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MLB今季の開催フォーマット大枠決まる

2020-05-12 23:33:38 | 野球
まだ確定ではないが、大体こんな感じになりそう、と言うのが明らかになった。

シーズン開幕は7/4前後。
7/4は独立記念日でもあるし、区切りとしてはいい日付だ。
ただし、当初は無観客試合となるようだ。

MLB全球団は30チーム。
通常は、アメリカン・リーグ、ナショナル・リーグ各15チームをそれぞれ東地区、中地区、西地区、各5チームずつとし、
インターリーグ(リーグ交流試合)も含め、162試合を争う。

そして各地区ごとの優勝チーム計3チームと、各地区の2位以下で最も勝率の良い2チームが1試合のプレーオフを行い、
勝った方がワイルドカードチームとして、合わせて4チームで、リーグの覇者を決める。
最後に両リーグの覇者同士が対決し、MLBチャンピオンを決める。

今年はまずリーグの壁を取り払い、東地区、中地区、西地区ごとに10チームでの対戦となる。
地区ごとの交流戦、言わばインターディビジョンだが、雰囲気的にはなさそう。

そしてレギュラーシーズンは82試合に短縮、ほぼ半分だ。
各地区10チームとすると、対戦相手は9チーム。相手ごとの試合数はどうするのかは不明。

もともとMLBはNPBと違って対戦相手ごとの試合数が平等ではない。
同一地区の試合数、同一リーグ他地区との試合数、他リーグとの試合数などは決まっているようだが、
「対戦チームごとに何試合」とは決まっていないようで、同リーグ同地区はしょうがないとしても、
他地区、他リーグとの対戦において強いチームと当たるか弱いチームと当たるかでは有利不利が生じる。

NPBだと、同一リーグの対戦相手ごとの何試合ずつはもちろん、他リーグの対戦(交流戦)でも相手ごとの試合数が、
同じになるように決めている。
そもそも162試合もあるから完全に均一にはできないのだろうけど、何試合ずつと決めた方が日程も組みやすいのではないかと
思うのは、日本的感覚なんでしょうか。

ともかく、各地区ごとに82試合で同地区の対戦相手は9チームだから、9試合ずつだと1試合余る。
どこかのチームだけ10試合にするか、もともとの同一リーグ4チームと別リーグの5チームで差をつけるか。
これは整数問題になり、前述のように、相手チームごとの試合数が全くのランダムであれば、解は無限にある。
(実際には有限だが、すごくたくさんあることを強調)

各チームごとの対戦試合数が同じである保証はないが、同一リーグと別リーグでは違うものの、
リーグ内の各チームとの対戦数は同じだとすると、割と簡単に解けて、解は次の4種類しかない。
(1)同一リーグ:各3試合、別リーグ:各14試合
(2)同一リーグ:各8試合、別リーグ:各10試合
(3)同一リーグ:各13試合、別リーグ:各6試合
(4)同一リーグ:各18試合、別リーグ:各2試合
このうち(1)と(4)は極端なので、除外して、(2)だと同一リーグ計32試合、別リーグ50試合、
(3)なら、同一リーグ52試合、別リーグ30試合。
この条件なら(3)が妥当なところか。

で、プレーオフは14チームで争うらしい。
現行は、各地区優勝3チームとワイルドカードゲーム進出2チームの計5チーム。
両リーグで10チームになる。
1試合で敗退するチームもあるが、10チームは10チーム。
14チームとなるとどうなるのかよくわからない。

トーナメントは、決勝2チーム、準決勝4チーム、準々決勝8チームと、2のn乗に広がっていく。
通常のトーナメントでは14チームであれば、2回戦シード2チームと、1回戦を戦う12チームの勝者6チームで8チームになるので、
次の図のような組み合わせになる。


しかし、これではせっかくの地区優勝した3チームのうち、A、B2チームだけがシードされることになる。
割を食った3番目のチームは、地区2位以下の11チームと同じ扱いになり、あまりにも不公平だ。
それに3地区の残り27チームから地区優勝チームと同列になる11チームを選ぶ選び方も難しい。

そこで、各地区優勝のA、B、C3チームをシードした組み合わせを考えてみる。
最もそれらしいのが次の組合わせ。


これなら、残り11チームの選出にもランクがつけられる。
まず各地区2位から4位の3チームで計9チーム、残りは5位以下の勝率の高い2チーム、図ではMとNとすると合計11チーム。

最後に選ばれた2チームは、ワイルドカードゲームを戦うことにして、他は優勝チームとのベスト8に進むための選抜戦に臨む。
ここでは地区優勝チームを想定しているA、B、Cの3チームとその対戦相手の組み合わせは代えてもよく図は一例。

各シリーズが何試合マッチなのかはわからないが、仮に、ワールドシリーズ7回戦、準決勝5回戦、準々決勝以下3回戦、
ワイルドカードゲーム1試合とすれば全45試合。
各チームは最多で19試合、最少でも9試合戦うことになる。

詳細はいつ頃どのように決まるんでしょうか。

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