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全米週末興行ベスト10 2018/12/21-12/23

2018-12-25 21:12:32 | 映画関連
毎週金土日の全米興行収入ランキングです。(2018/12/21-12/23)

今週は、「アクアマン」が初登場1位、2位には「メリー・ポピンズ リターンズ」
新作5本、拡大公開1本の6本が新規ベスト10入り。



1. Aquaman
2. Mary Poppins Returns
3. Bumblebee
4. Spider-Man: Into The Spider-Verse
5. The Mule

6. Dr. Seuss' The Grinch
7. Second Act
8. Ralph Breaks the Internet
9. Welcome to Marwen
10. Mary Queen of Scots
***
12. Bohemian Rhapsody
13. Mortal Engines
14. Creed II
15. Green Book
16. Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald
**
18. Instant Family
 

個人的な観たい度を(★★★、★★、★、×)の4段階で表記。
なお、期待値はあるが、ネット独占公開など劇場で見れないものは白抜きの星(☆)で表記。



1.Aquaman (★★★)

初登場1位。
6740万ドル、累計7270万ドル。

12/21封切りなのに、12/21~23の集計が6740万ドルで、
累計が7270万ドル。
木曜に先行上映でもあったのかと思いきや、アマゾンプライムで先行上映があり、
470万ドル稼いだそうだ。

ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、ウィレム・デフォー。
ジャスティス・リーグにも参戦したアクアマン。
海底人と人間双方の血を引くので、地上でも海中でも大活躍。

「アクアマン」2018/2/8(WB)
 


2.Mary Poppins Returns (★★★)

初登場2位。
2350万ドル。累計3230万ドル。12/19(水)封切り。

1964年の「メリー・ポピンズ」の正統派続編。
あの時、バンクスさんちの子供だったマイケルはベン・ウィショー、
ジェーンはエミリー・モーティマー。
そしてメリー・ポピンズはエミリー・ブラント。

「全く年を取っていないように見えるよ。」
「本当に? とても失礼ですよ、マイケル。女性の年について言うなんて。
 もっと良くなるよう教えたのに。」

「メリー・ポピンズ リターンズ」2018/2/1(Disney)
 


3.Bumblebee (★)

初登場3位。
2160万ドルはやや期待外れか。

「トランスフォーマー」シリーズのプリクエル。
そもそもバンブルビーの設定はフォルスクワーゲン・ビートルであり、
今作もそうなっているが、2007年の「トランスフォーマー」では、
シボレー・カマロだった。

なお、バンブルビーとは和名がマルハナバチで、ミツバチの仲間。
サイズはミツバチ<マルハナバチ<クマバチ。
余談だが楽曲「熊蜂の飛行」は本当は「マルハナバチの飛行」

「バンブルビー」2019/3/22(東和ピクチャーズ)


 
4.Spider-Man: Into The Spider-Verse (★★★)

1位から4位にダウン。
半分以下の1660万ドル。累計は6470万ドル。

ソニーのスパイダーマンシリーズとしては7作目で初のアニメ。
複数のスパイダーマンのいる世界。主人公のスパイダーマンはマイルズ・モラレス。

「スパイダーマン:スパイダーバース」2019/3/8(Sony)


 
5.The Mule (★★★)

2位から5位にダウン。
4割減って970万ドル。累計は3540万ドル。

クリント・イーストウッド、10年ぶりの監督+主演。
ひょんなことから魔役の運び屋になってしまった老人の物語。

Muleはアメリカの俗語で麻薬の運び屋。
かかとの押さえのない履物のミュールも同じスペル。

「運び屋」2019/3/8(WB)


 
6.Dr. Seuss' The Grinch (★)

3位から6位にダウン。
1/4減って850万ドル。累計は2億5350万ドル。
ジム・キャリーの実写版(2000年)の累計にあと少し。

グリンチが、ドクター・スースの作品だとは知らなかった。
声にベネディクト・カンバーバッチ。吹き替えは大泉洋。

相手役の子役、シンデイ・ルー・フーの声のキャメロン・シーリーは
「クレーテスト・ショーマン」のヒュー・ジャックマンの娘役。
吹き替えの横溝菜帆は「義母ムス」の娘の子供時代。

