消費税増税後の映画料金

いよいよ消費税の増税まで５日となりました。

２月にＴＯＨＯシネマズの増税後の新料金について少し触れました。

その時点では１０９シネマズ、ユナイテッドシネマのニュースが出ていなかったので、
放ったらかしでしたが、今一度整理しておこうと思っています。

新料金はブログで取り上げている人もいますし、各社をまとめている人もいます。
ニュースサイトなどでは「主要各社横並び」と書いてあり、

「通常料金は現行のまま据え置くが、各種割引料金は１００円値上げ」

また、

「各社共通の女性料金やシニア料金、各社独自の特別割引料金も値上げ」とあります。

確かに「通常料金据え置き、割引料金値上げ」は大筋でその通りで
その意味では各社横並びですが、細かく見ていくと、いろいろと違っています。

各料金を按分すれば増税の３％分に相当するというのが各社の言い分でしょうが、
割引料金をうまく利用している人から見ると大幅値上げになってしまいます。

また各社各館の料金体系は複雑で、ポイントカードの特典などを考えると、
多岐にわたるため、私が良く行くシネコン４カ所についてのみ、
整理しておくことにしました。

４か所とは、
（１）１０９シネマズ木場
（２）ＴＯＨＯシネマズ錦糸町
（３）ユナイテッドシネマ豊洲
（４）シネマイクスピアリ

なお、お台場のシネマメディアージュはＴＯＨＯ系で、料金体系は同じですが
オンライン予約ができない、シネマイレージの対象ではないなど扱いが違います。



これを見ると細かい点でいろいろ違っています。

例えば「映画の日」は本来１２月１日だけでそのほかの毎月１日は、
「ファーストデイ」と呼んでいるところが多いですが、
（毎月１日を「映画の日」と呼んでいる館もある）
ＴＯＨＯシネマズは１２月１日は１０００円で値上げせず、他の月は１００円値上げ、
他社は１２月も含め、１日を１００円値上げです。

また、シネマイクスピアリはレディスデー料金据え置き、高校生は値下げです。
とはいってもＴＯＨＯやユナイテッドはもともと高校生料金がもっと安い。

またユナイテッドシネマは３Ｄ料金は割引料金適用外なので、
シニアや夫婦で行く場合は割高ですが、２Ｄ映画はカード会員割引が他より手厚い。

各シネコンで必ずしも同じ作品を上映しているわけではないので、
料金だけで選択できない場合もありますが、料金表を横目で見ながら
どこを選ぶかと言うことになりそうです。