キャンプでの食事は重要な要素です。特に僕らは飲酒もするので、一度キャンプ場入りすると追加の買い出しは出来ないから、きっちり献立計画を立てて抜かりなく準備する必要があります。
今回は2泊3日のキャンプで、キャンプ場での滞在可能時間を考えると、1日目の夜、2日目の朝・昼・夜、3日目の朝の計5食になります。
そこで立てた献立計画は、
12日 昼 現地のレストラン「樹の実Ⅱ」でランチ
夜 1.関西風すき焼き
13日 朝 2.パン&ソーセージ
昼 3.カレーライス
夜 4.海鮮BBQ
14日 朝 5.ホットサンド
昼 経路上の立ち寄り温泉で入浴&ランチ
です。通常キャンプでの食事係は全て僕が担うのですが、今回1.2.の2食は別の参加者に任せました。メニューも任せたました。なぜなら料理を気にしないで気ままに酒が飲みたかったからです。
大町にあるレストラン「樹の実Ⅱ」です。ⅡとあるからにはⅠもあると思われますが、確認されていません。ここの駐車場に12時に集合してキャンプ場入りする前に昼食をとります。地元の人たちに人気がある店でランチタイムは満員になります。ラーメンと何か一品がセットになったランチセットが、量も味も値段もなかなかイケてます。
キャンプ場入りして最初の食事は「関西風すき焼き」との事で、出来上がったのがこれです。料理を任せた以上は口出しは一切しません。キャンプ場の様な調理環境が貧弱な場所で、温かい食事が出来るだけで幸せです。食べ物に何かと一言意見を言う(だいたいは悪い意見ですね)人もいますが、「だったら自分でやって見ろよ」ですね。因みに関西風と関東風の違いは僕には良く分かりませんでした。
一夜明けて2日目の朝は、ソーセージをフライパンで焼いて、ロールパンとあわせて食べました。写真がない。昨日の酒が少し残っているので、軽めの食事がありがたいです。
昼食からは僕が調理担当、メインはチキンカレーです。チキンは前日から玉ねぎとリンゴのすりおろしに浸けて軟らかくなるように下準備してあります。燻製バターもたっぷり入れて、バターチキンカレー風に仕上がっています。ライスは、飯盒でジャスミンライスを炊くのがベストですが、今回はパックライスをボイルして済ませました。カレーなべの左にあるボールにはポテトサラダが入っています。粉末マッシュポテトで作りました。7人前の調理なので、きちんと作り込む部分と手を抜く部分を適度に組み合わせて、手際よく食事の準備をします。カレーはキャンプでの定番料理ですが、人数が多いうえに子供が混じっている時には甘口で作ります。カレーを辛くする素が売られているのでそれを用意して、カレーは辛くないとダメな人は自分の好みに辛くして食べます。
昼食が終わったら、夕食までの時間は思い思いの時間をすごします。今回のキャンプには知り合いが遊びに来てくれました。写真中央の日本酒2本は差し入れです。うれしいですね。
さて2日目の夕食です。夕食と言っても酒盛りの席での食事ですから、食卓上の食べ物が切れないように、逐次調理を進めます。写真はエビとソーセージを焼いているところ。他にイカ、ベビーホタテなどを焼き、合間に昼のカレーで残った(残しておいた)ライスを炒めて、チャーハンもどきを作りました。
3日目の朝、キャンプ場での最後の食事はホットサンドです。食パンに具材を挟んでホットサンドメーカーで焼き上げたら出来上がりです。ホットサンドメーカー3台をフル回転で調理します。写真はそのうちのリンちゃんホットサンドメーカーでの焼け具合です。具材は豚肉を甘口のたれで焼き上げたものとチェダーチーズでした。ホットサンドに挟む具材は、火が通らなくても食べられるポテトサラダとか焼そばとかか、既に火を通したもの、今回の焼肉などにしないとえらい事になります。どうせ焼くから大丈夫などと軽く考えて、火が通っていないソーセージとかハンバーグとか挟むと、外側のパンだけ焦げて、中身が生!で食べられません。
写真はないですが、この他にはドイツパンを薄くスライスして、クリームチーズとリンゴンジャム(リンゴジャムではないです)を乗せた物とか、飯盒プリンも作りました。炊事棟があって、調理や片付けができるキャンプなので、少々料理には凝ってみました。当然酒も進み、ずらっと並んでいた一升瓶は全て滅びました。
キャンプ場を引き払って、最後の食事は立ち寄り温泉「坂北荘」で温泉に入ってから、付帯する食堂で食べました。これは僕が食べた「特製ソースカツ丼」です。
ソロキャンプで一人分の食事だけ作ればいい状態なら、もっと凝ったものを作るかもしれませんが、今回は男7人のキャンプですから、男7人が食べる量の食事を一度に作る制約があります。それを考慮して献立を考え、調理の下準備をして、片付けをして次の食事に備える。これもまたキャンプの楽しみでした。
もう少し続く。