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デジカメの画素数と撮像素子

2013-12-13 15:44:08 | IT
毎日東京スカイツリーを撮影していますが、
コンデジ(コンパクト・デジタルカメラ)を使っています。

いつも撮影に使用しているコンデジはEXILIM EX-ZS100
有効画素数は1410万画素、1/2.3型CCD。

何の1/2.3なのかは知りませんが、撮像素子のサイズは、
6.2mm×4.6mm=28.52平方mm

ここに1400万のCCDを組み込んでいるので、1ccdあたりは
わずか100万分の2平方mm

最近割と見る1型の素子は13.2mm×8.8mm(=116.16)
同じ画素数なら1画素当たりの面積は1/2.3型の4倍。

(マイクロ)フォーサーズは17.3×13.0(=224.9)
フォーサーズは4/3の事です。

ミラーレスなんかで多いAPS-Cの規格は23.4×16.7(=390.78)
ただ、同じAPS-Cでもメーカーによって1割前後サイズが異なるらしい。

そしてフルサイズ。
35mmフィルムの1コマと同じサイズと言うことで、36×24(=864)
これで見ると、APS-Cは昔のハーフサイズに近いですね。

同じ画素数なら、フルサイズは1画素当たり実に1/2.3型の30倍の面積になる。
仮に倍の画素数(2800万画素)でも15倍だ。

CCDでもCMOSでも1画素数当たりの面積が多いほうが画質が良い。

CMOSの方がCCDより安価に製造できるようで(その他のメリットもある)
最近のデジイチ(デジタル一眼レフカメラ)はCMOS全盛だが、
それでもフルサイズとなるとベラ高い。

テレビショッピングなどを見ているとどうしても画素数の多寡に注目がいきがちだが、
素子のサイズにも注目が必要。

呼び名とサイズの大小がわかりにくいので要注意。
代表的なものは次の通り。

フルサイズ>APS-C>フォーサーズ>1型>1/1.7>1/2.3>・・・

フルサイズより大きいものもありますが、一般用途ではないし、
そういう素子のカメラを扱う人はプロだろうから、この記事は釈迦に説法。


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