田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

夏の大掃除1

2009-09-14 20:53:00 | 飯田線の旅
 今年も夏の田切大掃除が9月第1週の土日で行われた。例年この行事が終わると、やっと気候も秋めいて「夏の終わり」を実感するのだが、今年は夏が終わるのが早かったようで、既に秋の気配がそこここに感じられるのだった。

 さて、今回は運良く中央線回りの臨時夜行列車、ムーンライト信州が運行されていたので、それに乗ってひとまず信州の山奥の方に行く計画なのだ。ML信州は新宿発。そこで金曜の夜遅く新宿駅のホームで待ち合わせをする。同行は宇宙局長とあ~る君、それに副部長息子の3人で、併せて4人旅である。
 一足早くホームに到着していた局長とあ~る君と無事合流して、車両の到着を待つ。深夜とはいえ既に夏の蒸し暑さはない。さすが中央本線の夜行は白馬方面への登山列車であり、ホーム上は大きな荷物を背負った登山姿の乗客が大半だ。
 いつもの旧式の特急車両だと思っていたが、入線してきたがはこれ。なんとあずさではないか!いやぁ、なんか得した気分だ。少し早めの入線だったが、車内はゴミだらけだった。そこで車内清掃が入り、ドアが開いたのは発車の直前だった。しかし、ホームに出ればゴミ箱もあるというのに、何で車内に缶や弁当の包みなどをそのまま残していくのだろうか??わずかに数十メートルばかり運べばすむのだ。自分のゴミの責任も取れないとは、観光列車の乗客はマナーが悪い。


 ホーム表示板。ML信州91号は23時59分発で、最初の停車駅は立川。あと1分遅く発車すれば、始発駅から青春18切符が使えるというのに。この1分のフライングは明らかに青春18切符の利用者に対する嫌がらせだ。新宿~立川の乗車料金という小銭をそこまでして稼ぎたいのか?これでもまだ、東海道線のMLながらに比べればだいぶましだが、その程度のサービスをケチるようでは株式会社として失格である。


 車内清掃が終わるのをホームでじっと待つ。大きなザックの登山者に比べると、ホテル1泊の僕らの荷物はとても小さい。


 流石に特急グレードの車両だけあって、シートは快適だ。サスが良いので揺れも小さい。しかし昼間の特急車両だから、シートの背の倒れ具合はそこそこで、たとえば夜行高速バスの様に130度くらい倒れたりはしない。従ってさほど快適な睡眠姿勢にはならない。でも、座席の夜行列車なのだからそれに文句を言うのはお門違いだ。また、夜行列車なのに、減灯しないで最後まで車内は煌煌と蛍光灯が付いたままだった。車内の保安のためでもあるのだろう。
 一夜明けて白馬に着いた。まだ夏の終わりだからこの時間でも十分に明るい。でも、昨夜の新宿よりだいぶ涼しい。


 さて、この後どうしようかな??