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映画「ホステージ」(HOSTAGE)

2005-06-27 22:26:40 | 映画感想
ブルース・ウィルス主演。

ブルース・ウィルス自身が原作の小説を読んで気に入り、映画化したという。
実の娘が劇中でも娘役で出ている。

キャッチコピーは、「助ける命を選べるか。」ですが、
私には選んでない様に思えました。
原作はスリラーらしいです。サスペンスではあるとは思いましたが、
スリラーの定義も変わったんですかね。



さて、物語は、ブルース・ウィルス扮するジェフ・テリーの
LAPD(ロサンゼルス・ポリスデパートメント)時代から始まる。

ネゴシエーターのジェフは、ネゴの失敗で犯人を子供ともども死なせてしまう。
1年後、彼は、ネゴシエーターを辞め、田舎町の警察署長になっていた。

しかし、妻ジェーン(セレーナ・スコット・トーマス)はLAに残り
田舎との往復、娘アマンダ(ルーマー・ウィルス=ブルース・ウィルスの娘)は
田舎を毛嫌いしている。

娘は父に反抗しているが、実のところ、
両親が離婚して父親と離れることを恐れている。
(娘は離さんぞと言うブルース・ウィルス自身の意思の表れか)

毎日小さいトラブルしか起こらないような静かな町。
「今日は何の日だ」
「犯罪ゼロ月曜日」"Low crime Monday"
「じゃあ、明日は」
「犯罪ゼロ火曜日」"Low crime Tuesday"
「その通り」

チンピラのケリー兄弟(兄のデニスにジョナサン・タッカー、
弟のケビンにマーシャル・オールマン)と
マース(ベン・フォスター)の3人は偶然見かけたスミスの娘
ジェニファー(ミシェル・ホーン)の後をつけ、盗みに入る。

突然の乱入に警察を呼ぶ息子トミー(ジミー・ベネット)
調べに来た婦人警官をマースが撃ち殺してしまう。

安穏とした田舎町は一転して人質事件の真っ只中に。
ジェフは、郡警察に処置を委ね、帰宅しようとする。

しかし、ジェニファーの親父ウォルター(ケビン・ポラック)は、
裏帳簿の会計士だった。

証拠の品が屋敷に残っていると知る組織が、ジェーンとアマンダを人質に、
ジェフに突入阻止を指示。
スミス家の犯人逮捕と人質解放のためには突入、
自分自身の家族の解放のためには突入阻止。
矛盾する課題をどうやって解決するのか。

時々刻々変わる条件をチンピラと組織の両方にネゴしながら、
どうすれば事態の解決を図れるのか。
また、どうやれば自分の家族を解放できるのか。
チンピラの焦り、特にマースの暴走の度合いは激しさを増していく、、、、



まあまあ面白かった。

ダイ・ハードやアルマゲドンで動じずつぶれずと思われている
ブルースが、メンタル的に弱い面を見せる。
泣くしね、俺だってどうしようもなくて辛いんだ、
でも家族のためなら無理もするんだ、ってとこか。

チンピラ3人はよく演じた。
多少、無茶なところはあります。
あれだけ、ワンサカきていたTV局はどこへ行った。
TV局クルーに隠れて作戦なんかできやしない。
ダイ・ハードでよく判ってんでしょ。

組織側も甘い。
取引はしない(No bargain. I give, you take, that's all)とか
言っときながら、条件変えてんじゃん。

このほかにも、窓のシャッターは大して役に立たないし、
あのドアロックはいつ、どう機能したか判らん、
などなど。
まあ、でも展開スピードがいいので、
細かいことは抜きにしてそこそこ面白かったです、はい。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (あき)
2005-06-29 10:07:47
TBからきました☆

ホステージおもしろかったです☆

ブルースウィルス大好きなので

だからっていうのもありますw
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