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2009/3/19、中野サンプラザでの開催。
開場5分ほど前に到着。
既に一部は入場を始めていた様だが、サンプラザ前の広場は、
入場待ちの人で半分ほど埋まっていた。
意外と少ない?
一階席は7分ほどの入りか。
例によって前から数列目のかなり前方に陣取ったが、
少し見上げる感じとなり、もうちょっと後ろの方がよかったかも知れない。
**
原題は「赤壁(下)決戦天下」
前回も書いたが、「三国志演義」の赤壁の戦いを描いた2部作の後編。
金城武、中村獅童、トニー・レオン、チャン・フォンイー、
チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、リン・チーリン、
などなどキャストも当然続投。
***
劇場公開版では、本編の前にPartⅠのダイジェスト版と言うか
「前説」が入るということだったが、
試写でもざっくりとPartⅠのおさらいがあった。
(劇場版の前説と同じかどうかは不明)
曹操(チャン・フォンイー)に追われた劉備(ヨウ・ヨン)は、
孫権(チャン・チェン)と組んで曹操に反撃することに。
孫権の軍師は大都督、周瑜(トニー・レオン)、劉備の軍師は孔明(金城武)、
ともに相手を認めながらもライバル心を燃やす。
かくして、勢いに乗って南下する曹操軍と、赤壁で迎え撃つ劉備・孫権の連合軍は、
長江を挟んで対峙するのだった。
**
尚香(ヴッキー・チャオ)は、曹操軍に紛れ込み、軍勢の様子を探っていた。
おりしも、曹操軍では周瑜らの推測どおり疫病が流行っていた。
PartⅠの最後に登場した白鳩は、尚香から孔明への密書に使われていた。
疫病の死者は100人を超え、曹操は感染を防ぐため火葬しようとする部下を制し、
死体を船に乗せて対岸の劉備・孫権軍に流す。
曹操の思惑通り、死体から武器や所持品を奪う人々に疫病が感染、
劉備・孫権軍の兵士も多くが疫病に倒れる。
そんな中、何と劉備は連合を持ちかけておきながら、
疲弊を理由に2万の兵を率いて夏口まで撤退してしまう。
諸葛亮は赤壁に残るが、軍勢が減り、武器も少ない孫権軍。
体力増強に余念がない曹操軍、
一方、魚油製作など、武器の確保に注力する孫権軍。
周瑜と孔明は再び策略合戦に出る。
すなわち、矢を3日のうちに10万本集めて見せると言う孔明と、
水軍に長けた蔡瑁と劉(?)を謀殺するとする周瑜。
互いにできなければ相手の首をはねると言う。
孔明は、霧に紛れてわらを仕組んだ船で曹操軍に近づき、
矢を射させてこれをまんまと手に入れる。
一方の周瑜は、降伏を説得に来た旧友(名前失念)に、
蔡瑁らが曹操を裏切って周瑜に協力しているとの偽文書を見せる。
果たして、孔明のわら船作戦に偽文書を信じてしまった曹操は、
蔡瑁らを殺害、周瑜の思惑通りとなった。
曹操、周瑜ともに船に火をつける火計を思いつくが、
風は北西から吹き、曹操軍に追い手となっていた。
圧倒的勢力の曹操軍に、友軍を失った孫謙。
そんな中、小喬(リン・チーリン)が一人曹操の陣地に赴く。
果たして小喬の思惑は、孫権は曹操に勝てるのか。
そして、周瑜は孔明は?
決戦開始は刻々と近づいてくる。
**
「三国志演義」が元にはなっているが、
映画オリジナルのストーリーも組み込まれている。
甘興をはじめ、映画オリジナルキャストが何人かある。
尚香が曹操軍に間者(スパイ)として潜入し、
その危機を何度か救う叔財(トン・ダーウェイ) もそのひとりで、
終盤、戦いの虚しさ、庶民の悲哀を強調する役回りだった。
**
PartⅠでは赤壁の戦いに至る経過説明のような感じで、
曹操軍と劉備・孫権連合軍の1度目の戦いまでだったので展開のとろさが目についたが、
今作は正面からの激突で、テンポもよく、迫力満点だった。
多少原作である「三国志演義」と異なる点はあるが、大した問題ではないし、
映画が長いため、多少だれる部分はあるが、総じて分かりやすく、
PartⅠで不評だった人名が字幕で出ることも少なく、見やすかった。
開場5分ほど前に到着。
既に一部は入場を始めていた様だが、サンプラザ前の広場は、
入場待ちの人で半分ほど埋まっていた。
意外と少ない?
