誤配、顛末

ネットで買ったものに誤配があったのでその顛末。

９／２４
Ａｍａｚｏｎで注文。
サイズが小さい物なので郵便受けに投函されるだろうと思っていた。

９／２５
配送状況を確認すると早くも配達完了になっており、さっそく郵便受けを見に行くが入っていない。
なお、うちのマンションには宅配ボックスが設置されていて、当家宛ての品物が入れられると、居室の
インターホンに連絡が来る仕様になっている（すごく便利）ので部屋の前に置き配されることはなく、
第三者の持ち去りは考えられない。（数年前はドア前に置き配されることもあったが今はない）

当マンションは棟ごとに部屋番号が振られており（Ａ－１０１、Ｂ－１０１、Ｃ－１０１のように。番号は架空）
以前にも別棟の同じ部屋番号に誤配されたことがあったので、念のため別棟の同じ番号の部屋の郵便受けを覗く。
郵便受けが空になっている部屋もあったが、Ａｍａｚｏｎっぽい封筒がちらっと見える部屋もあったので、
誤配を強く疑う。

９／２６
誤配の疑いがあるので郵便受けを確認してくれるよう、当該の棟のお部屋にメモを入れるが反応なし。

９／２７
メモは回収されていたが、郵便受けが確認された様子がないので、再度メモを入れる。
Ａｍａｚｏｎは自社発送物の配達に関する責任を配達業者に丸投げしているので、問い合わせ先がなく、
（マーケットプレイスの場合は、問い合わせ先がある）
届かないなどのクレームは、直接配達業者に連絡するようになっている。
配達業者はわかっているので、電話を試みるが、ドライバー、事務所、サービスセンターともにつながらない。
そこで、荷物の配送確認ページ（当然配送済みになっている）から「届いていない」旨のクレームを送る。

９／２８
午後、自宅玄関ポストに荷物が入れられる。
注文した品物であり、三日遅れで到着したことになる。

暫くして配達業者のドライバーから電話があり、解決した旨を伝える。
ドライバー自身が別棟のお宅に電話を入れたがいずれも「ない」と言われたらしい。
電話の声はかなり恐縮しており、解決に安堵していた様子。

９／２９
当該お宅に、２度もメモを入れたことのお詫びと品物を投函してくれたお礼のメモを入れる。

午後、当該お宅の方が見えられ、対応が遅れたことの謝罪を受ける。
・目が悪くメモを読むのに苦労したこと
・宅配物は自宅まで来ると思い込んでおり、郵便受け迄気が回らなかったこと
・郵便はあまり来ないのでま郵便受けの確認は週１程度しかしていないこと
などを説明いただいた。
こちらからもお手間取らせたことを謝り、一件落着と相成った。

当該お宅がいわゆる高齢者世帯であることは知っていたのでそれほど焦ってはいなかったが、
急ぎの品だった場合、手段を考えないといけないなと思ったのと、三日も余分にかかったら、
Ａｍａｚｏｎプライム意味ねえな、と思ったぐらい。

いずれにしても誤配は配達業者の責任であり、誤配されたお宅に責任はない。
しかし、業者も可哀想な面はある。それは前述のように同じ部屋番号が複数あるからだ。

我が家にも別棟の同じ部屋番号の方の宅配便が届くことはままある。
部屋までくれば、その場で違うよと指摘できるのだが、郵便受けに入れられるとどうしようもない。

尚、ごくたまに間違った部屋番号を指定して宅配ボックスに入れられることがあるが、我々には
その部屋の方に宅配ボックスを開けていただくしか開ける手がない。

マンションの説明会の時、何故同じ部屋番号にしたのか聞いた人がいたが、
区が棟ごとに番地を変えて住居表示を決めたからだという答えだったと記憶する。