峰猫屋敷

覚え書と自己満足の場所

3. 【入店のタイミングについての考察 ②】

2009年04月03日 09時00分00秒 | 自作品
では次に、回転寿司の入店のタイミングについて。
全て一皿100円。なのに種類が多い店。人気あるのであります。

昼時夕食時などはいつも混んでいて、入り口で名前書いて待つことしばし。
今度は空いてるときに行ってやる、と誓って、
次はお昼前に行ったとしましょう。
これは良いのです。
店側は、まだ客が少ないことを見込んで、座らせる場所を限定する。
寿司はいたずらに長い距離を旅することなく、
客のいる場所だけを、効率的にくるりくるりと回るわけであります。

ところが、お昼と夕方の中間くらいに入るのはいけません。
昼からの客がぽつりぽつりと抜ける頃。
店内にまばらに客が残るわけです。
店としても、食事中の客に
「席を移動してください」 というわけにもいきません。
はるばるコンベア全てを旅する寿司たちは、疲れ切った顔をしながら、
さらに長く回りつづけます。

当然職人さんも、寿司を作るのを見合わせる。
種類も品数も少なくなっていくのであります。
少ない寿司が、間をあけて広い店内を行進する。
まさに 「八甲田山死の彷徨」 の悲劇を彷彿とさせる光景なのであります。

今、そんなの注文すりゃいいじゃん、と言った人。
誰ですか。
資料5枚目の、 「回転寿司の意義と喜び」 を読んでもらって、
レポートを提出してもらいますよ!

ああ! もう!
資料はマスモトさんちじゃん!!



つづく