田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

2020冬の田切駅大掃除の旅 04

2020-01-11 21:32:00 | 飯田線の旅
 今宵の宿は平岡駅併設の温泉施設「龍泉閣」を予約している。
青春18きっぷだから終電まで乗るのだ!と無理をしないでさっさとチェックインしてしまうのだ。


 僕らが乗ってきた列車。平岡で降りた時はさすがに辺りは真っ暗になった。


 こちらは龍泉閣のフロントで、撮影した時はたまたま誰もいなかったが、宿の受付なのでちゃんと人はいます。ここでチェックインして部屋に入り旅の荷を解く。
 夕食は豪華な懐石コースではなく、ビジネスプランの定食をセレクトしている。安くあげた分でビールを飲むのだ。
 夕食後は温泉に入って・・少し飲んだ後だけど、まあ、大目に見てください・・寝る。今日1日はとにかく始発から乗り続けていたので爆睡だ。


4日(土)朝

 夜が明けた。朝起きてまず朝湯に入り、朝食前に駅前に出て写真を撮る。夕食会場は建物4階の温泉フロアにある宴会場だったが、朝食は1階の食堂になる。写真中央の階段が建物の2階部分にある平岡駅の入口。


 朝7時の駅前。看板の奥に停まっているのが温泉運搬用のタンク車。そう、ここの温泉は建物付近に泉源がある訳ではなく、少し離れた「お清めの湯」からこうして車で運んできているのだ。
 かつて、駅が建て替わる前は温泉や食堂やもちろん宿泊施設などなく、ただ平屋の駅舎があるだけだった。その時分に「お清めの湯」が立ち寄り温泉施設としてオープンした。飯田線沿線でもかなり早い時期に出来た立ち寄り温泉で、駅から町営バスで入りに行ったものだった。それがこうして駅直で温泉に入れるようになったのだからありがたい。


 これが朝ごはん。「おひつ」には大量のご飯が入っていた。もちろん出されたものは全部食べるのが僕の主義だから、ぜ~んぶ食べるのだ。お腹一杯幸せいっぱいだ。


 駅のある2階のフロアには観光展示とかがある。これはNゲージのレイアウト。飯田線のこのあたりの風景とは全く連携のないレイアウトだが、大々的に破壊されていたのでびっくりした。何があったのだろうかと思ったが・・


 リニューアル工事中なのだそうだ。それならまあいいか。


 こんな古い写真パネルも展示されているが、前に来た時と変わってないな。


 まだシャッターの閉まっている売店のフロアに何やら大きな袋がドスンと置いてあった。写真が見にくくてすいません。これは何かと言うと「栃の実」30キロの袋詰め。どうやら宅配便で届いたようだ。これを加工して栃餅などを作るのだ。


 朝早くてまだ売店が開いていなかったが、宿のフロントでお願いしたら、出来立てのこれを持ってきてくれた。これは何かと言うと、平岡名物「玄米パン」だ。かつては町中にあった「鎌倉製パン」で作っていたが、どうやら廃業したようで、現在はこの建物内にある加工場で作っている。玄米が原料の蒸しパンで、もっちりを越えたずっしりした食感が特徴だ。腹持ちいいですよ。


 温泉にゆっくり2回入り、おいしい夕食と朝食を堪能していい時間を過ごした。 
チェックアウトして飯田線に戻る。列車が入線してきた。とりあえず田切と反対方向の列車で一駅戻る。