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さくらの蕾

2014-03-27 12:39:25 | 花卉草木
多分、アメリカン・チェリーだと思う桜系の木。

鉢植えです。

東京地方の開花宣言も出てしまっていますが、ソメイヨシノ以外は
開花時期はバラバラで、我が家の桜もまだつぼみが出てきた程度。

これはつぼみだな、とわかる程度です。

それでも昨日よりは少し色づいたでしょうか。



芽もずいぶん出てきましたが、蕾は少ない。







話をソメイヨシノに戻すと、ご承知かと思いますが
ソメイヨシノは江戸時代に江戸の染井村で作られた品種です。

奈良の吉野桜にちなんでつけられた名前で、染井村の吉野桜でソメイヨシノ。

また、江戸時代にはソメイヨシノを「吉野桜」と呼んでいたんですが、
本当の奈良の吉野桜はヤマザクラが多いので違う種だと明示するためソメイヨシノとしたようです。

ほぼクローンで接ぎ木などで増殖させています。

自家不稔性(自家不和合性)の強い種で、ソメイヨシノ同士では実が付きません。
他種の桜となら実が成りますが、それはソメイヨシノではなく雑種、混合種、ともいうべき別種です。

寿命は50年とも60年とも言われ、桜の名所の多くがすでに老木となっていると言われます。
ただ、丁寧に扱えば(根元を踏み固めない、むやみに切らない、病原体策をちゃんとやる)
100年は持つとも言われ、まあ人と同じ程度と考えていいのかもしれません。

種全体がクローンなので同一の性質を持っており、同じ環境ならほぼ同時に花を開きます。
これがさくらが一斉に咲き、散る所以でもあります。

また、ソメイヨシノは花が先で葉が後、しかも花は下向きに咲くので、
桜の木を下から見上げると花がこちらを向いている=下からの見映えが良い、
すなわち、花見に向いていると言うことになります。

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