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今朝の東京スカイツリー(2020/1/17)

2020-01-17 10:35:50 | 東京スカイツリー
今朝の撮影時刻は7:55分。
曇り。

8時の気温は4.5度、湿度55%、北西の風3m/s。
PM2.5は6μg/立米、SPMは7μg/立米でした。



今日は阪神淡路大震災の発生した日です。

あれからもう25年経ったんですね。
地震当時、私は池尻大橋の近くの客先で作業していましたが、実家の神戸は震度4でも
世の中ひっくり返るぐらいの土地柄でしたから、家族の驚きはさぞやと心配したものです。

当初は2人死亡程度の報道で、時の総理、村山富市氏も気にはしていたようですが、
被害状況の確認もそこそこに財界人らと昼食会だったかな、会食していたと思います。
その後阪神高速が倒壊している様子を見て絶句したと言われます。

その時の対応は正しかったなどと言っているようですが、首相、知事らの対応も不十分だったと思います。
幸いにも家族親戚知人に人的被害はありませんでしたが、神戸の実家は全壊しました。

あの年以降、携帯電話が急速に普及しました。地震の影響が大きかったと思っています。

3月には地下鉄サリン事件。
警察庁長官狙撃事件や村井秀夫刺殺事件、上九一色村での教祖逮捕と区切りを迎えました。

冬にはWindows95発売のバカ騒ぎもありました。



ところで、阪神淡路では震災関連死を含む死者6400人余。
当日死んだ人だけで5千人余、地震から1時間程度以内に死んだ人が4千人近い。
その9割は圧死と言われるが、感覚的には焼死がもっといたように思える。

一方、東日本大震災では、18400人余の死亡者行方不明者のうち、9割に当たる14千人余が
津波による溺死となっている。
圧死と焼死は800人余。死因不明を合わせても1500人ほどにすぎない。
この地震では負傷者よりも死亡者が何倍も多い。
地震の規模もさることながら、いかに津波が恐ろしいかを物語っている。

マグニチュードはやや小さいものの、阪神淡路に次ぐ震度7を記録した新潟県中部地震では死者68名。
重傷者を入れても700人ほどにとどまる。

地震の被害はその規模だけでなく、津波発生の有無はもちろんだが、人口の密集度やビルや地下街、橋梁など
建造物の種類、量、密度によって、人的被害は累進的に増大する。

首都直下地震の想定被害は死者23千人だが、果たしてそれで済むかどうか。
特に焼死を7割、16千人と見込んでいるが、津波は想定外だし、焼死以外がそれで済むのかはよくわからない。

ここ江東区では、集合住宅に住む人が人口の7割と言われ、マンションは数十mの深層杭で支えられているので
簡単に倒壊しないと思えるし、火災も延焼は少ないだろうが、はしご車が届くのはせいぜい10階まで。

すぐ近くには戸建ての密集地があり、消防車が入れるかどうかわからない細い道も多いので、多くの火災被害が見込まれる。

しかし、火災がもっと多いのは実は中野や世田谷、目黒といった戸建ての多い住宅街。
荒川の東側、江戸川、葛飾手背も多くの火災が予想されている。

いずれにしても阪神淡路や東日本をはるかにしのぐ大災害となることは間違いない。
想定では耐震補強や耐火にすることによって、被害を何分の一にも減らせると見込んでいるがどうだろうか。

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