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映画「偉大なる、しゅららぼん」@109シネマズ木場

2014-03-13 17:16:54 | 映画感想
2014/3/12、109シネマズ木場。
スクリーン5は141席。

中央通路後ろのF列を選択したが、スクリーンを若干下に感じる。
中央通路前のD列でもよかった。



浜田岳、岡田将生、深田恭子、笹野高史、佐野四郎、貫地谷しほり。



代々、琵琶湖の不思議な力を受け継ぐ2つの名家。

ひとつは琵琶湖の東岸にある石走(いわばしり)城に住む日の出家。
もう一つはそのライバルで1300年に渡って対立してきた棗(なつめ)家。

そもそも15年前、日の出家に誕生した本家の淡十郎と分家の涼介(岡田将生)。
ともに不思議な能力を受け継ぐ天賦に恵まれていた。

一方、棗家にも同時期に跡継ぎたる広海が生まれていた。

15年後の今、涼介はその力を修行するべく、本家にやってきた。
船頭の源治郎(笹野高史)の和船で石走城に着いた。

涼介の指南役は一族の藤宮濤子(とうこ、新字体では涛、貫地谷しほり)。

家には当主、人の心を操る日出淡九郎(佐野史郎)、記憶と意識を操る長女清子(深田恭子)、
跡継ぎで長男、生きる伝説と言われる淡十郎(浜田岳)がいた。

涼介は、赤い学ランに身を包み、淡十郎とともに地元の石走高校に入学することとなった。
早速教室でトラブルがあり、淡十郎は棗広海(渡辺大)と競り合う。

実は日出も棗も「力」を出すときは、とてつもない大音響の嫌な音を出すのだが、
それが聞こえるのはお互いの家の力のあるものだけ、一般人には聞こえないのだ。

また「力」は日出家と棗家のお互いには影響を及ぼさないのだった。

淡十郎と広海は何かといがみ合い「力」がぶつかり、そのたびに割を食うのが涼介。
大音響の反応ぶりにいつしかすっかり変態扱いされる始末。

両家の諍いに両家のことを良く知らない新任校長速水(村上弘明)の意外な態度が絡み、
物語は混とんとなる。果たして、行く末やいかに。



「鴨川ホルモー」「プリンセストヨトミ」に続く、万城目学原作小説の映画化。

原作は未読だが、キャラ設定がやや中途半端な気がした。
長年一緒に住んでいるはずの淡九郎、淡十郎、清子に類似性が感じられない。

涛子も然り、一族っぽさ、らしさがなく、もう少し統一感があってもよさそうな気がした。

15歳はやや無理がある。

淡一郎から始まって淡十郎が十代目だとすれば、それにも無理がある。
一代を仮に30年と考えても10代では300年にしかならない。

1300年間争っていたのだから、1300年前が初代だとすれば、
40代から50台は経っている。淡十郎は淡五十郎くらいでないと、辻褄が合わない。

それとも「淡」は10人だが、他の字があるなら別。
ただ、さんずいの字と言っても、潮、汐、沙、沿、混、泥、濁、など相応しくないと思える字も多い。



主題歌はももクロ。

深田恭子の白馬の前を横切るのは、浜村淳。

渡辺大は渡辺謙の息子。

藤宮涛子と聞いて雨宮塔子を思い起こしたのは私だけか。

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