一階席は7分ほどの入りか。
例によって前から数列目のかなり前方に陣取ったが、
少し見上げる感じとなり、もうちょっと後ろの方がよかったかも知れない。
**
原題は「赤壁(下)決戦天下」
前回も書いたが、「三国志演義」の赤壁の戦いを描いた2部作の後編。
金城武、中村獅童、トニー・レオン、チャン・フォンイー、
チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、リン・チーリン、
などなどキャストも当然続投。
***
劇場公開版では、本編の前にPartⅠのダイジェスト版と言うか
「前説」が入るということだったが、
試写でもざっくりとPartⅠのおさらいがあった。
(劇場版の前説と同じかどうかは不明)
曹操(チャン・フォンイー)に追われた劉備(ヨウ・ヨン)は、
孫権(チャン・チェン)と組んで曹操に反撃することに。
孫権の軍師は大都督、周瑜(トニー・レオン)、劉備の軍師は孔明(金城武)、
ともに相手を認めながらもライバル心を燃やす。
かくして、勢いに乗って南下する曹操軍と、赤壁で迎え撃つ劉備・孫権の連合軍は、
長江を挟んで対峙するのだった。
**
尚香(ヴッキー・チャオ)は、曹操軍に紛れ込み、軍勢の様子を探っていた。
おりしも、曹操軍では周瑜らの推測どおり疫病が流行っていた。
PartⅠの最後に登場した白鳩は、尚香から孔明への密書に使われていた。
疫病の死者は100人を超え、曹操は感染を防ぐため火葬しようとする部下を制し、
死体を船に乗せて対岸の劉備・孫権軍に流す。
曹操の思惑通り、死体から武器や所持品を奪う人々に疫病が感染、
劉備・孫権軍の兵士も多くが疫病に倒れる。
そんな中、何と劉備は連合を持ちかけておきながら、
疲弊を理由に2万の兵を率いて夏口まで撤退してしまう。
諸葛亮は赤壁に残るが、軍勢が減り、武器も少ない孫権軍。
体力増強に余念がない曹操軍、
一方、魚油製作など、武器の確保に注力する孫権軍。
周瑜と孔明は再び策略合戦に出る。
すなわち、矢を3日のうちに10万本集めて見せると言う孔明と、
水軍に長けた蔡瑁と劉(?)を謀殺するとする周瑜。
互いにできなければ相手の首をはねると言う。
孔明は、霧に紛れてわらを仕組んだ船で曹操軍に近づき、
矢を射させてこれをまんまと手に入れる。
一方の周瑜は、降伏を説得に来た旧友(名前失念)に、
蔡瑁らが曹操を裏切って周瑜に協力しているとの偽文書を見せる。
果たして、孔明のわら船作戦に偽文書を信じてしまった曹操は、
蔡瑁らを殺害、周瑜の思惑通りとなった。
曹操、周瑜ともに船に火をつける火計を思いつくが、
風は北西から吹き、曹操軍に追い手となっていた。
圧倒的勢力の曹操軍に、友軍を失った孫謙。
そんな中、小喬(リン・チーリン)が一人曹操の陣地に赴く。
果たして小喬の思惑は、孫権は曹操に勝てるのか。
そして、周瑜は孔明は?
決戦開始は刻々と近づいてくる。
**
「三国志演義」が元にはなっているが、
映画オリジナルのストーリーも組み込まれている。
甘興をはじめ、映画オリジナルキャストが何人かある。
尚香が曹操軍に間者(スパイ)として潜入し、
その危機を何度か救う叔財(トン・ダーウェイ) もそのひとりで、
終盤、戦いの虚しさ、庶民の悲哀を強調する役回りだった。
**
PartⅠでは赤壁の戦いに至る経過説明のような感じで、
曹操軍と劉備・孫権連合軍の1度目の戦いまでだったので展開のとろさが目についたが、
今作は正面からの激突で、テンポもよく、迫力満点だった。
多少原作である「三国志演義」と異なる点はあるが、大した問題ではないし、
映画が長いため、多少だれる部分はあるが、総じて分かりやすく、
PartⅠで不評だった人名が字幕で出ることも少なく、見やすかった。
評価の分かれるところと思います。
三国志ファンの方々が、それぞれの武将について、
ちょっとずつでも良いから見せ場がほしいと思うのは
ごく当然だと思います。
戦の虚しさを感じられたというのは、自分も同じですね。特に「兵士達は所詮捨て駒なのだなあ。」と感じました。
「武将個々のアクションという点では前作に分が在った。」と自分は感じた訳ですが、仰る様にその分、今回は戦そのものの全体像は上手く描けていたと思うし、その辺をどう捉えるかは個々によって違う所でしょうね。ジョン・ウー監督が意図的に、前作と今回でその辺のバランスを取ったのかもしれません。
今後とも何卒宜しく御願い致します。
団子の件はのどに詰まるのもありますが、
もう器に入らんぞ、とかも思ってました。
のどに詰まると言えば、先日偶然アンナ・ファリスが、
マシュマロがいくつ食べられるかに挑戦する動画を見て、
大笑いしました。
かわいい顔してお下品です。
ところで、この場を借りて、訂正。
国際版(1、2合体短縮版)を2時間25分と、
2時間55分の両方を書いてますが、
参考にしたVirietyJapanの記事は25分でした。
まさにわたしはその通りに、
目の前で繰り広げられるものをただ素直に受け止めて、
いい男たちに見蕩れて、とっても楽しんだ2作でした。
周楡のお団子、やっぱり気になられましたか。
本当は感動の場面なのに、喉に詰まるぞ、とかむせてしまうぞ、とか
余計なことばっかり考えてしまいました(笑)
物量で見せるのは中国ならではの気もしますが、
死体の山は、どの映画でもやるせないです。
>すなわち、矢を3日のうちに10万本集めて見せると言う孔明と、
>水軍に長けた蔡瑁と劉(?)を謀殺するとする周瑜。
>互いにできなければ相手の首をはねると言う。
これは面白かったですね~。
ワクワクする流れに見入ってました。
>その危機を何度か救う叔財(トン・ダーウェイ) もそのひとり。
オリジナルだというシーンも好きでした。
こういう悲恋にも泣かされます。
映画が長いと言うよりも、戦闘シーンがこれでもかと長かった気がしました。
死体の山も大量だったですしね~。
それもこれも「戦争の無意味さ」を知らしめるためだったと思えましたが。
私は三国志をよく知らなかったので、すんなり入り込めて面白かったです。
統計的には女性の方が多く観ておられるようですが、
何がどう受けるのか、全く予測がつきません。
ガチガチの三国志ファンが多いのかと思いきや、
というところでしょうか。
女性にも同じくらい三国志ファンがいるのか、
それとも三国志好きの男性につきあって?
