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今朝の東京スカイツリー、2018/2/1

2018-02-01 15:25:37 | 東京スカイツリー
昨日の皆既月食はご覧になりましたでしょうか。

今日から2月。
そのスタートは寒々しい曇り空。

今朝の撮影時刻は7:35頃。

8時の気温は2.5度、湿度60%、北の風2.5m/s。
PM2.5は19μg/立米、SPMは16μg/立米でした。

さて、2月と言えば、他の月は30日か31日なのに2月だけが28日または29日。

一説には、元々は奇数月が31日、偶数月が30日と、交互に来ていた日数を
8月の名前の由来となったアウグストゥスが、改暦の時に8月を30日から
31日にするため、2月から1日取ったなどと言われています。

元々、古い暦は一年は3月から始まっていたので、年末月の2月で日数調整したと言われます。

暦が農耕に関連して始まったことはかなり有力で、春分前後を1年の始まりとするのは
理にかなっています。

1月を30日とし1年を10カ月+余り(休み)とした暦もあったと言われ、
年の始まりの意識はあったが、農耕の終わりが年の実質的な終わりで、
次の年の始まりまでは休み(暦無し)だったとする暦があったらしいとも聞きます。

ただ、それでは農耕以外には使えない暦で、いつ年が始まるのかもはっきりしないので、
連続して循環する暦が必要になったと思われます。

そもそも、「月」は天体の月の満ち欠けを基準に考え出されたとする説は分かりやすく、
月の公転周期は29.5日なので、毎月を30日と29日が交互に繰り返すとすれば
月の満ち欠けと「月」の循環が一致します。

しかし、それでは1年12カ月が29.5×12=354日となって実際の1年と11日もずれるので、
各月に1日ずつ足し、30.5×12=366日とした。
今度は逆に1日多すぎるので、調整のため、年末である2月は29日のままとした

さらに、アウグストゥスがそれまで30日だった8月を31日にしたのは、自身の手による改暦の際、
ユリウス・カエサルの7月が31日なので、それより少ないのを嫌ったからとされ、
年間日数調整のため、年末の2月から1日引いたため28日になったとする説があります。

しかし、いずれも真偽はあやしく、8月が31日になったのはシーザー(カエサル)以前の話であり、
そもそも、JULY(7月)はユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)のことではなく、
神のユピテルのことであり、AUGUST(8月)も、アウグストゥスが語源ではあるものの
皇帝オクタビアヌス・アウグストゥスではなく、神であるアウグストゥスだとの説もあるようです。

この説によれば、月の名前は1月から8月までが8神に由来し、9月以降は3月を1として
数字を当てはめたことになるようです。
確かに9月がSEPT(7)、10月はOCT(8)など、月名と意味は2つずれています。

でもそれではなぜ12月(DEC=10)の後に1月(ヤヌアリウス)2月(フェブラリウス)と
神の名前に戻るのかは明確ではありません。

いずれにしても暦の成立や変遷は多様であり、現在のグレゴリオ暦になるまでには紆余曲折があるわけで、
現在でも異なる暦を使う国もあったりしますし、チャチャッと説明できるほど単純ではないようです。
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