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大阪都構想住民投票、結果は否決

2020-11-01 22:27:45 | 政治経済
メディアの選挙関係のトップニュースは、11/3投票のアメリカ大統領選挙だが、
日本国内(の一部)で耳目を集めているのは大阪都構想の住民投票。

今のところ、7割近くまで開票が進んでいるが、賛否は拮抗している。
まだ集計が進んでいない投票所もあり、選挙などの専門家(学者やコメンテイター)も
どうなるかよくわからないようだ。

** 結果は否決 **

開票率が8割だったか9割近くだったか、その時点の集計結果ではまだ賛成の方が多かったが、
某公共放送が「反対多数確実」を打った。
選挙でいえば「当確」と言ったところか。

最終的には1万票を超える差のようだが、ともかく5年ぶりの住民投票は再度否決となり、
松井大阪市長は、市長の任期満了を持って政界を引退。
吉村大阪府知事は自身の任期中に再度大阪都構想を餅ですことはしないと明言した。

***

ところで、今回、今更ながら大阪のことはよく知らなかったと思ったのが、今の大阪市は24区あること。
東京は23区で東京市の頃は31区だったこともあるが規模が全く違うのも改めて知った。

現在の大阪市の人口は275万人、225平方kmで24区。

一方、東京は23区の人口が967万人、638平方kmで23区。
人口3.5倍、面積3倍。
1区当たりの平均は現大阪市が11.5万人、東京23区は42万人。

大阪都で現大阪市が4特別区になれば、1区当たりの平均は69万人。
東京と同じ比率で特別区を作るとすれば、4区ではなく6区とか7区になる。

東京都の区部の最少人数は千代田区で6万7千人で、10万人未満は千代田区だけ。
一方、最多は世田谷区で94万人で、50万人以上は世田谷区を含め8区。

大阪市は10万人未満が9区、10万人台が15区で、20万人以上は1区もない。
4区になれば1区当たり平均70万人近い。
大田区、練馬区、足立区、江戸川区が60万人以上、江東区、杉並区、板橋区は50万人以上。
このサイズの句ができると言うこと。

また、隣接する守口市と八尾市は特別区への移行を目指すらしい。


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