東北本線,東海道本線沿線 全線全駅歩き旅のブログ

旧東北本線と田沢湖線,花輪線,釜石線,八戸線,山田線、北上線、東海道本線、奈良線、大船渡線沿線歩き旅の記録。

JR奈良線沿線歩き旅 (4) 上狛駅 ー> 棚倉駅

2023年06月24日 | JR奈良線沿線歩き旅
JR奈良線沿線歩き旅 (4) 上狛駅 ー> 棚倉駅 2.8JR営業キロ
2023年5月25日(木)

上狛駅から古い街並みを見ながら歩いていく。





この酒店の看板がなかなかに美しい。



この住宅の前の格子はなんのためのものだろう。



竹で作られたものは犬矢来(いぬやらい)というそうだ。
いまでは無くなってしまったが岩手県盛岡市の民家にも同じようなものがあったっけなあ。


ここでも小学生は一列になって黙々と登校している。







安全のためにはこのほうがよいのだろうけどちょっと子供らしくない気がするな。



わたしが小学生の時は田舎町だから集団登校なんでなかった。
友達と遊びながらの登下校で騒いでばかりいたものだ。
もっともあの頃は自動車はほとんど走っていなかったからなあ。

登校する子供たちを見てピンク・フロイドの有名なロック音楽「ザ・ウォール」のプロモーションビデオを思い出してしまった。

学校の正面には銅像があった。
制帽を被った小学生の男の子・・・昭和30年代までは見られたような気がするが、、

台座にある「学び子」という言葉がいかにも古い感じだな。





趣のある民家を見ながら進んでいくと、





椿井大塚山古墳の案内があった。



これはぜひ見なくては、



車がやっと通れるかというような狭い道を行きJR奈良線の下をくぐって行く。







はて古墳はどこだろう?





ここが椿井大塚山古墳なのか? たしかに丸く盛り上がっている部分はあるが、、、





まわりはうっそうとした竹林で案内表示がなければどこが古墳かわからないほどだ。



古墳の上まで行くと途中に「竹取の翁」の姿があった。







おお! かぐや姫の世界。



どうやらこの方は古墳の整備をしているのだろう。
こうして伐採しないと古墳が完全に埋もれてしまうのだ。

プレートを読むと鉄道の建設の際に偶然発見されたと書いてある。



うーん、やはりほっておくと自然の中に埋もれてしまうんだな。


全長170メートルというから規模の大きな古墳だったのだ。

この古墳もやや小高い所にある。



死後も被葬者が支配地を見守るということだろうか。




古墳を後にして狭い道を歩いていくとタクシーと鉢合わせ。



道が狭すぎて避けるところがない、民家の玄関先へと移動してやり過ごす。



この道は山背古道というのだ。
山背と書いて「やましろ」と読ませところはいかにも古風。



木津川市のホームページで見ると京都から奈良へと続く道で25Kmの散策道とのことだ。
たしかにこの狭い道では流通メインの街道にはならないだろうな。

奈良街道・大和街道という道が京都と奈良を結ぶメインの道路だという。




棚倉駅に到着。










この駅にも十二支の石像があった。





日本中どこにでもある昔ながらの駅舎だ。





駅前には湧出宮という神社があるけど駅前に商店があるわけでもなくじつに静かだ。









コメント
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