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DVD「エージェント・ゾーハン」

2009-01-08 18:14:48 | 映画感想
アダム・サンドラー、ジョン・タトゥーロ、エマニエル・クリキ、
ロブ・シュナイダー、マライヤ・キャリー。

***

イスラエルの特殊工作員、ゾーハン(アダム・サンドラー)は、
休暇中に呼び出され、かつて捕えたパレスチナのテロリストの
首謀格ファントム(ジョン・タトゥーロ)の殺害を命じられる。

凄腕のゾーハンには密かな夢があった、
それはアメリカに行ってヘア・スタイリストになること。
両親にお前はゲイか、と笑われながらも、
ヘアスタイルの本とハサミを手に夢見る日々だった。

単身、ファントムの潜伏地に乗り込んだゾーハンは、
格闘の末ファントムの投げた手榴弾で爆死、、
と見せかけて、アメリカに潜入する。

自分で髪を切り、偽名を使ってヘアスタイルブックの著者の店を訪ねるが、
時代遅れの風体に体よく追い返される。

美容室に就職しようとするが、次々と失敗、
街でゾーハンを見破ったイスラエル人の電器屋に行く。

そこで、パレスチナ人女性、ダリア(エマニエル・クリキ)の美容室を勧められ、
ここでもうまく取り入って何とか働けることに。

とてもカットは任せられないとするダリアだったが、
美容師が1人辞めてしまい、やむなくゾーハンにカットを任せる。

年を取った女性客に歯の浮くようなセリフと、
自慢の股間でスペシャル・サービスをするゾーハン。
たちまち評判になり、大勢のご婦人がたが列をなすようになる。

街には、もう一人ゾーハンを見破った男がいた。
パレスチナの農夫だったサリーム(ロブ・シュナイダー)
かつてゾーハンに痛い目にあわされ、復讐を決意する。

もうひとりのプレーヤーは、
ユダヤ人とパレスチナ人が対峙するこの一帯を地上げし、
大型モールを建設しようとしているウォルブリッジ(マイケル・バッファ)

ウォルブリッジの策略で対立が激化、ファントムも乗り込んできて、
ゾーハンとの対決のときが迫る。

***

何でこんな面白そうな映画を上映しないのか、と思っていましたが、
結構お下品な映画でした。
アダム・サンドラーにしては珍しい?
でも、結構笑いました。

例のチリチリ頭ではなく「再会の街で」に近い髪形に訛った英語で
オーストラリア人だと言い張る。
絶対おかしいんだけどみんな騙されるわけで、あり得ない展開だが面白い。

ロブ・シュナイダーのアラブ人も見事。

ファントムのジョン・タトゥーロは「シークレット・ウィンドウ」のシューター。
街で知り合う青年(ニック・ソードソン)が関根勤に見えた。
その母役のレイニー・カザーンは、
何となくバーブラ・ストレイサンドに似ていると思ったら、
舞台で彼女の代役をやったことがあるらしい。 

*** 追記 ***
書き洩らした。
マライヤ・キャリーにはびっくりした。

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2 コメント

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あはは (miyu)
2009-01-08 19:56:40
本当ちょっと下品でしたものね~。
こうゆうのはちょっと公開が難しいかなぁ。
でも、アダム・サンドラーがハジけてて
結構面白かったですね。
返信する
miyuさんへ (KGR)
2009-01-09 00:51:25
>こうゆうのはちょっと公開が難しいかなぁ。
下品もあるし、民族的な意味合いもあるし。
でも最後は大団円なんですけどね。
ということはやっぱ下ネタでしょうか。

アダム・サンドラー以外では、
ロブ・シュナイダーがよかったです。
ホントはユダヤ系なのに。
返信する

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