JR奈良線沿線歩き旅 奈良観光編(5) 明日香古墳群 その1
2023年5月24日(水)
今日も良い天気だ、予報では快晴、最高気温も22度ほど。
わたしにとって今回の旅のメインの観光は古墳を見ることである。
そのなかでも明日香村周辺にある古墳群は魅力的だ。
有名な高松塚古墳、キトラ古墳、最近話題の牽牛子塚古墳など見どころが多い。
JRで畝傍駅まで行く。
この駅名もまず読めないな「うね」はよいとして「傍」を「び」と読むのはむつかしい。
漢字変換でも一発では出てこない。
畝傍駅は無人駅だったがなかなか趣のある駅舎だった。
プラットホームへの階段の手すりが木製というのはいまでは貴重だと思う。
ベニヤ板で閉じられてしまった窓口に哀愁を感じるなあ。
待合室には売店だったと思われるところもある。
それにしても読めない駅名が多いのに驚く。
JR和歌山線の 掖上駅(わきがみえき) 中飯降駅(なかいぶりえき) 布施屋駅(ほしやえき)など難しい駅名が多い。
往路のきっぷはここで使い切った。
途中下車もしたので無駄がなかったな。
畝傍駅から近鉄橿原線の八木西口駅へと移動する。
途中に以前は六十八銀行だったビルがあった。
趣があっていい建物だな。
ここはいまはレストランとして営業しているそうだ。
このように活用されると地域の活性化にもなるね。
電車には屋根に登るための梯子がついていた(笑)
連結部に人が入らないようにとバリアしているのだが、どうしてもハシゴに見えてしまう。
終点の、といっても2駅目だけど、、橿原神宮前駅で下車する。
駅前にあるレンタル店で自転車を借りて回るのだ。
明日香の古墳について事前にネットで調べたらかなり坂が多いらしい。
ということで電動アシスト自転車を借りることにした。
割引クーポンを使って1300円だった。
運転免許証を持ってきているのでバイクをレンタルすればよかったと気づいたのはしばらく走ってからのことだ。
電動アシストだから平地はすいすいと進む、だが坂道ではかなり漕がなければならなかった。
たしかにアシスト機能が無いよりはラクだが、やはり坂道はしんどいのだ。
一日中坂道を上り下りしたら午後にはへとへとになってしまった。
観光客の多い町だから道案内はしっかりとされている、道に迷う心配はない。
観光客には便利な「かめバス」というのもある。
「亀」というからにはすごく遅いのではないだろうか(笑)
飛鳥川のほとりには「聖徳太子誕生の地」の碑。
その道向かいには産直施設「あすか夢の楽市」があった。
特産のイチゴを買おうかなと思ったが1人で食べるには多いし、ディパックへ入れておいたら潰れるだろうし。
飛鳥寺の方を目指して進んでいく。
とても絵になるお屋敷があって、写真を撮っていると小学生の一団がやってきた。
オリエンティーリングなのだろうか、地図を見ながら「あっちかな、たぶんあっちだ」とか言っている。
ほどなく飛鳥寺へと到着。
大型バスからは中学生の一団が降りてきて急ににぎやかになる。
今度は小学生がバスでやってきた。
まわりは畑でのどかな風景が広がる。
すぐ近くには古い町並みがあり散策するには楽しいところだ。
奈良県は外国人観光客に人気の地だがここまで来る外国人は少ないだろうと思う。
石舞台古墳へと向かう。
このあたりは坂道で電動アシストとはいえ結構きつい。
途中、徒歩で古墳巡りをしている方らしき人を数人見かけた。
ここでは共通券を購入。
ちょうど草刈り作業をしているところでビーン、バリバリという音が雰囲気を壊しているが我慢しなければ。
青空に石舞台古墳が映える。
あの大きな岩をいったいどこから? どうやって?
