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段ボールで作る、第2弾、幼児用机(その3、一旦終結)

2021-02-13 21:48:49 | DIY
トップは最初に図面にしたもので、色付け前のもの。
このままだとちょっと分かりにくいので、色を付けた次第です。

さて、前回、パーツを切り分けたところまで書いたのでその続き。

まずは差込口や切り欠きをカット。


差込口は前回は力業でやりましたが「目打ち」と「突きのみ」を使って端の切込みを入れてからカッターで切つた。
前回よりかになりきれいにできたと思う。

いよいよ組み立て。

まずは中仕切りを中板に挿し、背板に取り付けていく。




次に側板を取り付けようとしたら、背板と側板の差込口が合わない。
サイズがまったく違う。
背板のはみだし部は20cmなのに、側板の切込みが10cmしかない。


図面の線を段ボールに写すときにミスった。
こいつはいわゆる施工ミス。
これは側板の切込みを20cmに拡大して対応。

これで合うはず。
ところが、背板のはみだし部が側板の切込みに届かない。
中板が1cm背板に寄りすぎている。
施工ミスではなく、設計ミス。
段ボール2枚重ねで1cm厚になるのですが、組み合わせに紙厚を全く考慮しておらず、紙厚の分1cmずれている。
本当は中仕切りの差し込み用のはみだしを1cm深く切る必要があるのだが、大変なので側板の差込口を1cm拡大して対応。


段ボールの厚みを計算に入れていなかったのは全くの設計ミス。
パーツを作り直す気にはならず、対処療法(いわゆる現場合わせみたいなもの)で対応することにした。
しかし、この先が思いやられる。

一応本体のコの字が出来上がったので、天板をはめようとして、またも施工ミスが発覚。
天板の切り欠きを側板に作るのを忘れた。


これはまあ、切り欠きを作ればいいだけなので側板に切り欠きを作って対応。
これで嵌るはず。

しかし、何と何と中仕切りが邪魔で天板がはまらない。
これは設計ミス。
またしても段ボールの厚みを計算に入れてなかった。

上の写真をよく見ればわかるが、赤丸の右少し上。
中仕切りが背板のてっぺんまで来ている。
天板を背板の切り欠きにはめるには、切り欠きの下端の高さである必要がある。
天板は強度を増すため、段ボール3枚にしてあるので、1.5cm狂う計算だ。

これはもう中仕切りを切るしかないので、中仕切りの上部を1.5cmカットして対応。
これで、天板をはめ込むことができた。


ここでまたしても設計ミス。
段ボールの切断面が出ないようにしたつもりだったが、そもそも図面がそうなっていない。
この図面ではどうあがいても側板、背板の切断面の上に天板を置くことはできない。
体裁だけの問題ならガムテで切断面を防げばよいし、実際そうしたが、縦方向の強度が足りなくなる。

さらに中板にも設計ミス。
中央は中仕切りが強度を持ってくれるが、特に両端が強度不足でたわむ。
中板の両端にも中仕切りがいる。
余った段ボールで追加の中仕切りを入れた。
とりあえずは大丈夫そうだが、この部分の下に中板の支えがないのでやはり強度不足は否めない。
段ボールの重なりを見直し、段ボールの厚みを計算に入れた設計見直しが必要だ。

現状はプロトタイプと言うことでご勘弁を。
サイズ的にはまずまずで、前に作った椅子はちゃんと机の下に入る。


何よりも完成品を気に入ってくれて、すぐに椅子を引っ張ってきてお絵かきを始めたので良かった。


壊れる前に飽きるか。飽きる前に壊れるか。
作り直すのは大変だし、もう手持ちの段ボールはないけど、設計だけはやり直しておきたい。

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