シルクスクリーン研究科では
色彩・加飾・インク・紙と
毎回、様々な研究をおこなってきました。
本日は前期最終日です。
しかし
お休み期間を挟む気配は感じられず
受講生の皆さんは制作意欲に満ち溢れ
大量の版作りをされています。
この数週間、
ひとり平均6~7枚
新たな版を作成するという状況です!
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秋からは、いよいよ
これまでの研究を活かし
作品制作に専念する予定です。
そこで、夏休みの前に
個々に研究成果を発表し
皆でアドバイスしあう場を持ちました。
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以下、研究成果の紹介です。
展覧会出品の予定があり
表現しようとすることは決まっています。
今後は版の作り方や色の使い方など
自分のスタイルを確立する段階です。
具体的な目標に向かって
制作に専念して頂きたいと思います。
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過去に撮影した写真をシルクスクリーンプリントへ
変換することに取り組まれています。
表現メディアを変換する時に生まれるタイムラグを
コンセプトとして作品を成立させたいとの事。
この取り組みは
徳永写真美術研究所としても研究したいテーマです。
今後の進展が楽しみです!
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シルクスクリーン技法に対する情熱を強く持つ作者。
それ故、インクジェットプリントでも
可能な表現でおさまる事のないよう
試行錯誤中です。
様々なプランを持ちながらも
まだ本格的な刷り作業まで進んでいません。
講座メンバー内で
ご本人へのアドバイスに盛り上がりました。
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シルクスクリーン研究科では
作品として成立させるまでを目標としています。
秋以降の取り組みにご期待ください。
-追記-
この講座は長い夏休みを設けています。
しかし
休み中も集まって制作したいとの声に応え
“シルク同好会”として
定期的に個人制作を進める会を発足することにしました。
TIPAとしてもこの精力的な動きをうれしく思っています。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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