古代の人たちの岩にかける情念はすごいものがあるな。
坂の多い場所だけにコロで運ぶというのも無理だろうし・・
完成まで何年かかったのだろうか。大王様とかが亡くなってから造り始めたら完成までに遺体が骨になってしまうだろうし。
古代エジプトでは王の即位と同時にピラミッドを造り始めたという説があるけど、同じようにしたのかなあ。
やっと王に即位出来たんだけど、まずは自分の墓を造らなきゃ・・・なんてちょっと悲しいような気がする。
石室に入ってみる。
ちゃんと排水溝を作ってあるところはエライな。
いまではがらんどうになってしまった石室はどのような装飾がされていたんだろうか。
絵とかは全く残っていないが、当時の人は何かしらの絵を描いたのではないかと思う。
石室内部の岩の上にはたくさんの小銭、1円だったり10円硬貨だったり。
なにかのおまじないなのか、願いを込めたものなのか。
まわりは農地でいちご狩りの案内もあった。
風景はわたしの住む岩手の農村とまったく同じように見える。
これが日本の原風景というものなんだな。
2023年5月24日(水)
今日も良い天気だ、予報では快晴、最高気温も22度ほど。
わたしにとって今回の旅のメインの観光は古墳を見ることである。
そのなかでも明日香村周辺にある古墳群は魅力的だ。
有名な高松塚古墳、キトラ古墳、最近話題の牽牛子塚古墳など見どころが多い。
JRで畝傍駅まで行く。
この駅名もまず読めないな「うね」はよいとして「傍」を「び」と読むのはむつかしい。
漢字変換でも一発では出てこない。
畝傍駅は無人駅だったがなかなか趣のある駅舎だった。
プラットホームへの階段の手すりが木製というのはいまでは貴重だと思う。
ベニヤ板で閉じられてしまった窓口に哀愁を感じるなあ。
待合室には売店だったと思われるところもある。
それにしても読めない駅名が多いのに驚く。
JR和歌山線の 掖上駅(わきがみえき) 中飯降駅(なかいぶりえき) 布施屋駅(ほしやえき)など難しい駅名が多い。
往路のきっぷはここで使い切った。
途中下車もしたので無駄がなかったな。
畝傍駅から近鉄橿原線の八木西口駅へと移動する。
途中に以前は六十八銀行だったビルがあった。
趣があっていい建物だな。
ここはいまはレストランとして営業しているそうだ。
このように活用されると地域の活性化にもなるね。
電車には屋根に登るための梯子がついていた(笑)
連結部に人が入らないようにとバリアしているのだが、どうしてもハシゴに見えてしまう。
終点の、といっても2駅目だけど、、橿原神宮前駅で下車する。
駅前にあるレンタル店で自転車を借りて回るのだ。
明日香の古墳について事前にネットで調べたらかなり坂が多いらしい。
ということで電動アシスト自転車を借りることにした。
割引クーポンを使って1300円だった。
運転免許証を持ってきているのでバイクをレンタルすればよかったと気づいたのはしばらく走ってからのことだ。
電動アシストだから平地はすいすいと進む、だが坂道ではかなり漕がなければならなかった。
たしかにアシスト機能が無いよりはラクだが、やはり坂道はしんどいのだ。
一日中坂道を上り下りしたら午後にはへとへとになってしまった。
観光客の多い町だから道案内はしっかりとされている、道に迷う心配はない。
観光客には便利な「かめバス」というのもある。
「亀」というからにはすごく遅いのではないだろうか(笑)
飛鳥川のほとりには「聖徳太子誕生の地」の碑。
その道向かいには産直施設「あすか夢の楽市」があった。
特産のイチゴを買おうかなと思ったが1人で食べるには多いし、ディパックへ入れておいたら潰れるだろうし。
飛鳥寺の方を目指して進んでいく。
とても絵になるお屋敷があって、写真を撮っていると小学生の一団がやってきた。
オリエンティーリングなのだろうか、地図を見ながら「あっちかな、たぶんあっちだ」とか言っている。
ほどなく飛鳥寺へと到着。
大型バスからは中学生の一団が降りてきて急ににぎやかになる。
今度は小学生がバスでやってきた。
まわりは畑でのどかな風景が広がる。
すぐ近くには古い町並みがあり散策するには楽しいところだ。
奈良県は外国人観光客に人気の地だがここまで来る外国人は少ないだろうと思う。
石舞台古墳へと向かう。
このあたりは坂道で電動アシストとはいえ結構きつい。
途中、徒歩で古墳巡りをしている方らしき人を数人見かけた。
ここでは共通券を購入。
ちょうど草刈り作業をしているところでビーン、バリバリという音が雰囲気を壊しているが我慢しなければ。
青空に石舞台古墳が映える。
あの大きな岩をいったいどこから? どうやって?
古代の人たちの岩にかける情念はすごいものがあるな。
坂の多い場所だけにコロで運ぶというのも無理だろうし・・
完成まで何年かかったのだろうか。大王様とかが亡くなってから造り始めたら完成までに遺体が骨になってしまうだろうし。
古代エジプトでは王の即位と同時にピラミッドを造り始めたという説があるけど、同じようにしたのかなあ。
やっと王に即位出来たんだけど、まずは自分の墓を造らなきゃ・・・なんてちょっと悲しいような気がする。
石室に入ってみる。
ちゃんと排水溝を作ってあるところはエライな。
いまではがらんどうになってしまった石室はどのような装飾がされていたんだろうか。
絵とかは全く残っていないが、当時の人は何かしらの絵を描いたのではないかと思う。
石室内部の岩の上にはたくさんの小銭、1円だったり10円硬貨だったり。
なにかのおまじないなのか、願いを込めたものなのか。
まわりは農地でいちご狩りの案内もあった。
風景はわたしの住む岩手の農村とまったく同じように見える。
これが日本の原風景というものなんだな。