かつて我が国には「観光たばこ」と呼ばれるものがあった。1993年迄は確かにあった(らしい)。僕の父親は物凄いヘビースモーカーでハイライトなどをばかすか吸っていたが、少なくとも僕の記憶にはこの「観光たばこ」のパッケージタバコの記憶はない。
そんな観光たばこのパッケージを一堂に集めた展覧会が行われるというので見に行ってきました。場所は埼玉県毛呂山町にある城西大学にある水田美術館。大学内にある施設で、美術館と名乗っていますが小さ目の展示室が2室あるだけのチビ美術館で、入館・見学は無料です。
展示の正式名は「パッケージ小噺 壱ノ巻 観光たばこにみる懐かしの日本」と少々長い。タバコの紙パッケージがテーマごとにパネルに展開されていました。なかなかの物量でした。壱ノ巻とあるからには弐ノ巻もあるという事でしょうか。
各都道府県の観光たばこを北から順に紹介します。因みに展示物の写真撮影およびSNSなどでの紹介が許可されていました。
ただ並べましたが、これで半分ですね。各県の観光名所などがデザインされています。確かたばこは売った自治体に税金が入るシステムだから、「タバコは町内で買いましょう」なんてスローガンが店頭に貼ってあったような記憶があります。
後半に続く。