「グリンチ」2018/12/14(東宝東和)


 
7.Second Act (☆)

初登場7位。
640万ドルは少ないが製作費(16M$)から見れば失敗とは言えない。

J.Loこと、ジェニファー・ロペス主演。

2019オンライン公開(Netflex)
観てみたいけど劇場では見れないので星マークは白抜きにしました。


 
8.Ralph Breaks the Internet (★)

4位から8位にダウン。
半減の470万ドル、累計1億6210万ドル。
これだけ稼いでもまだ製作費には届かない。
日本では初登場1位を記録した。
「シュガー・ラッシュ」の続編。

「シュガー・ラッシュ オンライン」2018/12/21(Disney)


 
9.Welcome to Marwen

初登場9位。
230万ドル。

スティーブ・カレル。
暴行を受けて記憶障害になった男性がフィギュアの世界を使って自身を取り戻していく物語。
実話をもとに作られた。

日本公開未定。


 
10.Mary Queen of Scots (★★)

66館から795館への拡大公開に伴い、17位から10位にアップ。
興収は3倍強の220万ドル。累計350万ドル。

16世紀、スコットランドとイングランドが別の国だったころ。
エリザベス1世と王位を争ったメアリー・スチュアートのお話。

シアーシャ・ローナン(メアリー・スチュアート)、
マーゴット・ロビー(エリザベス1世)の美女対決。
「エリザベス ゴールデン・エイジ」と同時期の物語。

「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」2019/3/15(ビターズ・エンド)
 
*** 今週のベスト10陥落 ***

12.Bohemian Rhapsody (★)

7位からついに圏外の12位にダウン。
半分以下の190万ドル。累計は1億8470万ドル。

日本では好調を維持し、60億円を突破した。
伝説のバンド、クイーンの伝記映画。
一瞬本物かと思うぐらい、ドキュメントタッチにできている。
フレディ・マーキュリーはラミ・マレックが演じていて振りなども完コピだそうだ。

「ボヘミアン・ラプソディ」2018/11/9(20thFOX)



13.Mortal Engines (★★★)

5位から13位にダウン。
2週目でいきなり1/4の170万ドルまで激減。累計1200万ドルと大失敗。

最終戦争後、都市は移動都市となって他の都市を襲い吸収していく世界。
「マッドマックス」的世界観。

「移動都市 モータル・エンジン」2019/3/1(東宝東和)



14.Creed II (★★★)

6位から14位にダウン。
7割減の150万ドル。累計1億870万ドル。

前作越えまであと100万ドル、届くか。

アポロ・クリードの息子、アドニス・ジョンソン(マイケル・B・ジョーダン)と
イワン・ドラコ(ドルフ・ラングレン)の息子、ビクターの宿命の対決。
ロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)ももちろん出演。

「クリード 炎の宿敵」2018/1/11(WB)



15.Green Book (★★)

10位から15位にダウン。
半分の140万ドル。累計2750万ドル。

マハーシャラ・アリ、ビーゴ・モーテンセン。
まだ、人種差別が強く残る1960年代アメリカ南部。
黒人ピアニストとそのドライバー兼ボディガードの白人のコンサートツアーの旅。

「グリーン・ブック」2019/3/1(GAGA)



16.Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald (鑑賞済)

9位から16位にダウン。
興収は1/4の90万ドルに激減。累計1億5440万ドル。
世界全体では6億ドル越え。

続編。
エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ジョニー・デップ、
ジュード・ロー、アリソン・サドル、
グリンデルバルトがやすやすと脱走。仲間を率いて魔法省に反旗を翻す。
ニュートの仲間も敵味方に分かれる。

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」2018/11/23(WB)



18.Instant Family (×)

8位から18位にダウン。
1/6の64万ドルまで激減、累計6240万ドル。

マーク・ウォルバーグ、ローズ・バーン、イザベラ・モナー。
夫妻が養子を迎え悪戦苦闘するファミリー・コメディ。

日本公開未定。

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