大相撲五月場所、１１日目、照ノ富士、まさかの反則負け

１１日目。


照ノ富士は妙義龍を左手一本で振り回し、頭を押さえて土俵に転がした。
勝ち名乗りを受けようとしたとき物言いがつき、髷を掴んで投げたとの判定で反則負け。
初黒星となった。

先に貴景勝が高安を破って２敗を守ったため、１差となった。
その貴景勝。
高安との突っ張り合いに高安が引いてしまい、かつその引きが空振りになったため、体が回ってしまい。
貴景勝に押し出された。（決まり手は送り出し）

朝乃山対隆の勝は、のど輪で攻める隆の勝をのけぞりながら左上手を取ってひきつけながら、
右からのすくい投げ。体制不十分なまま攻めていた隆の勝はもろくも優れ去った。

阿武咲の立ち合いからのツッパリは正代に効かず押し込まれ、思わず引いて自滅。
正代は６勝５敗で残り４日間にカド番脱出を賭ける。

そのほかでは、遠藤に対し千代大龍が無駄なはたきを何度も繰り返し、遠藤を呼び込んでしまい自滅。
遠藤は９勝２敗。
３敗は隠岐の海と逸ノ城。

十両では、炎鵬は勝って４勝７敗と踏ん張った。
また、宇良が負けて３敗となり、千代の皇が２敗で先頭に立った。
３敗は宇良のほかに東白龍、錦富士、水戸龍、武将山。

明日１２日目の大関。
角番で６勝５敗と後がない正代と、４勝７敗と関脇陥落の危機の隆の勝。

貴景勝は２１０ｋｇの逸ノ城。
朝乃山は高安。
照ノ富士は阿武咲。