とかいろいろ考えちゃいますね。
女性客増大を狙ってか、
映画にとにかく「愛」を盛り込むことを
エイベックスが主張したとかしなかったとか。
トニーレオンとリーチンリンの何シーンかは
正直おまけ映像な感じでしたし(わわわわわ)
それと、私みたく
三国志の知識皆無(!)で
役者目当てに行っても話についていけるような
むっちゃ懇切丁寧な前フリに
これでもかという名前のテロップ。
・・・で、ふたあけたら観客の半分が
女性だったそうで。
映画の前フリ部分はジョンウーが作ったのではなく付け足された映像らしいので
それもよう監督がオッケーしたなという・・・。
で、こんだけ解説したんやから
パート2はもうええやろと。(笑)
敵であっても
殺さなくていい命なら解りあって背を向けたい
家族とか信頼とか
大切にしてほしいものがそこにあって、
そしてここぞというときを逃さない
決断をする勇気。
赤壁という歴史的戦いを追うというよりは
それ自体実は背景でしかなく
パート2は特にそれを強く感じたんですが
一見不必要なシーンを盛り込むことで
メッセージを山盛りこめた映画だったような
気がしました。
ところで、インターナショナル版があって、
PartⅠ、Ⅱ合わせた短縮版で、
2時間55分だそうですがどうなんでしょうね。
名前の字幕、
私自身はたいして気にしてなかったのですが、
皆さんには受けが悪かったようなので、、、。
TB&コメントありがとうございました。
パート2は登場人物の字幕が少なかったですね。
鑑賞中は全然気になりませんでしたけど。
ド迫力で見応えのある作品でした。
赤壁の戦いよりも、その戦いに入るまでの両軍の駆け引きなどが一番印象的でした。
中盤からのアクションの見せ場の連続に、時間を
忘れて見入ってしまいました。
前半がもう少し締まってくると最高だったのですが。
しかし、勇気、愛、結束力、信じる心。
胸が熱くなる要素たっぷりの映画でした。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
バラエティ・ジャパンによれば、
>インターナショナル版は1本にまとめられ、
>上映時間も2時間25分に短縮
だそうです。
「ヨウ・ヨン」か「ユウ・ヨン」か、
気になって調べましたが、
公式ページにもパンフにもなく、
Wikiによれば、
尤勇(ヨウ・ヨン または ユウ・ヨン)
とありました。
たぶんその中間くらいなのかも。
ちょっと引っ張られ過ぎだったかなぁ~時々冗長に思えるエピソードがあったかも。
でも、2作品を通しての完成度は高いと思います!!長丁場でも続けて2作品観てみたいです♪
ちょっと損な役回りでしたね。
メインが女性になったことでの面白さもありましたが、
個人的にはパート1の方が面白かったです♪
面白かったですね~。
確かに長いのだけど、ぎっしりと詰まってた感じで
後半の怒涛のアクションも楽しかったです。
戦闘シーンは迫力がありました。
Wikiによれば、
赤壁の戦いは208年。
カタパルトが使われ始めたのは、
紀元前400~300年ころの古代ギリシャ
ということなので、ありえたんではないでしょうか。
うまく絡んでいたように思います。
女性陣の活躍も良かったです。
ホントに迫力ありましたよね。
でも、あのファイアカタパルトみたいなのが
当時あったのか
見ていてすごく気になりました。
まあ、映画だからいいんですけどね(笑)
直にキャラの下に出ていて、分かりやすかったです。
ラスト付近では、孫権が戦いの虚しさを上手く顔で表現していたように思えます。