本講座は毎回が実験です。
グループワークを通して
写真表現について考え
研究することを主旨としています。
受講生の皆さんには
表現活動の下地となる
様々な体験を
積んでいただきたいと願っております。
進行役の私(徳永好恵)も
講座の中での気付きを楽しみにしています。
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講座初日は
写真機発明までの過程を知る事から。
画家が下図を描く際に使用したカメラオブスクラを作りました。
徳永写真美術研究所には
カメラオブスクラの簡易キットがあるので
短時間で作ることができます。
今回の目的は
像を結ぶ現象を観察すること。
当日は柔らかな陽射のため
スクリーンに写る像が見やすい状態でした。
研究所に隣接する公園では
常にたくさんの子供たちが遊んでいるため
毎回、何人かは
私たちの活動に興味を示します。
一通りの観察が終った後で
写る像を動画として撮影した方がおられました。
そこには
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自転車を走らせる子供の姿が
上下左右逆転して記録できていました。
この不確かな実像の動画は
なかなか魅力的なものでした。
これは・・・何かに展開できるかも知れません。
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記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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