚本和夫(長塚京三)には突っ返され、休暇扱いにされる。

この後、いろいろな思いを背負った人と出会いながら長崎へ向かう倉島。
果たして平戸で待つ物は。
洋子の手紙には何が書かれているのだろうか。

**

全般に暗い。
典型的なロードムービーだが、回想シーンをうまく挟んで、
過去を紐解いていく構成としている。

佐藤浩市の設定は気付かなかったし、どうして高倉健が気付いたのかは謎。
偶然にしてはでき過ぎ。

元刑務官の観察眼かもしれないが、結果として見逃したのはまずくないか。



橋フェチにはたまらないかもしれない。
富山から長崎であれば、普通日本海ルートを通って行くと思うが、
平戸への行程が洋子との思い出を巡る旅ともなっており、
草剛のエピソードを絡めて瀬戸内海側を走行させ、橋を取り込んでいる。

最後の赤い橋は平戸大橋。
それまでの瀬戸内に掛かる白い橋との対比が際立っていた。

回想の大阪のシーンで岡村隆史が出演。
警察役で浅野忠信、漁協の関係者に石倉三郎が出ている。



撮影時、高倉健80歳。足の運びは年齢を感じさせた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« MLB、イチロー、8/15~8/... | トップ | 今朝の東京スカイツリー、201... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画感想」カテゴリの最新記事